梅酒おすそ分け容器・瓶は100均にある?ペットボトルでもいい? | メモっとこ

梅酒おすそ分け容器・瓶は100均にある?ペットボトルでもいい?

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梅の季節になると、梅干しを漬けたり梅酒を仕込んだりしますよね。

自家製の梅酒おすそ分けするときは何に入れたら良いでしょう。

 

梅酒づくり専用の大瓶から小分けにするのに、ペットボトルに梅酒を入れても大丈夫でしょうか。

100均の容器やガラス瓶に入れるのはどうでしょう。

梅酒の保管に向いているのかどうか心配になりませんか。

 

梅酒をおすそ分けするには、

専用の梅酒用びんを使うのがベストです。

 

ペットボトルは素材として酒の保存に向いていません。

おすそ分けなら100均の瓶でも問題ないですが、

早めに飲み切るのがおすすめです。

 

ここでは、梅酒をおすそ分けする際の容器や小分けの瓶について詳しく説明します。

梅酒おすそ分け容器はペットボトルでもいい?

梅酒をおすそ分けするときの容器は、正直、あまりお金をかけたくないところですよね。

 

たくさんの人に少しずつ梅酒を分けたい場合は、複数の容器が必要になります。

それに、おすそ分けで少量の梅酒を入れるだけで長く使う物ではありませんしね。

 

しかし、ペットボトルに梅酒を入れるのはNGです。

 

理由はペットボトルの素材にあります。

  • 酸素やガスを通しやすいため、中身が劣化しやすい
  • 梅酒の成分によりペットボトル素材が溶け出す恐れがある

 

ペットボトルに入ったお酒も市販されていますが、

内側が溶けないようコーティングされています。

 

お茶や清涼飲料水のペットボトルに、梅酒は入れないようにしましょう。

 

梅酒をおすそ分けする時は、

小分け用の果実酒びんに入れるのがおすすめです。

 

市販のお酒も瓶に入っていますよね。

焼酎やウイスキーの空き瓶なら、

おすそ分けの瓶として活用できます。

 

ただし、口の狭い瓶に梅酒を入れるには、

漏斗(じょうご)を使わないと難しいでしょう。

 

短期間の保存であれば、ジャムの瓶など

口の大きな瓶でも問題ありません。

梅酒のおすそ分け100均ならガラス瓶。ただし熱湯消毒や長期保存はNG!

梅酒のおすそ分けに空き瓶を使う場合は、

使う前に瓶の消毒が必要です。

 

煮沸消毒、もしくはアルコールスプレーを吹き付けて除菌しましょう。

 

100均にもさまざまなサイズの瓶が売られているので、

おすそ分けしたい量に見合った大きさの瓶を使うのもよいですね。

ダイソーには、50ml、75ml、250ml、370ml、450mlなどのガラス瓶がありました。

 

ただし、100均のガラス瓶は熱湯消毒NGです。

煮沸消毒もできませんので、アルコールスプレーで除菌しましょう。

こちらはガラス瓶ではありませんが、

ダイソーの「耐熱ガラス食器(正方形500ml)」なら

耐熱温度差120度ですので、熱湯消毒できますね。

 

また、100均のガラス瓶は、蓋が金属です。

 

梅酒を入れたまま保存すると、

金属製の蓋がさび付いて

蓋が開かなくなる恐れがあります。

 

おすそ分けで100均のガラス瓶を使う場合は、

梅酒を入れたまま保存せず

早めに飲み切っていただくよう

相手の方にお伝えすると良いですよ。

 

▼おすそ分けするときはなんて言う?気の利いた伝え方をまとめました!

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「よかったら食べてください」を丁寧に伝えるにはどのような表現が良いでしょう。 例えば、退職する際に菓子折りを職場で配ったり、旅行や帰省のお土産を親戚に持って行く。バレンタインのチョコやホワイトデーでお菓子を渡す時などですね。 一言メッセージ...

 

自家製梅酒のおすそ分けは合法?違法?

なお、自家製梅酒をおすそ分けするときは、法律を守る必要があります。

 

梅酒といえどもお酒なので、

法律で厳しく取り締まられています。

 

実は酒税法により、お酒の自家製造は禁止されています。

製造する場合には許可申請が必要になります。

 

ただし、1962年の法改正により

梅酒は例外になりました。

しかし、アルコール度数が20%以上の酒類を使用することが条件になっています。

 

また、梅酒を始めとする「果実酒」に混和できるのは糖類や梅などで、

米や麦などの穀類、麹、ぶどうの混和は認められていません。

 

そして、何よりも重要な条件として、

自分もしくは同居する家族が飲む場合に限るとされています。

 

「あれ?おすそ分けはダメなの?」

と不安になってしまうでしょう。。

 

一般的に、酒を取り扱う店は免許が必要です。

梅酒のおすそ分けなのに、免許なんて・・・と思ってしまいますよね。

 

でも、国税庁より、梅酒を無償譲渡する場合は

「免許不要」という見解が発表されました。

 

【家庭で作れる果実の酒】(かていでつくれるかじつのさけ)果実混和酒ともいいます。家庭で、梅酒等、主に35度のしょうちゅうに砂糖を加え、果実(梅の実、いちご、かりんなど。ただし、ぶどう等は使用できません。)を漬けて作ることのできるお酒です。
酒類の製造免許がないとお酒は作れませんが、果実の酒は、市販のしょうちゅうなどアルコール分20度以上の酒類とぶどう以外の果実などを用い、作った家庭で飲むことを条件に、免許を受けずに作ることが認められているものです。ただし、販売することはできませんので注意が必要です。
お酒全般に関するものー国税庁ホームページより引用

 

梅酒をおすそ分けするときは、無償であることが重要です。

梅酒を販売するには免許が必要になります。

 

たかが梅酒でも、

酒は課税対象になるので、

法律で取り締まられているのですね。

梅酒をおすそ分けする時は覚えておきましょう。

 

まとめ

梅酒をおすそ分けする時は、

ペットボトルに入れるのはNGです。

消毒した瓶を使いましょう。

長期保存には、専用の瓶を使うことが大切です。

自家製梅酒は無償のおすそ分けなら免許不要です。

家で梅酒を作った時は覚えておきましょう。

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