「良かったら使ってください」プレゼントの例文~目上の人・先輩に~ | メモっとこ

「良かったら使ってください」プレゼントの例文~目上の人・先輩に~

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自分より目上の人や職場の先輩に誕生日プレゼントなど贈り物を贈るときに、

なんといって渡したらいいか悩みますよね。

友達なら「誕生日おめでとう!」だけで済みますが、目上の人にはなんて言いますか?

 

「良かったら使ってください。」

 

これ、けっこうよく使う言い回しですよね?

でも、目上の人に対してこの言い方は合っているのでしょうか。

 

「よかったら使ってください。」は、

実はちょっと上から目線な言い方なんです。

 

これを正しい敬語に言い換えると、

よろしければお使いください。

となります。

この表現なら職場の上司に対して使っても失礼にあたりません。

 

とはいえ、

「よろしければお使いください。」だけだと少しシンプルすぎる気もしますよね。

何を贈るのか、どういうときに贈るのかにもよりますが、

なにかもう一言、気の利いた言葉、素敵なメッセージを付け加えたいものです

 

そこで今日は、

目上の人や先輩に使いやすい丁寧な表現や気の利いたひとこと

メッセージカードの書き方のコツ・例文をご紹介していきます。

 

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「よかったら使ってください」気の利いた言葉、手紙やメッセージ例文

「よかったらお使いください」と贈り物やプレゼントに添える時、どんな一言を添えると印象がよいでしょうか。

例文をみてみましょう。

 

「〇〇さんがお好きだとうかがったので、□□を選びました。よろしければお使いください。」

これは、手軽に使えそうです。

しかも、相手のことをちゃんとリサーチして、あなたのことを考えながら選んだんですよ、という気持ちが伝わるのでポイント高いですよ。

 

「これは、私がいちおしのお店の□□です。よろしければご賞味ください。気に入っていただけると嬉しいです。」

贈り物が、食べ物の場合は、「ご賞味ください」と言い換えましょう。

あなたが自信をもって美味しいと言い切れるものをおススメすることで、相手に美味しいものを食べてほしいという気持ちが伝わります。

 

「日ごろの感謝を込めて、〇〇さんに似合いそうな□□を選んでみました。よろしければお使いください。」

職場の先輩であれば、普段からミスをフォローしてもらったり、迷惑をかけたりしているかもしれません。「ありがとう」という気持ちをストレートに伝えるのは大事ですよね。

あなたのことを考えながら選んだという一言もポイントです。

 

「よかったら使ってください」以外にも、

「ささやかですが」「心ばかり」の表現も使いやすいですね。

以下、メッセージ例文をご紹介します。

 

 

目上の人・先輩に「よかったら食べてください」の言い換え・例文はこちら

【例文】よかったら食べてくださいメモ・手紙の例。退職・お菓子
「よかったら食べてください」を丁寧に伝えるにはどのような表現が良いでしょう。 例えば、退職する際に菓子折りを職場で配ったり、旅行や帰省のお土産を親戚に持って行く。バレンタインのチョコやホワイトデーでお菓子を渡す時などですね。 一言メッセージ...

 

【例文・類語】丁寧なプレゼントメッセージ「ささやか」「心ばかり」

「よろしければお使いください」以外にも、目上の人に対して使える丁寧な表現があります。

ひとつは

ささやかですが・・・という表現。

もうひとつは

心ばかりの品ですが・・・という表現です。

 

これらは、お中元やお歳暮などでよく使われる表現ですね。

どちらも、日本語独特の言い回しで、微妙なニュアンスが伝わる美しい日本語だと思います。

英語で同じような表現をしようとしたら、

Just something small とか small gift とか、ただの small で済まされてしまいます。

 

「ささやか」とか「心ばかり」と言っていますが、本当にあなたがささやかなsmall gift だと思っているわけではありませんよね?

