「どう思う」の敬語と丁寧語の違いは?会話・メールの例文を紹介

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あなたは敬語を正しく使えていますか?

学生時代は多少間違っていても大目に見てもらえますが、

社会人になるとそうは言っていられません。

 

どう思う,敬語,例文

 

そこで今回は、意外とマスターできていない【正しい言葉づかい】の1つ、

ビジネスで多用する「どう思う」というフレーズを軸に、

敬語・丁寧語の違いや、会話・ミーティング・メールの例文について、丁寧に解説します。

 

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「どう思う」の敬語の使い方、会話の例文は?

「どう思う?」を丁寧に言うと「どう思いますか?」ですよね。

 

「どう思いますか」=丁寧語「です・ます調」なので

社内の上司、同僚に対して使うことは特に問題ありません。

 

逆に、お客様やクライアントへは、敬意を込めて「尊敬語」を使いましょう!

 

「どう思う?」の尊敬語は3つ

オススメは、以下の3つです。

 

  • どう思われますか。
  • いかがお思いですか。
  • いかがお考えですか。

 

「どう=いかが」ですので、

「思いますか」の部分のみを丁寧にした表現です。

 

上記3つの中では「①どう思われますか。」が、

もっとも口に出しやすいかもしれませんね。

 

「どう思う?」を柔らかい印象にする3パターン

相手にもう少し柔らかい印象を与えたい場合は、

「どう→どのように」と言い換えることもできます。

 

  • どのように思われますか。
  • どのようにお思いですか。
  • どのようにお考えですか。

こんな感じですね。

 

やりすぎ敬語に注意!

しかし人間というのは、あっちをいじればこっちも気になってくる生き物のようで…

前半を柔らかい印象に変えたことで、後半が少しそっけなく感じてしまうもの。

 

そんな時に注意していただきたいのが【やり過ぎ敬語】です。

過剰敬語、二重敬語ともいいます。

 

例えば、②の例文を【やり過ぎ敬語】にすると…

 

  • どのようにお思いになられますか。

と、大変気持ちの悪い響きになります。

 

この気持ち悪さに、あなた自身で気付けるようになりましょう。

これ、重要です!

 

②の例文では「思う」の部分がすでに、「お思い」という尊敬語になっているので、その後に尊敬語を付け足すことは【やり過ぎ】です。

 

敬語を使い慣れていないと、

自分の敬語はあっているのか不安になり、とにかく丁寧に話そうとすることで

逆に相手を不快にさせる表現になってしまうのです。

 

「どう思う?」会議・ミーティングで意見・アドバイスを募りたいとき

どう思う,会議,ミーティング

では、ミーティングや会議で

意見・アドバイスを募りたいときは、どんな表現が適切でしょう。

 

議題に対して意見や感想を述べたり、

プレゼンをしたり議論が白熱している時、

はたまた誰も何も意見が出ず、会議室がシーンと静まり返っている時など

 

意見・アドバイスを聞きたいときは

  • いかがでしょうか?
  • どう思われますか?

この辺の表現が使いやすいですね。

 

あなたが本当に言いたいことの意図が埋もれないよう、

『ひとつの文章に、ひとつの敬語』くらいの気持ちで

シンプルにまとめられるようにしましょう。

 

シーン別「どう思う?」会話の例文

次に「どう思う」の例文を用意しました。

部長への相談事例として、仕事・私生活についてシチュエーションを分けてみました。

 

長らく取引があったクライアントから値下げ交渉の連絡を受けたとき

 

「部長、先方からご連絡がありました。

前回よりもさらに予算が厳しいとのこと。これ以上のディスカウントでは当社が赤字になります。

再三の値切り交渉が続いるため、やむを得ず取引終了の方向で考えております。

部長はどう思われますか。」

 

 

姪or甥へのお小遣いについて相談するとき

 

「姪が可愛くて地元へ帰るたびについついお小遣いをあげてしまうんです。

家族からは、金銭感覚を狂わせないためにもお正月のお年玉だけにするようにと言われているんですが…

部長はどう思われますか。」

 

 

このように、お堅い内容、ゆる〜いプライベートな内容どちらで使用しても問題ない敬語表現です。

 

場数を踏んで、普段から言い慣れておきましょう。

 

「どう思う」の敬語の使い方、メールの例文『クッション言葉』を上手に活用!

さて、ここまで読んだあなたは「会話文での敬語」はバッチリ!

ここからはビジネスメールにおいて意見を求める場合を見ていきましょう。

 

会話と違って気を付けなければならないのは、

【あなたが相手のどういった返答を求めているかをはっきりさせる】ことです。

 

面と向かって話していれば、相手の表情や言葉づかいなどで比較的スムーズに会話ができます。

 

しかし、文面だけでは感情を読み取ることは難しく、

予想外の誤解を与えてしまったり、そんなつもりはないのに、

失礼なメールだと思われてしまうこともあります。

 

そこでポイントとなるのが、

「わかりやすくまとめつつ、クッション言葉を上手に使う」ことです。

 

「プランAとプランBでは、プランBの方が低コストですが、質が落ちてしまいます。
差し支えなければ、高品質を維持できるプランAで進めさせていただきたく存じます。いかがお考えになりますか。」

 

「新商品の評判についてのアンケートを集計した結果、学生よりも主婦層に人気があることがわかりました。
差し出がましいようですが、売り場のターゲット変更をすることでより販促につながると考えております。どう思われますか。」

 

このように、「差し支えなければ」や「差し出がましいようですが」などのクッション言葉を挟むことによって、相手を思いやっている感情を匂わせることができます。

シンプルに「どう思われますか」を使うだけでは出せない、人間味のある表現です。

 

ビジネスメールにおいては、お客様のお顔が見えない分、

会話よりも少し丁寧にするよう心がけると気持ちの良い文章になりますよ。

 

【敬語の種類】丁寧語・尊敬語・謙遜語の違いは?

最後に、敬語の種類ですが

丁寧語・尊敬語・謙譲語の3つに分けられます。

(厳密にはもう少し種類があるのですが、ここでは割愛します。)

 

  • 丁寧語…です・ます調
  • 尊敬語…相手が動作の主体になる。相手を持ち上げる表現。
  • 謙譲語…自分が動作の主体になる。自分がへりくだる表現。

 

相手・ビジネスシーンによって使い分けてみてください。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

「日本人なんだから正しく話せるに決まっている。」

「先輩が話しているのを真似すればOK!」

「バイトでずっと接客していたから大丈夫でしょ?」

…なんて思っているとしたら、要注意です!

 

日本語が日々移りゆくように敬語も日々移りゆくもの。

世代や性別、考え方によって、敬語の受け取り方も様々です。

相手が不快にならないスマートな敬語を使いこなせるといいですね。

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