部活で協力しない親どうすれば「親の負担」意見合わない人との付き合い | メモっとこ

部活で協力しない親どうすれば「親の負担」意見合わない人との付き合い

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中学生の部活動は、今や保護者の問題となりつつあります。

そもそも学校教育の一環として存在していた部活動。

しかし、今では保護者の協力なしでは成り立たない状況です。

競技によっては配車やお茶当番、野球部は審判の協力もあります。

子供が入部する時は親の覚悟は必要不可欠の時代です。

 

「入れる部活動を間違えた」と言わんばかりの保護者さんも居ます。

親の負担が大変なので子供を退部させるなんて状況は回避したいですね。

 

今回は、“部活の親の負担”についてまとめています。

そして家族構成や仕事が違うので保護者同士意見が合わないのは当たり前です。

意見が合わない時の対処法も教えます。

4回役員を引き受けた私の体験済みの対処法です。

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部活で感じる「親の負担」送迎・親の会・部費…人により常識・許容範囲は異なる

部活 協力しない 親

中学校の部活動は、教育の一環で学校側も入部を勧めています。

子供が入部すると保護者は自動的に保護者会へ入会です。

この保護者会での役割が「親の負担」となります。

 

筆者が経験した野球部を例にします。

配車・・・土日に行われる大会や練習試合の送迎

送迎可能の保護者の車に複数人の部員を同乗させて送迎します。

お茶当番・・・土日の大会や練習試合で当番制

審判・・・大会に参加するためには塁審の協力が必要

練習試合なども全て保護者が審判を行う

一人一役・・・保護者会の中に会長、副会長、会計、連絡係など

部費・・・月に2,500円

 

①~⑤全てが必要です。

④と⑤はすべての保護者が必ず負担します。

そしてどこの部活動でも問題となっているのは
①~③の送迎・当番・審判です。

この①~③の負担の割合が公平にならないことでトラブルが起きます。

配車、お茶当番、審判は子供が活動するために直接必要なサポートです。

部員の送迎に必要な台数、審判の数がノルマとなります。

 

毎試合配車に協力してくれる親、月に1度も出て来れない親。

家族構成や仕事が違うので仕方がないことです。

 

毎試合、配車や当番に協力する親は
“子供の応援をしたい”が一番の理由です。

もちろん筆者も子供の頑張りを見たいから毎試合配車協力をしています。

競技中以外の子供達の様子も分かります。

  • レギュラーで横柄な子
  • ベンチでも頑張っている子
  • 周りの状況によく気づく子
  • ふざけてばかりの子

子供の成長は、競技の上手い下手よりこちらの方が重要です。

 

ほとんど出て来られない親は、仕事や家族の事情があります。

子供の部活動へのかかわり方は個人差があるのは仕方がありません。

この個人差があることをお互いに理解する姿勢が大切です。

 

▼部活の送迎が大変・苦痛…部活の送迎をうまく断る方法はこちらにまとめました。

部活の送迎が苦痛【部活の送迎うまい断り方4選】持ち回り拒否は?
部活動の保護者会では大会や練習試合のために「送迎」という車出しの慣習があります。 20年前の部活動では考えられなかった慣習です。 自家用車の普及率向上から、家庭での送迎か可能になったことも原因でしょう。 当たり前となってしまった子供の送迎で...

【大人の対応】意見が合わない人との付き合い方。話し合いで折り合いを付けるコツ

部活 協力しない 親

人それぞれ状況は違いますが、子供の部活という共通点で協力が必要になります。

そして役員になるとこれらの保護者間トラブルの中心に巻き込まれないように、外側から見ているわけにはいきません。

意見が合わない人とのコミュニケーションこそ大人の対応が求められます。

 

筆者が役員時に心掛けていたことを列挙しますね。

①相手の言い分をよく聞く

まずは、相手の話を聞くことです。

どんなに正論でも一方的な言い方では耳を傾けてもらえません。

②部活の運営に保護者のサポートが必要な現状を柔らかく説明

→子供達ができることはさせる

→配車など保護者のサポートなしでは試合は出来ない

→昔とはサポートの必要性が変わっている

③監督(先生)だけでは大変な現状への理解

→部活の監督はボランティア、引き受けていただいていることへの感謝

→監督は子供の指導に専念してほしい(保護者の事は保護者で解決)

④保護者も仕事や家族がありみんな大変

→環境は違っても、仕事と家族を大切に思う気持ちはみんな同じ

⑤自分や我が子が一緒に活動する“仲間を大切に”する

→チームの一員として子供に学んで欲しい「仲間を大切に」がキーワード

→保護者もそのチームの一人であることを伝える

 

トラブルの中心になる保護者は「私は大変」アピールをしてきます。

大変の度合いはそれぞれ違いがあります。

お互いがムリのない範囲で協力するための保護者会です。

“できない”アピールではなく「この日できます」「この作業できます」といえる環境が大切です。

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なかなか出てこられない保護者と話をするときの最大の注意点

“自分自身の大変さをアピールしないこと”です。

相手にプレッシャーや不満を与えます。

まずは気軽に参加できる雰囲気作りが大切です。

まとめ

前項の⑤「保護者もそのチームの一人であること」の意識があれば保護者会も楽になります。

最初の保護者集会の際に前もって伝えておくことが大切です。

「子供のお手本になる保護者会」になりましょう!

と私はお伝えしていました。

保護者同士意見が合わないのは当たり前です。

だから保護者が参加しやすい環境づくりが大切になります。

こじれてしまうと“教育委員会”や“裁判”なんてことになるケースも・・・

「ムリして参加する」「協力するのは当然」のような保護者会の体制をなくしましょう。

中学の部活動が「子供も親も楽しい思い出」のチームになりたいですね。

 

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