高価で立派なものではないですよ、と自分を謙遜している表現ですよね。

このあたりが、日本語特有の表現方法です。

 

これらの素敵な日本語を上手に使いこなせるように、例文をみながら練習してみましょう。

 

ささやかな品ではございますが、お祝いのしるしに□□を持参しました。お気に召していただけたら嬉しいです。」

 

ささやかながらプレゼントを用意させていただきました。よろしければお受け取りください。」

 

心ばかりではございますが、お土産をご用意いたしました。ぜひご家族で召し上がってください。」

 

「先日は大変失礼いたしました。心ばかりのお詫びの品です。どうかお納めください。」

 

正しく使おうとするとハードルの高い言い回しばかりですね。

無理に使おうとすると使い方を間違ったりしますので、時と場合を考えて慎重に使いましょう。

 

「ささやかですが」と「心ばかりの品ですが」を使うときの大きな注意点があります。

本当に高価なものを贈るときには使わない

ということです。

すごく高価なものなのに、「ささやか」と表現すると、馬鹿にされたように感じたり、嫌味に感じたりします

高価な贈り物のときは、絶対に使わないようにしましょう。

 

目上の人・先輩へのプレゼント。メッセージカード2つのポイント

直接、面とむかって渡せない場合は、贈り物にメッセージカードを添えると印象が良いです。

メッセージカードに素敵な一言が添えられていたら、贈られた相手の嬉しさも倍増しますよね。

やわらかい雰囲気にする、手書き

メッセージカードを添えるときに大事なポイントがあります。

 

ひとつは、

  • やわらかい雰囲気に仕上げること

メッセージカードは、あまり堅苦しい長文を載せるのには適していません。

相手への敬意は忘れてはいけませんが、多少くだけた内容や言い回しがおススメです。

 

もし手書きができる場合は、手書きが一番良いでしょう。

印刷の場合は、フォントの種類と色で工夫ができます。

なるべくやわらかい印象を与えるフォントで、

あえて一部の漢字の部分を、ひらがなで表記するのも方法のひとつです。

 

カードの余白を大事にする、短い文章

もうひとつ、私がおすすめしたいことがあります。

  • 余白を大事にすること

そもそもメッセージカードは小さいので、短い文章にまとめることが鉄則です。

気持ちをこめて、たくさん書きたくなりますが、

メッセージカードは文章と同じぐらい 余白の存在が大切です。

文章は短くして、余白に気持ちをこめましょう

 

先輩・目上の方へのメッセージカード例文(誕生日)

それでは、職場の先輩への誕生日プレゼントに添えるメッセージカードと仮定して、

いくつか例文をみてみましょう。

 

「いつも応援してくださりありがとうございます。素敵な1年になりますように。」

 

「温かいお心遣いに感謝しています。どうかお身体たいせつに。」

 

「〇〇さんの存在が励みです。ひきつづきよろしくお願いします。」

 

「〇〇さんのように、私も素敵に歳を重ねたいです。」

 

メッセージカードは、文章をなるべく少なくします。

あえて「お誕生日おめでとうございます」という言葉を省略して、

プラスαの気の利いた一言をいれてみました。参考にしてみてください。

 

では、逆の話になりますが、

先輩と良い関係を築いているあなたは

「目上の方から物をいただく機会」も多かったりしませんか?

ありがたく受け取ることもあれば、ちょっと時代やセンスが合わなかったり、古びているなど「遠慮したい」ときもありますよね。

やんわり断る感じのいい言い方も合わせて参考にどうぞ。

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まとめ

目上の人へのプレゼントは、気に入ってもらえるようなセンスのいいものを贈りたいですよね。

それと同じように、添える言葉にも思いきりセンスが出ます。

「良かったら使ってください」という言い方は失礼にあたりましたよね。

目上の人や職場の上司には使わないようにしましょう。

 

そして、「よろしければお使いください」にプラスして自分らしい一言を探してみてください。

あまり背伸びをすると、使い方を間違ったりするしますので、今のあなたにぴったり合う

気の利いた一言をみつけて使ってみてくださいね。

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