「わざとぶつかる人」や「ぶつかりおじさん」などSNSで時々話題になりますが、
わざとぶつかってきたあいつに仕返ししたい…
「仕返ししたい」「復讐したい」という気持ちは
「また同じ目に遭いたい」と言っているのと一緒
ということはご存知でしょうか。
しかも、言ってるだけで済むならまだしも
みずから嫌な出来事を引き寄せている
=もっと酷い目に遭う確率が上がっていく
これが実際あなたに起こり得ることだったりします。
ただし、あなたが仕返しについて考えて
「少し気持ちが楽になっていた」のなら、
これは良い傾向だったりもします。
なぜなら、仕返ししたいという強い気持ちは
「引き寄せの法則」の影響を大きく受けるからです。
よくわからない方に向けて、もう少し詳しくお伝えしていきます。
引き寄せの法則=「類は友を呼ぶ」似てないのになぜ?
「引き寄せの法則」という言葉を、目にしたり耳にしたことのある方もいることでしょう。
宇宙だのスピリチュアルだの、ちょっと気持ち悪い世界に見える方もいると思いますので、わかりやすい例を挙げながらお話していきますね。
引き寄せの法則を一言でいうと
「それ自身に似たものを引き寄せる」ということ。
「類は友を呼ぶ」ということわざがありますよね。それのことです。
容姿や趣味はまったく違うけれど親友・夫婦っているじゃない。
なんて疑問を持つ方もいると思いますが、
似たものとして引き寄せられるのは「外見や表面的なもの」のことではなく、
内面のもっと深く
思考や感情(深層心理)の部分です。
スピリチュアル的な言い方をするなら「波動」という表現になります。
「思考は現実化する」と理解している方もいるかもしれませんね。
これが、引き寄せの法則の基本です。
いじめや愚痴陰口が好きな人の周りには「同じような人」がいるものです。
波長が合わず陰湿な輪から抜け出し「人間関係がガラリと変わった経験」を持っている人なら、引き寄せの法則を理解するのは容易かったりします。
仕事や金銭面、人間関係など、あなたの日々の暮らしや身に起きる出来事はすべて引き寄せの法則が絡んでいます。
あなたが引き寄せの法則を信じようと信じまいと、すべてにおいて引き寄せの法則は影響し「あなたの世界(現実)」を作っています。
こういうこと言うから引き寄せの法則って気持ち悪がられてしまうのですが、大事なところなので省けないのです。
知りたい人だけ読み進めてください。
引き寄せの法則 ぶつかるおじさんとぶつかられる人の関係は「弱い者同士」
では、ぶつかるおじさんとぶつかられる人の間には、どんな関係が成り立っているのでしょう。
「自分よりも弱いとみなした人をターゲットにする。そういう意味でも、男性の方が比較的に体格的に有利なこともあって、女性は、弱いとみなされがちなのだと思います」
ぶつかってくる人のわかりやすいポジション例としては、職場などで周囲から蔑まされていたり、我慢ならない状況が続いていたり、思うような成果を残せないなど鬱憤を溜めている人。
内面に問題を抱えている人が「自分より弱そうに見える人」を狙ってぶつかってくるのです。
弱い人を狙う人もまた「弱い人」だったりする。
これはわかりやすいし受け入れやすい概念かと思います。
では、ぶつかられる人は、なぜぶつかられるのでしょう。
ぶつかられる人の背景や内面はニュース記事には出てきません。
引き寄せの法則からすれば、「狙われる人」も
ぶつかってくる人と似たような内面や背景を持っているのだろうと考えられます。
何か悪さをする(他人に危害を加える)ような人ではなくても、
どこかに弱さや脆さを抱えている人なのです。
この辺は「いじめ」の話と同様に、
非常に受け入れ難い話に聞こえる方もいることでしょう。
ぶつかってくる人とぶつかられる人の関係は
「弱い者同士」がすれ違い引かれ合った結果、ぶつかる。
形は違えどぴったりハマる。
