高層マンションの広告チラシがポストや新聞の折り込みに入っていると、つい見てしまいませんか?
綺麗なエントランスや整備された敷地内、
最高の景色をいつでも楽しめる優雅な暮らしに、心が惹かれてしまいます。
とはいえ、いざ暮らすことになるとしたら、
生活のなかで高層マンションの高さは、日々の暮らしや家族にどんな影響があるのか心配なところですよね。
高所恐怖症の方や、小さなお子さんがいる方は、安心して生活できるのでしょうか?
たとえば、まず心配になるのは
高層マンションのベランダ事情だと思います。
ベランダでは洗濯物を干すだけでなく、カフェテリアやビアガーデンのようにリラックスタイムを過ごす人もいます。
しかし、高層マンションの10階以上の高層階は特に強い風が吹くため、洗濯物が飛ばされてしまうリスクがあります。
強風時は、観葉植物や折りたたみテーブルセットなども出しっぱなしは危険です。
また、小さい子が好奇心から柵を乗り越え、
ベランダから落下してしまう事故も例年起こっています。
子どものいるご家庭ではベランダに物を置くことは大変危険です。
また、風水を気にする人にとって、大地エネルギーの届かない高層階は、運気アップに良くない…という話も気になるところです。
今回は、
高層マンション10階以上での洗濯物事情
子どもがいる家庭で住むのは5階以下が良い理由
について、ご紹介します。
マンション10 階以上で洗濯物干せる?物干し低い、干せないマンションも
高層マンションの10階以上では、日当たりがよくて快適という声がある一方で、
風が強く窓を開けられないという声も多々あります。
高層階になると風を遮るものがなく、突風や強風が直接吹きつけることになるので、
洗濯物が飛ばされてしまうリスクが高くなります。
インターネットで見ていると、上からタオルやハンガーが落ちてきたという声や
自分自身が落としてしまったという声も多くあります。
中には、布団や毛布のような大きなものが落ちて焦ったという声も。
万が一、人に当たってしまうと大事故になってしまいますね。
また、景観維持のため洗濯物を干すことを禁止しているマンションもあります。
やはりマンションの10階以上では、
洗濯物を干すことはあまりおすすめできません。
洗濯物を干しづらい高層マンションでは、乾燥機が備え付けられていたり
浴室乾燥やサンルームなどの部屋干し設備が整っているところもあります。
購入を考える際は、マンションの設備をよく確認しましょう。
マンションで住んではいけない階。子どもがいる、風水で良いのは5階以下。
お子さんが産まれるタイミングや、子どもたちが成長して
部屋が手狭になってきたときに、マンションの購入を考える方も多くいます。
小さな子どもがいる家庭では、何階に住むのが良いのでしょうか?
実際にマンションを買った人たちの口コミを見ていると、
5階以下に住むことをおすすめする声があがっています。
- ベランダに洗濯物を干せないのは不便
子どもたちの洗濯物は、大量になりがち。
ベランダに干すことができる下層階だと、
部屋だけでは干しきれなくなる心配がありません。
- 階段を使って自力で降りられる高さの方が安心
震災や火災など、万が一のときにはエレベーターを使えなくなります。
子どもと一緒に高層から階段で降りるのは大変です。
もしものときに備えて、階段で降りられる高さの方が安心という考え方もあります。
- 外に出るのが億劫にならない高さのほうが子供に好影響
近頃は「高所平気症」の子どもが増えており、
落下リスクをさらに高くしているとの情報もあります。
小さい頃から高層階での生活に慣れてしまうと、
「高いところは危険だ、怖い」という感覚が育ちづらくなり、
危機感なく好奇心のまま身を乗り出してしまうそうです。
子どもたちの恐怖心や危機察知能力を適切に育てるためには、
地上に出て滑り台やジャングルジムで遊ぶ機会をつくることがとても大切です。
上層階だとエレベーターでの移動が面倒で、
出不精になってしまったという声もありましたので、
子どもがいる家庭では5階以下で外に出やすい環境をつくる方が
良いのかもしれません。
- 風水ではマンション5階以下の奇数階がおすすめ
また、あなたが風水を気にする方であれば、
やはり5階以下を選ぶことがおすすめです。
風水では、樹木の高さを超えると大地のパワーが届かず
良くないと言われています。
そのため5階以下の奇数階、特に1階か3階に住むことが
好ましいという見解が多くみられます。
まとめ
いかがでしょうか?
高層階での暮らしに憧れて、マンションを購入したはいいけれど、
実は後悔している…という声は、意外に多いようです。
もちろん、ライフスタイルや家族内でのビジョンによっては、
高層階のほうがベストマッチするケースもあります。
一生モノの大事な買い物になることが多いマンション購入。
憧れだけで飛び付かず、メリット・デメリットをよく検討することが必要ですね。