子供が増えると、やはり車の購入を考えるものですよね。
なかでも、軽自動車は、小回りが利いて運転しやすい点、維持費が安い点からも大人気です。
我が家も、2歳差で子供が3人。
3人目が産まれたときは、私も軽自動車に乗っていました。
子供を3人乗せるためには、どんなポイントに注意して選ぶとよいでしょうか。
実際の体験から、チェックポイントを3つにまとめました。
子供3人家庭の軽自動車を選ぶポイント
子供が3人いるファミリーで、主にママが乗る軽自動車を選ぶポイントを以下まとめます。
両サイドに「スライドドア」装備
軽自動車にも、多くの車にスライドドアが導入されています。
スライドドアは、ワンタッチで開け閉めでき、開口部が広いことから、
子供や赤ちゃんを連れているママにとってはマストアイテム!
隣の車に開けたドアをぶつける心配がなく、狭い駐車場でも安心です。
しかし、中古での購入を考えている人は注意が必要です。
年式によっては、後部座席の助手席側にしかスライドドアがついていないものがあります。
子供を3人乗せるとなると、後部座席はどちら側からも子供が乗り降りする可能性があります。
両サイドともにスライドドアが搭載されているかどうか、をチェックしましょう。
キーフリーシステム
各メーカーで名称がいろいろ違いますが、要するに
ドアに軽く触れるだけでロックが解除できるかどうか、です。
赤ちゃんを抱いて、荷物も持って、上の子と手をつないで・・・。
ママの両手は常にふさがっています。
電子キーを携帯していれば、キーがバッグの中にはいったままでも、軽くドアに触れるだけでロック解除できる。
このシステムも、ママにとっては必須です。
もし、予算に余裕があれば「ハンズフリー対応」もおすすめです。
ホンダN – BOXのディーラーオプションになりますが、
「ハンズフリースライドドア」というオプションがあります。
電子キーを携帯していれば、ドアの下に足をかざすだけで、ロックが解除されて自動でドアが開くんです!!
まだ首の座らない赤ちゃんを両手で抱っこしているママにとっては、神対応ですね。
ラゲッジ部分の広さ
小さい子供を連れていると、荷物がめちゃくちゃ多いですよね。
ベビーカーを載せたり、時には三輪車を載せたり・・・。
家族が増えれば、一回の買い物の量も増えますよね。
今の軽自動車は、軽と思えないほどの空間の広さが売りです。
しかし、ラゲッジ部分の広さについては、各メーカーや車種によって違いがあります。
必要な荷物がのせられるスペースがあるかどうか、
これも大事なチェックポイントです。
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軽自動車子供3人チャイルドシートの乗せ方。助手席に赤ちゃんはNG
さて、子供が3人とも未就学児の場合、チャイルドシートの取り付けが義務付けられています。
軽自動車に、3つもチャイルドシートを乗せられるのでしょうか。
一言で「チャイルドシート」といっても3種類あります。
・チャイルドシート 0歳~2歳
新生児から使用できる、4点で身体を固定するもの。
新生児は後ろ向きに取り付け、
赤ちゃんの体重が約10Kg、1歳ごろになったら前向きで使用します。
・ジュニアシート(背もたれ+座面) 3歳~
幼児の体重が約15Kg、身長100cm 以上で使用できます。
各メーカーで様々な種類がありますが、
多くは、背もたれ部分と座面部分に分けて使えるように作られています。
・ブースターシート(座面だけ) 5歳~
ジュニアシートの座面だけをシートに置き、車に搭載されているシートベルトを使用します。
シートベルトは、最低でも140cmの身長の人を設定して作られています。
小学生になっても、140cm以下の児童は、ブースターシートを利用するのが安全です。
では、どのシートをどの席に乗せたらよいか迷いますよね。
我が家の場合は、
助手席 → ブースターシート 第1子をのせる
後部座席(助手席側) → ジュニアシート 第2子をのせる
後部座席(運転席側) → チャイルドシート 第3子(赤ちゃん)をのせる
がベストな配置でした。
運転席側の第3子を、どちら側から降ろすか、降ろす順番などは時と場合によって変えました。
運転席側の安全を確認できる場合は「運転席側のドア」から。
新生児の間は両手がふさがるので、おろす順番は「一番最後」にしていました。
第3子を車から降ろすときは
上の子たちは必ず2人で手をつながせて、
「助手席側で」待たせます。
逆に、運転席側が道路など危ないときは
先に第2子を降ろしてから、そのスペースに自分が乗り、助手席側に降りていました。
ただ、この点は、軽自動車だと狭くてやりづらいなあと感じることが多かったです。
なお、助手席に「後ろ向きチャイルドシート」を置くのは絶対NGです。
助手席は、大きな衝撃が加わった場合、エアバックが作動するように作られています。
『後ろ向きのチャイルドシートは助手席に設置しない。』
「助手席のSRSエアバッグが膨らんだときに、チャイルドシートの背面にエアバッグが当たり、乳児が重大な傷害を負ったり死亡したりするおそれがあります。」
また、ブースターシートを助手席に設置するときは、シートをできる限り後ろに引いてあげましょう。
なぜなら、エアバックは、大人が乗車したときを設定して作られているためです。
万が一作動した場合に、子供への影響を最小にとどめるために、
助手席シートは後ろにひいて、ブースターシートを使用しましょう。
子供3人ママの車、広さや安全性ほしいなら「コンパクトカー」も
軽自動車は維持費も安くて、小回りも効いて便利なんだけど、
「子供の荷物がだんだん増えてきて、乗り切らない・・・」
「軽は安全性にちょっと不安がある。赤ちゃんを乗せるなら安全な車のほうが・・・。」
なんて声も聞かれます。
では、コンパクトカーはいかがでしょうか。
コンパクトカーは、軽自動車に比べて、衝突安全性や、自動ブレーキ性能などが高いです。
さらに、燃費のことを考えるなら、ハイブリッドカーも選べます。
我が家は、3人目が産まれたとき、夫も軽自動車、私も軽自動車でした。
しばらくは、それでなんとか乗り切っていましたが、
・荷物が乗り切らない点
・家族全員が1台で移動できない点(軽自動車は4人乗り。5人乗るのは違反です)
を理由に、数年後、私の車をコンパクトカーに換えました。
コンパクトカーは、大きく分けて2種類あります。
・5ナンバー車
全長4.7m以下、排気量1,500cc以下
5人乗りが多く、普通車より税金が安いです。(軽自動車よりは高いですが)
(例) トヨタ 【ルーミー】 / スズキ 【ソリオ】 など
・3ナンバー車
5ナンバー以上の大きさ、排気量の普通車
7人乗りまであり、室内空間やラゲッジスペースも広くとれます。
(例 )ホンダ 【フリード】 / トヨタ 【シエンタ】 など
3人を子育てするママの車としては、
軽自動車だけではなく、コンパクトカーもオススメですよ。
まとめ
車選びって、子育て世代にとっては、とても大きな問題です。
さらに人によっては、車は何年も愛用するものですから、なおさら慎重になりますよね。
私も自分で車選びをしてみて感じたことは、
「子育て世代に優しい車は、どの世代にも便利で優しい車だ。」ということです。
特に日本の車の性能は、軽自動車でもコンパクトカーでも、世界一です。
子育てを頑張るあなたの愛車選びに、この記事が少しでもお役にたてたら嬉しいです。