賃貸物件に住んでいると心配になるのが、壁を傷つけてしまったり穴を開けてしまったりした時の修理についてですよね。
修理費用が心配で、自分で修理しようと思われている方もいるかもしれません。
しかし、壁の穴などを自ら修理してしまうと、後々大家さんや管理会社にバレてトラブルになってしまう可能性もあります。
借りている身でもあるので、修理する際は、まず先に大家さんや管理会社に相談し、許可を取るようにしましょう。
また、賃貸契約をした際に加入する火災保険でも補償される場合があるので、加入している火災保険の内容も確認してみる必要があります。
自分で壁の穴を補修する方法(壁紙の一部を張り替えることはできる?)賃貸の注意点
と合わせて、詳しくお伝えしていきます。
賃貸 壁の穴バレない?壁紙一部張り替えは変色・種類の違い目立つ
賃貸の壁に穴を開けてしまった場合、バレないか心配になりますよね。
画鋲などを刺してできたような小さな穴であれば、バレることはほとんどなく、退去時に費用を請求されることもありません。
わが家では、画鋲の穴も開けてしまうのが心配で、ホームセンターなどで売っている穴が目立たない画鋲を使用しています。
しかし、ネジで開けた穴だったり、殴って壁に穴を開けてしまったりした時はそのままというわけにはいきません。
壁に大きな穴を開けてしまったときは、補修パテやリペアシートなどで穴を塞ふさぎ、その上から壁紙を貼り直す必要があります。
では、壁紙の張り替えはどうしたら良いでしょう。
穴の開いた部分だけ(壁紙の一部だけ)張り替えるのは意外と難しいです。
なぜかというと、
一部だけ壁紙の張り替えをおこなうとその部分だけ変色してしまったり、
元々の壁紙がうっすら日焼けや劣化していて新しい壁紙と色が合わない等
逆に目立ってしまうから。
そもそも元の壁紙と同じ種類・型番が見つからないケースも多いです。
自分で修繕してみたもののうまくできなかった場合は、
退去時など「すべての壁紙を張り替える+穴の修繕費用を請求される」ことも十分考えられます。
▼殴ったら壁に穴が…賃貸の壁の穴の「修理費用や言い訳」こちらにまとめました。
賃貸 壁の穴補修【自分で修理or退去時敷金】費用相場。火災保険使えるかも
もし、壁の穴を自分で補修するとしたらどのような方法があるでしょう。
ネジ穴のように小さめの穴でしたら、
100均やホームセンターなどで売られている壁穴の補修材などを使用すると、費用を抑えることができますよ。
しかし「こぶし大」など穴が大きいときは、業者に修理を頼む方が良いでしょう。
管理会社に連絡をし見積もりを取ってもらいましょう。
修繕費は、退去時に敷金から支払うことができるか確認しましょう。
クロスや石膏ボードに穴が開いている場合の修繕費用は3万円前後が相場で、5万円を超えることはめったにないとのことです。
また先ほどもお話ししたように、壁の穴は
賃貸契約時に加入する火災保険で補償されるケースもあります。
火災保険を利用する際は、
故意で穴を開けたのではなく
偶発的に起きた事故によって穴ができた、
ということが条件となりますので、注意が必要です。
加入している火災保険の内容によって全額補償されるか、自己負担が発生するかも異なってきます。契約内容をチェックしてみましょう。
わが家は穴までは開いていませんが、子供が遊んでいて壁紙が破れかけている部分があり、退去時にいくら請求されるか心配です…
少しの穴なら自分で修理するのも良さそうですよね。
まとめ
賃貸にお住まいで壁に穴を開けてしまった場合は、勝手に修理するのではなく、大家さんや管理会社に状況を説明して、修理の許可を得る必要があるということがわかりました。
自分で修理してしまうと壁紙の種類が違ってしまったり、変色したりして目立ってしまったりすることもあるので、業者に依頼する方がおすすめです。
小さな穴であれば、壁穴の補修材などを使って自分で修理することも可能ですが、
大きな穴でクロスや石膏ボードまで穴が開いている時などは、業者に依頼する必要があります。
費用は3万円前後なので、無理に自分で修理せずに業者に依頼した方が良さそうですね。
また、加入している火災保険で補償される可能性もあるので、契約内容を確認してみてください。
賃貸物件は、借りている身であるということが前提にあるので、管理会社などにしっかりと相談して修理をおこなうようにしましょう。