自治会に入らない若者は非常識?→逆です。強制で損害賠償の判例も!

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自治会会長を長く務めて、

そろそろ世代交代したいなあと思っても、

代ってくれる人が見つからなくて困っていませんか?

 

最近の若者はそもそも自治会に入ってくれないし、

ゴミ当番をサボる人もいる状態・・・。

他の地域の自治会はどうしているのだろう?と思いますよね。

 

実は、自治会に入るのは強制ではないのです。

過去には、自治会に入ることを強制した側が

損害賠償を支払った裁判もあるほどです。

 

ここからは、自治会に加入強制はNGの理由

自治会を維持・存続するコツと注意点を紹介します。

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自治会に入らないのは非常識?【自治会強制がNG】不法行為の判例

引っ越ししたら地域の自治会に入るのは当たり前と、思っていませんか?

実は、自治会に入る・入らないは町民側で自由に選べるものなのです。

 

過去には、ある団地で入居者は全員自治会に入ることを強制していました。

しかし、自治会に入らなかった人が訴訟で精神的な苦痛を訴え、

損害賠償金5万円が支払われることになりました。

 

自治会は、地域の人がより住みやすくするための任意の団体です。

学校のPTAと同じように、入らなくても違法にはなりません。

自治会に入ることを強制しないよう気を付けましょう。

 

しかし、そうは言っても

自治会を自由参加としたら

誰も参加しなくなって運営が回らなくなるのでは?

と言った声も聞こえてきますよね。

 

続けて、自治体を存続・維持するコツと注意点をお伝えします。

自治会を存続・維持するには『自治会に入らない理由』をつぶすこと。

自治会に入らなくていいなら、

入るのを辞めておこうという人が増えてしまいそうですね。

でも、自治会を存続・維持するためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

それは、「自治会に入らない理由」をつぶすことです。

 

まず、「自治会に入らない理由」を挙げてみましょう。

○そもそも自治会の存在を知らない

○自治会の活動内容を知らない

○自治会に入る必要性を感じない

○自治会に入る方法がわからない

○自治会の会費を払いたくない

○自治会の係分担が負担に感じる

○人間関係が複雑そう

○短期間で引っ越してしまうから

 

若者にとっては、自治会の存在する認知されていないのですね。

 

まずは、広報活動が大切です。

地元の掲示板を使って、活動内容や入会方法をお知らせしましょう。

自治会に入るメリットが理解してもらえれば、

会費も負担に感じなくなるかもしれません。

 

若者や共働きにとって、自治会の存在はデメリットでしかない⁈

それから、自治会の運営でありがちなのが、今までの踏襲です。

なにかと前年通り、前任者と同じようにしてしまいますよね。

 

しかし、時代は変わってきています。

少子高齢化社会になり共働き世帯も増え

人手も資金も少なくなりつつあります。

 

仕事や育児、介護など手一杯で

自治会の役割を負担に感じる人も増えています。

 

町内会や自治会の無い町』を調べて移住する人もいるほどです。

教えて!町内会・自治会ない地域の調べ方・問い合わせ方法まとめ
町内会や婦人会の持ち周りの役割に、うんざりしていませんか? 隣の家が当番だったから、次はうちかも?!と、 持ち回りが近づいてくることに警戒しちゃいますよね。 次に、引っ越す場所は町内会や自治会がない地域がいいな~なんて、 思ってしまう人もい...

 

すでに若者や共働き世帯にとっては、

自治会があること自体が

デメリットにしか感じられない

という価値観にさえなっているのです。

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若者を自治会に呼び込むには、古い慣習やしきたりを手放すこと

ただでさえ、日本の若者や働き盛り(生産年齢人口)は減る一方なのに、

どうしたら良いのでしょう。

 

思い切って、自治会の活動を縮小するのも1つの手段です。

回覧板や広報をLINEやSNSで配信する取り組みもあります。

 

自治会をIT化したくてもスキルや知識が無い?

それこそ若者の知恵やスキルを借りてはどうでしょう。

 

自治会を存続・維持させるために

どうしたらスマートな運営ができるか。

 

古い慣習やしきたりを手放すには、

世代や立場を超えた声を聞く力・謙虚な姿勢が必要です。

 

若者も女性もお年寄りも

負担を感じにくく活躍しやすい

風通りの良い自治体を目指すことで、

魅力が感じられ入会者が増えれば

また新たな活動もスタートできるでしょう。

 

自治会は、住みやすい地域をつくるためのものです。

デメリットばかりではありません。

防災や防犯などの面では、今でも地域の協力が大切です。

まとめ

引っ越したら地域の自治会に入るのが当たり前と

思っていたら、それは間違いです。

自治会は任意の団体で、強制ではありません。

 

過去には、自治会加入を強制して、

損害賠償を請求された裁判もあります。

自治会の入会は強制しないように、

気を付けましょう。

 

しかし、自治会会長さんとしては、

特に若者に入ってもらえないと、

世代交代もできなくて困りますよね。

若者は、そもそも自治会の存在を認識してない場合もあります。

地域の掲示板などで、しっかりと自治会の活動や入会方法を

お知らせしましょう。

 

自治会活動は前年と同じにする傾向がありますが、

地代に合わせて縮小していくのも、自治会存続の鍵です。

なるべく自治会での役割を減らし、

入会しない理由をつぶしていきましょう。

自治会は、住みやすくするための団体です。

存在意義を広めて、自治会を維持していきましょう。

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