風力発電は、再生可能エネルギーとして環境を守りつつ、低コストで発電をおこなうことができ、将来的には今以上に普及すると言われています。
しかし、風力発電が怖い、風車のプロペラや佇まい、音が苦手という方もいます。
遠くから見るとそんなに怖いと感じることは少ないかもしれませんが、近くで見ると予想以上に大きく迫力があるので驚く方もいるかもしれません。
また、風力発電は低周波音を発生させるため健康被害などの声も上がっています。
そこで、今日は
なぜ風力発電は怖い・異様・気持ち悪い…と感じるのか。
風力発電が引き起こす健康被害について詳しくご紹介していきます。
風力発電が気持ち悪い、異様…まるで巨大な能面。羽の音が怖いの声も
風力発電をおこなっている風車などを見る機会などは、近くに風力発電所などがないとなかなか見ることは少ないと思います。
遠くから見ると「きれいだな~」と思う程度ですが、近づくと巨大な風車が異様に動く光景は気持ち悪く感じます。
風車が大きすぎるあまり「倒れてしまうのでは?」と思ったり、風車に引き込まれそうな感覚になったりするかもしれません。
無機質なフォルムは「無表情の巨人」のようでもあり「巨大な能面」という喩えをする方もいます。
日常生活の中であんなに巨大なものを見ることがないので、なおさら恐怖心が大きくなることも考えられます。
また、風力発電の羽の音が怖いという方もいます。
風力発電の羽(ブレード)がザシュ、ザシュ…と落ちるときの音は、「まるで大きな刃物を振り下ろす死刑執行人」のようでもあり、身震いするような恐怖を感じる人もいます。
私は風車を見て、あんな細い作りで倒れたり、折れたりしないのかとても心配になります。
実際、地震や台風などで大きなダメージを受けることもあります。
風力発電による被害を連想させる心配が不安感につながることもあるでしょう。
風力発電 低周波の健康被害「低周波症候群」頭痛めまい不眠、近隣住民訴えも
また風力発電では、低周波による健康被害の声も上がっています。
風力発電の仕組みとして、風車のタワーの先端に発電機があり、それが羽と繋がっています。
その羽がまわることによって、電気が発生し羽から低周波音が発生してしまいます。
周波数が低く、低周波音は人間には聞こえにくいとされています。
しかし、感覚には個人差があるため、低周波を感じる人にとっては健康被害を感じやすいのです。
また、低周波は数キロ離れた距離まで届くとされており、風車から距離が離れていても体に不調を感じる方もいます。
主な健康被害としては、血圧や心拍の変化、頭痛、不眠などの睡眠障害などもあるとのこと。
風車周辺に住む近隣住民は、特に被害を実感しやすいとされています。
実際に海外などでは数々の健康被害なども報告されているとのことです。
また、地形が複雑な地域に住んでいると、場所によって風車の音などを感じやすさも変わってきます。風車を設置する際などは、それらに考慮して設置する方が良いとのこと。
しかし、風車の設置場所などは住民側の我々が決められるわけではありません。
自治体・行政による規制や、風力発電に対する法律整備が望まれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
風力発電は、環境に優しい発電方法ですが、見た目や音が怖いという方も多くいることがわかりました。
風車が巨大で異様さや不気味さを感じることもあり、私自身もあの巨大な風車の羽を見ると、ドキドキして怖くなります。
それに加え、風力発電は低周波の影響で人体に健康被害を与えるとも言われています。
頭痛や睡眠障害、めまいなどで悩まされている方は多く存在しており、今後の環境を守るエネルギー源としては設置場所や健康被害への対応なども必要となってくるでしょう。
実際に風力発電所の設置反対の声なども多く上がっているとのことです。
海外などでは、住民の健康被害などを恐れて風力発電所に反対する人も数多くいます。住民の反対によって建設が中止されることも。
これからの時代はますます環境に配慮したエネルギー源の確保が必要となってきますが、人体に影響が出ないような発電方法なども検討した方が良さそうですね。
風力発電所の風車が苦手な場合は、なるべく近づかないようにするなどして影響が出ないようにしましょう。
今後、ますます増えると予想される風力発電所と人体の影響についてはしっかりと考えていく必要もあるでしょう。