ライブの「トロッコ」とは、演奏者やアーティストがステージ上で移動するために使用される特別な台車のことです。
通常はステージ上を動き回ることで、観客との距離を縮めたり、パフォーマンスをよりダイナミックにするために利用されます。
今回は、ライブやコンサートで使われるトロッコの仕組みや舞台の裏側、
トロッコ・ゴンドラ・フロートの違いについて解説します!
ライブのトロッコは人力?トロッコを動かす仕組みと舞台の裏側
ライブのトロッコは通常、人力または電動で動作します。
人力のトロッコは、裏側に取り付けられた車輪を使って移動します。これらの車輪は、ステージ上のレールやトラックに沿って移動し、スタッフが裏側でトロッコを押したり引いたりして移動させます。
一方、電動式のトロッコは、モーターやアクチュエーターによって動かされ、リモートコントロールやプリセットされたプログラムを使用して動作します。これにより、よりスムーズで正確な移動が可能になります。
舞台の裏側では、トロッコを操作するスタッフが配置され、移動のタイミングやルートを調整します。これにより、パフォーマンス中のトロッコの動きがスムーズかつ効果的に演出されます。
ライブのトロッコ。正式名称は何?
なお、ライブで使われるトロッコの正式名称は、一般的には「ステージトロッコ」や「ステージ台車」と呼ばれます。
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コンサートやライブの「ゴンドラ・トロッコ・フロート」の違いまとめ
ここからは、コンサートやライブで使われる「ゴンドラとトロッコ」「トロッコとフロート」の違いについて解説します。
ライブのゴンドラとトロッコの違い
ライブでのゴンドラとトロッコの違いは、主に使用される場面と目的にあります。
ゴンドラは、通常、ライブ会場やイベントの天井を横断するように取り付けられた装置です。
これは、照明や音響機器、カメラ、その他の機材を移動させるために使用されます。ゴンドラは通常、大規模なステージや会場で使用され、高い位置から観客に設置された機材やパフォーマンスを見せることができます。
また、ライブでは歌手やアーティストがゴンドラに乗って登場することもあります。
これは、スペシャルエフェクトや演出の一環として使用され、ゴンドラに乗って登場することで、アーティストが会場内を華やかに移動しながら、ファンとの距離を縮めることができます。
このような演出は、ライブの盛り上がりや視覚的なエンターテイメント性を高めるために使用されることがあります。
一方、トロッコは、ライブ演奏やパフォーマンス中にアーティストやスタッフがステージ上で移動するための台車です。トロッコは、通常はステージ上のレールやトラックに沿って移動し、演出やパフォーマンスの効果を高めるために使用されます。
つまり、ゴンドラは歌手やアーティストの演出のほか、装置や機材の移動に使用され、トロッコは人や小物を移動させるために使用されます。
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ライブのトロッコとフロートの違い
ライブのトロッコとフロートの違いも同様に、使用される場面と目的にあります。
トロッコは前述のように、ライブ演奏やパフォーマンス中にアーティストやスタッフがステージ上で移動するための台車です。一般的には、ステージ上のレールやトラックに沿って移動し、演出やパフォーマンスの効果を高めるために使用されます。
一方、フロートはパレードや祭りなどのイベントで使用される大型の移動舞台です。
フロートは通常、大規模なデコレーションや装飾が施され、アーティストやパフォーマーが上に乗って演技やパフォーマンスを行います。
ディズニーランドやディズニーシーなどのテーマパークでは、パレードやショーの時間に、ミッキーやミニーなどのキャラクターがフロートの上に乗って踊ったり手を振ったりしますよね。
フロートは通常、通りを進むために特別な車輪や台車が取り付けられており、パレードの進行に合わせて移動します。
要するに、トロッコはライブ演奏やパフォーマンス中の移動用に使われ、フロートはパレードや祭りなどのイベントでのパフォーマンス用に使われます。
まとめ
今回は、ライブのトロッコについて解説しました。
ライブのトロッコは、演奏者やアーティストがステージ上で移動するための特別な台車であり、通常はステージ上のレールやトラックに沿って移動します。
人力または電動で動作し、スタッフが裏側で操作して移動させます。
一方、ゴンドラは装置や機材の移動やアーティストの演出に使用され、天井を横断するように取り付けられます。
フロートは大型の移動舞台で、パレードやイベントで使用され、アーティストが上に乗って演技やパフォーマンスを行います。
それぞれの装置は、イベントやショーの演出を盛り上げるために使用され、観客に特別な体験を提供する目的で使われています。