鍵と鍵穴の関係をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
じゃあ、強くなればぶつからないのか?というと、そうじゃないのが引き寄せの法則の面白いところです。続けます。
引き寄せの法則から見る「仕返ししたい気持ち」=もっと嫌な目に遭いたい
では、引き寄せの法則において、仕返ししたいという気持ち(感情)は、どのようにつながり「あなたの世界(現実)」に反映されるのでしょう。
先ほどもお話したとおり、
引き寄せの法則は思考や感情(深層心理)に影響されます。
逆に
「仕返ししたい」という気持ちはどうでしょう。
「絶対に懲らしめてやる」と復讐心や怒り心頭の人もいれば
「逆上されたらどうしよう…」不安や怖さで怯える気持ちが抜けない人
仕返しの方法を調べている内に「どうでも良くなってきた」人もいれば、
仕返しのアイディアをあれこれ考えている内に「ちょっとワクワクしてきた」なんて人もいるかもしれませんね。
人によって「仕返し」に対する受け止め方はバラバラになるものです。(まさに多様性)
「仕返ししたい」「復讐したい」より良い思考の選び方
どちらが良い悪いとか正解不正解などありませんが
あなたにとって「より良い」ものを選ぶなら次のように判断します。
ぶつかってきた人に仕返ししたいと考えたとき
「今も嫌な気持ち」でいるということは、
この先も嫌な目に遭いやすい状態ということ。
それでも止めずにこのことを考え続けるなら
もっと酷い目に遭う確率が上がっていくということさえ意味します。
それが嫌なら(ぶつかりおじさんにまた会いたいですか?嫌ですよね)
関心を向けるテーマを変えるのです。
好きな音楽を聞く、猫と遊ぶ、道端の花を眺める、空を見上げる、スヤスヤ眠る子の顔を見つめる…なんでもいいです。
あなたが少しでも「今よりちょっとマシな気分」になれることなら、どれもが「あなたにとっての正解」です。
▼この些細なことが運気を上げるコツだったりもします。
逆に、仕返しのことを考えていたら
「さっきよりマシ」な気分になっていた方。
気持ちが少しでも楽になったのなら
仕返しについて考えることは、あなたにとって「正解」だったのです。
もちろん、このまま仕返しについて考えていても行き詰まるでしょうから
- ホッとする
- スッキリする
- さっきより楽になれる
仕返しをキッカケに、また別の「いい気分」になれることを探せばよいのです。
(さっきよりも楽に見つかりやすい状態になっていますよ)
「いい気分」でいられる時間が増えてくると
ぶつかりおじさんや仕返しのことなどすっかり忘れ
理不尽な目に遭うこともなくなっていきます。
こういったことを、もっと詳しく知りたいと思った方は
「エイブラハムの引き寄せの法則」を読むと良いですよ。
まとめ
ぶつかってきた人に仕返ししたいと思ったとき。
「また同じ人に会って仕返しできるわけじゃないんだから考えるだけ無駄」とか「ぶつかられたとか自意識過剰じゃないの?」など正論(っぽいこと)を言われて、
落ち込んだりムカついたり反論したくなることもあれば
そういう考え方もあるか…納得する人もいることでしょう。
人によって受け止め方が違うことは当たり前のこと。そして世界の素晴らしいところだったりもします。
仕返しの面白いアイディアやスカッとする動画を見てちょっと気分がマシになるのならどんどん見ればいいのです。
こちらの記事でも、車にクラクションを鳴らされてムカッとした人に向けてお話していますが「撃退・返り討ち動画」はスッキリできておすすめです。
電車の中で号泣する赤ちゃんにあからさまにイラつくおじさんがいて大きめの舌打ち連発したのち「俺は赤ちゃんの時こんなにうるさくなかった」やら言ってて腹立つなあ思ってたら『なのに今うるさいな』ってどこかのサラリーマンさんが呟いておじさんキョロキョロしてるの、これがスカッとジャパン…
— まきねえ (@nyaan723) August 1, 2021