子どもの部活動の保護者が何かとうるさいことありませんか。
話に付き合わないわけにもいきません。
子供が好きで入部した部活なので、仕方がないとは思いますが・・ある意味仕事よりキツイ。
部活の親が役員になることで一番苦労するのは、保護者間のトラブルです。
子供の応援やサポートなら頑張れますが、保護者間の問題はただのストレスです。
ここでは、子供の部活動に必要以上に関わってくる保護者への対応について紹介します。
大切なことは、相手の話を聞くことと、相手の言い分を受け入れないことです。
部活の親【過干渉・でしゃばる】タイプを黙らせるコツは「相手を認める」こと?!
筆者の子供も3人野球部でした。
入部した頃、配車にお茶当番、審判など「なんだそれ!」と思っていました。
そして、チームが我が子の世代になると、否応なく『役員』になります。
部活の役員を引き受けた時に必ず出てくる問題が保護者の苦情(意見)です。
「もっと練習してほしい」
「お休みの日も活動するの?」など意見が二極化します。
しかしこれくらいはまだまだかわいい方です。
子供への応援熱が上がってくると苦情も変化してきます。
- 監督の選手起用について納得がいかない
- 監督の練習方法が納得できない
- 監督の試合の采配が納得できない
など、特に同じ競技経験がある保護者からの苦情は、監督に対するものが多くなります。
部活の親の、度を越した干渉や勝利至上主義。
側から見ていると、まるで自分が得られなかった成功や名声を『我が子で補おう』としているかのよう…。
部活動はあくまでも学校教育の一環です。
先生・監督側の苦労や子供たちの頑張りを理解しサポートするのが、保護者にできる1番の役目です。
先生・コーチへの信頼感無しに、子供たちが安心して部活動に打ち込むことはできません。
部活の運営や方針に対する不満を子供たちの前で発言しないよう、周りの親が助言できると良いですね。
- うちの子の方が上手なのに監督の“えこひいきだ”
- 〇〇君(さん)に辞めてもらいたい
- 〇〇君(さん)のところはいつも出てこない、不公平だ
このようは偏った親の発言は、子供にとっての正義(一方的な)になってしまいます。
では、どうして上記のような意見が出てくるのでしょう?
いつも応援に来られていて、熱心なのは分かります。
熱心が過干渉になり、ご自身の意見をどんどん発信してきます。
そこで以下のポイントに注意してみましょう。
過干渉・でしゃばり保護者の3つの対処術
大方この3ステップで解決します。
ほとんどの保護者の意見がは、
「自分が大変、うちの子が一番」という内容です。
でも、親(役員)としては常に
「チーム全体、主人公は子供たち」
のスタンスが一番重要です!
個人の意見で全体が振り回されないように切り分けをしましょう。
また、部活の保護者会の役員ともなれば、積極的な人と無関心な親との間で板挟みになることもありますね。
▼部活に協力しない親への対応はこちらをどうぞ。
こちらの記事では価値観や意見の合わない人と折り合いをつけるコツをまとめました。
子供の部活の保護者会役員を4回引き受けた体験からのアドバイスです。
部活の保護者トラブル「いじめ・LINE・温度差」耐えがたい時どうしたら
前述のとおり、本当に保護者間トラブルにはうんざりします。
できればトラブルが起きる前に予防しておくことが重要です。
そのためルールを先に作っておきます。
①グループラインは意見交換の場ではない。
→連絡事項を徹底することのみに使用
②監督に直接意見しない
→保護者の意見を統括して監督に伝えることが会長の仕事です。
③当番の日程は早い者勝ち、回答がない人は「いつでもOK」と解釈
→役員側から割り振りをすると苦情が出ます。
当番が必要な日を連絡し、早い者勝ちで希望の日を取ってもらいます。
LINEの日程調整等アプリを使用するとびっくりするほど回答が早く集まりますよ!!
最初の保護者会で先に伝えておくだけでもトラブルが減ります。
そしてルールを逸脱した人に対して注意出来るのもありがたいです。
お互い別々に仕事をしながらの活動であることを認め合いましょう。
無理をして参加する保護者会ではなく「お互いが協力し合う保護者会」の意識が大切です。
まとめ
中学校の部活保護者会は確かに大変です。
私も3人中学野球部の保護者会を経験しました。
子供を育てて初めて気づいたことは、学校のPTA活動と部活の保護者会って、こんなにも親は大変なものなのだ、ということです。
自分自身が子供の頃は、親の大変さに気づきませんでしたが、今ほど保護者同士もうるさくなかったのでは・・・という気もします。
学校のPTA活動は、1人一役となり、毎年必ず何かしらあります。
いろいろな役割があり、活動時間なども様々です。
しかしPTAの活動場所は主に学校なので、面倒なこともありますが「うざい!」までは行きません。
トラブルが起こる前の取り組みが重要になってきます。
①チーム全体を考える、主人公は子供たち
②お互いが協力し合う保護者会
まずは保護者がワンチームとなってフェアプレーする姿が子供達への一番のサポートです。
子供達に見られて恥ずかしくない活動を心掛けたいですね。