なんでこんな親の元に生まれてきちゃったんだろう。家族と関わりたくない、嫌いで仕方ない。
「親ガチャに外れた。」
どんなアイテムが当たるかは運次第なガチャのように、家族も自分では選べないもの。
生まれた時から人生オワタ状態。
くじ運が悪くて外れを引いてしまった、そう思うしかない。
10代後半から20代にかけては生活面でも精神的にも独り立ちする時期。離れたいのに離れられない家族が疎ましく、わずらわしく感じることも多いでしょう。
私自身は、自由を謳歌したくて早々に一人暮らしをしましたが、
たまに、どんな生活をしているのか探りを入れるような親からの連絡に対して、非常にうっとおしく「放っておいてほしい」と感じました。
家族が疎ましい、はやく離れたい、縁を切りたい
と思っているあなたに、
自分の気持ちが楽になる考え方をいくつか紹介します。
まず、
と捉えてみましょう。
あなたと誰かとの関係性に距離ができる、ということは、
あなたが動いたことによって、別の誰かとの関係性を縮めている
つまり、新しい出会いが待っているということなのです。
「縁が切れる」ときというのは、イコール「新しい出会い」が待っているとき。
「今いる場所は違う」
「この人達と離れるべきとき」
そんな思いが強くなる一方のときは、切れるべき縁が切れて、つながるべき縁がつながる前兆なのだと考えてみましょう。
そして、このことは「運気があがっている証拠」だったりもするのです。
続けてお話していきますね。
人との縁が切れる前兆は運気が上がるとき。これからあなたに起きること
切れるべき縁が切れて、つながるべき新たな縁がつながるとき。
「運気があがっている証拠」というのはどのように現れるのでしょう。
例えば、あなたが嫌いな家族と早く離れて一人暮らしをするために、コツコツとアルバイトをしていたとします。
すると、だいぶ前に応募していた懸賞が当選し、まとまった現金が入ってきました。
めちゃめちゃラッキー!!すごくツイていますよね。
これはわかりやすい運気アップの例ですが、
運気アップの前兆は、必ずしも「幸運のカタチ」で現れるとは限りません。
たとえば、突然の災害や事故など、予想外の不幸が起きて「家を出ざるを得ない状況」に追い込まれてしまった。
絶体絶命、どうにもこうにも逃げられない状況に陥ってしまうこと。
これも、運気が大きく変わるときに起きがちなことだったりします。
幸運にしろ不幸にしろ、あなたに独り立ちするきっかけが起きたのであれば、動くときです。
タイミングを逃さずに『善は急げ』すぐに動きましょう。
その反対に、
はやく家を出たいと思って準備しているのにもかかわらず、いろんな障害や邪魔が入って思うように進まない。なぜか離れることができない。
そんなときは『まだ時期尚早だ』というサインです。
では、家族と離れたいのに離れられない、こういったときはどうしたら良いのでしょう。
嫌いな家族から離れたいのに離れられない。どうしたら?
家族と離れたいし準備も進めているのに、たびたび邪魔や障害が入るなど、どうしても離れられない。
そんなときは、どうしたら良いのでしょう。
「家族は人生最初のサポーター」と考えてみましょう。
好き嫌いに関わらず、家族とは「あなたのサポート業務を命じられた人々」なのです。
サポート期間は、その人その人によって違います。
「嫌いな家族がいる家からなかなか出ることができない」というあなたは、あなたのサポート終了期限がまだ来ていないということ。
あなたの家族は、あなたのサポート期間ぎりぎりまで、きちんと役割を果たさなければなりません。
それが終わっていないので、あなたはまだ家族と距離をとることができない、と考えてみるのです。
ではなぜ、家族のサポート期間が終わらないのでしょう。
赤ちゃんから子供へ、子供から大人になるまで、この世に生まれたすべての人は、誰かとともに生きてきましたよね。
誰かのお世話になったり、面倒を見てもらったり、助けてもらいながら生きています。
「生まれてからずっと1人で生き延びてきた」そんな人は世界中のどこを探してもいません。
あなたが「家族から受け取ってきたもの」はどんなものでしょう。
同時に「あなたから家族に与えたもの」はどんなものがあるでしょう。
あなたが受け取るばかりで与えていないのであれば、まだ家族のサポートは続くのかもしれませんね。
家族から受け取ってきたものに「気づく・思いをはせる」。
これも「あなたから与えることに等しい」ものです。
「自分は望んでこの家族の元に生まれてきたわけじゃない」
「自分は望んでこの家族の元に生まれてきたわけじゃない」
そうですよね。
親が勝手に交わり生まれた結果なのですから
あなたが家族を選んだわけじゃないのでしょう。
生まれつきの病気や障害などを抱えた人、その家族たちも
きっとそう感じることもあるのかもしれませんね。
不自由な身で辛いことや理不尽なことばかりで
親をうらんだり、自分の身体や人生を呪うことがあるのかもしれません。
それでも・・・
他人から見たら不幸な身体や環境で生きている人たちの中にも
ひたむきに生きている人たちがいますよね。
喜びや幸福とともに生きている人たちもいますよね。
彼らは何が違うのでしょう。
なぜ、そんなに幸せでいられるのでしょう。
幸福に生きる人達は、
他人や環境、生まれつきの体質など
自分がコントロールできないことに意識を向けません。
その代わり
「自分の感じ方・考え方を変えるチカラ」を大事にしています。
家族や世間をうらむのも自由
愚痴文句を言うのも自由です。
でも、それをして
何か変わるでしょうか。
何か良くなるものでしょうか。
あなた自身は、どうでしょう。
嫌いな家族や環境を変えられないことを嘆くばかりで
「自分を変える」ことはしてきたでしょうか。
まず「自分が変わる」 家族や環境の変化が起きる前兆
家族のことに関わらず、
「運がいい人」に起きるのは『変化』です。
まず「自分の変化」です。
モノの見方、考え方、捉え方など
自分を変えるところから始まります。
その後に、環境の変化や人間関係の変化が続きます。
切れるべき人との縁が切れて、同時に、つながる人との縁がつながる前兆は、まず自分の変化から始まるのです。
逆に、あなたがまだ
嫌いな家族の悪いところや不満ばかりに意識が向いているなら
無理やり一人暮らしや同棲を始めたところで、かならず不幸は付いて廻ってくるものです。
あなたが変わらなければ、家族も環境も変わりません。
先にあなたが変わるのです。
たとえば、趣味に打ち込む。
たとえば、自然の光や空気を浴びる。
たとえば、猫や犬など愛らしい動物の仕草を見つめる。
あなたが変わることで、家族との距離感も変化していきます。
あなたが関心を向けることを変えると、
大切にしたい人との付き合いも変化していきます。
あなたが変わることで運気が上がるのです。
「以前より明るくなった、だいぶ楽になった」
自分自身のポジティブな変化を感じたなら
「動いてもいいですよ。家族と離れても大丈夫ですよ」のサインと捉えましょう。
▼こちらも合わせてどうぞ。
2つのコツ。嫌いな人のことを考えたくないのに考えてしまうときの対処法
嫌いな人や関わりたくない人がいて、縁を切りたいのになかなか離れられない。
悩んでいるあなたに、楽になる考え方を2つ紹介します。
嫌いな人が日常生活のなかにいると、いちいち気になってイライラしてしまいますよね。
言動や行動のひとつが鼻について、嫌いな人のことばかり考えて不快な気分です。
そんなふうに過ごす毎日は、すごく疲れるし、損な気持ちになりませんか。
嫌いな相手への愚痴や文句が、一日中頭のなかをリフレイン。
嫌いな人なのに、頭のなかはその人のことでいっぱい・・・?
あれ?これってまるで・・・
好きな人に夢中になっているみたいじゃない??
嫌いな人のことを夢中になって考え続けるなんて
エネルギーを無駄にしてるみたいじゃないですか?
・・・どうでしょう。
こんなふうに考えてみると
急にバカらしくなってきますよね。
「今まで何してたんだろう、バカみたい」
そう気づくだけで、嫌いな人のことを考える時間は減るものです。
とはいえ、嫌いな人ほど注目してしまうものですよね。
もう1つコツを教えましょう。
嫌いな人から目をそらすコツとしては
あなたの好きなこと・大事にしているものに意識を向ける時間を増やす。
「好きなことと嫌いなこと」
人は、2つの相反することを同時に考えることができません。
好きなことを考えているときは、喜びや幸福、安心を感じます。
嫌いなことを考えているときは、イライラや怒り、不満や悲しみを感じます。
見たくないものをいつまでも見つめて夢中でいるのは、あなたです。
何に意識を向け集中するかは、自分次第です。
関わりたくない人の縁切り。嫌い→忘れる→懐かしさを感じたときが本当の縁切り
あなたが嫌いな人から意識をそらし
好きなことや大事なことに集中していると
だんだんとイライラする時間が少なくなってきます。
さらに続けると、嫌いな人の言動も鼻につかなくなり
ある日、嫌いな人に集中する癖がなくなっていたことに気づきます。
あなたはいつの間にか、嫌いな家族から離れ独り立ちし
会社の嫌いな人たちも部署移動や転勤などでどこかへ居なくなっていた。
何年か経って、
「そういえばあの人、今どこで何してるのだろう・・・」
そんなふうになんだか懐かしく、または淋しく感じたとき、
あなたはきっと「ああ、本当に縁が切れたんだなあ。」と感じることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
「嫌いな存在を意識の外に押し出す」方法。
難しいことではなかったですよね。お金も時間も労力もいらない。すべて、自分の中だけでできることです。気楽にやってみてください。
この方法は、中学生でもできますよ。
実はわたしも中学生のときに、どうしても関わりたくない嫌いな先生がいました。
小学生の頃までは、そこまでものすごく嫌いな人間というのに出会ったことがなかったので、見事に全力で嫌いました。
つまり嫌いという感情で若いエネルギーを無駄遣いしたのです。
しかし半年ぐらいたって気が付いたのです。
あんな嫌いな相手のために、私の貴重な青春を浪費するなんて馬鹿らしい、と。(笑)
しかし、大人になってみたらこの考え方は、処世術としてけっこう一般的なものだと知り、ちょっとがっかりしました。
しかし、中学生でこの術をマスターしたので、その後高校・大学・社会人となった今でも非常に役にたっています。
少しずつ実践してみてくださいね。