ママたちが必ず一度は頭を悩ませる案件・・・・それは『寝かしつけ』!
特にきょうだいの歳が近いと、難問中の難問ですよね。
我が家も2歳差で3人の子供がいるので、2人目が産まれた後、3人目が産まれた後、どのスタイルで乗り切るのか試行錯誤しました。
だって、下の子は眠たいのに、上の子がうるさいんです。
みんな、どうしているんだろう??
そう思って、いろいろなママの意見を参考にしながら、わたしのスタイルを探していきました。
負け戦も何度も経験しましたが・・・
でも、あるポイントを押さえると勝算が見えるんです!
ここで、そのヒントをお伝えしたいと思います。
さあ、どういうことなんでしょうか。
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
上の子ストレスサイン対処法。お兄ちゃん・お姉ちゃんフィルターに気づく
まずはヒント①からいきましょう。
下の子を先に寝かせようとして、全力で下の子にかかっていては負け戦をみます。
寝かせるのは下の子が先なんですが、ある意味下の子は放置していてもよいです。
全力で相手をするべきは上の子なんです。
弟や妹が産まれた途端、あなたはついつい、
上の子に対してお兄ちゃん・お姉ちゃんとして接してしまいます。
無意識に、「お姉ちゃんフィルター」「お兄ちゃんフィルター」をかけていませんか?
でも、ちょっと待って!
ママ私たちも、一人目の赤ちゃんが産まれていきなり完璧なママにはなれませんでした。
初心者マークから始めましたし、もちろん今も完璧なママではありません。笑
上の子だって、最初はお兄ちゃん・お姉ちゃん初心者マークです。
初心者マークの車には配慮するのと同じように、上の子にもいきなり完璧なお兄ちゃんお姉ちゃんを求めずに、初心者マークと思って接してあげましょう。
ただでさえ、弟・妹が産まれてから、なにかとみんな赤ちゃんに夢中です。
自分のことをかまってくれなくて上の子はストレスがたまっています。
そのストレスをこまめに拭ってあげるには、
できる限り優先順位をいつも1番にしてあげるのです。
下の子が泣いていたり不機嫌なときほど
わざと、上の子を優先するんです。
「あなたが一番大事だよ。」となにかと伝えるのです。
そうすると、上の子はまず自分の気持ちが満たされます。
すると、気持ちの余裕が出てきます。
そうすると、赤ちゃんが可愛いと感じられるようになり、だんだんとお兄ちゃん・お姉ちゃんの行動がとれるようになってきますよ。
じゃあ、そのためにほったらかされた赤ちゃんはどうすればいいの?
そこでヒント②です。
ねんねグッズとして様々な商品が販売されていますよね。
【おくるみ】だったり、【おしゃぶり】だったり、【胎内音が流れるぬいぐるみ】などいろいろありますよね。
とにかく試せるものは試してみて、使えるものは即取り入れてみましょう。
あと、【授乳で寝落ち】もかなり有効な手段ですよね。
ここでポイントなのは、赤ちゃんを寝かせる場所です。
目的は、とにかく寝かせることですから、別にベッドに寝かせる必要はないんです。
バウンサーでも、おんぶでもだっこでも、とにかく上の子の相手をしながら、下の子が寝落ちしてくれればOK。
ちなみに私はスリングとおんぶ紐を、ボロボロになるまで愛用しました。
特にスリングは、微調整が簡単で、スリングに入れたまま授乳ができるタイプのものを選びました。
スリング・おんぶ紐でママに密着させておくと、上の子の相手や家事などしている間にいつしか寝落ちしてくれました。
スリングにいれて授乳しながら、よく上の子の絵本を読んだり、歯磨きの仕上げをしたりもしていました。
1歳ぐらいになると、お気に入りのタオルを持たせてひたすらおんぶでした。
下の子が寝たからといって、ベッドに降ろすのではなく、そのまま上の子を寝かしつけて、数時間たった後、ようやく下の子をベッドに降ろすので、肩こりは半端なかったですが。
それから、もし旦那さんが帰宅して手が空いていれば、協力をあおぐのがベストです。
使える人員はとことん使いましょう(笑)
我が家も、3人目の寝ぐずりがひどい時期、夫は大活躍でした。
末っ子の寝ぐずりがうるさくて、真ん中の子が眠れないので、夫は末っ子をおんぶして毎晩1時間ぐらいかけて夜のお散歩!
大変助かった思い出があります。
そして、もし旦那さんの帰宅が遅い家庭でも使える人員がいます!
それは誰でしょうか。
そう、もう1人のママ=「上の子」なんです!!
【上の子と2人きりの時間を作る例】下の子寝かしつけを上の子に手伝ってもらう
下の子を寝かしつけするときは
上の子に助けてもらえばいいんです!
どういうこと?だいたい上の子がうるさくて下の子が眠れないから困っているのに・・・。
これを成功させるにはポイントがあります。
上の子に
「赤ちゃんが早く寝たら、その分、ママと2人きりの時間がいっぱいやってくる」
ことを気づかせてあげるのです。
もちろん、言葉でそのことを伝えてもよいのですが、
一番有効な方法は、一度下の子が寝たあとに思いっきりベタベタ甘えさせてあげることです。
一度それを経験した上の子は、
「そうか。赤ちゃんが寝てれば、ママは自分だけのママだ。」
と体感として理解します。
そのうえで、
この前みたいに赤ちゃんが早く眠れるように○○ちゃんもお手伝いしてくれる?
などと声かけをして誘ってみます。
お手伝いのやり方は、
など、その子の年齢や性格にあわせて工夫してみてくださいね。
優しい気持ちでやわらかい赤ちゃんに触れることで、「妹・弟がかわいい」という感情も芽生えます。
より一層お姉ちゃん・お兄ちゃんらしい行動も伴ってくることでしょう。
そして、弟や妹が寝たあとは、ゆっくりママを独占させてあげて、気持ちを満たしてあげましょう。
そしてそして、どうしてもうまくいかない日って絶対あります。
そんなときは、
上の子も下の子も、一日ぐらい寝不足の日があったって死にはしません!
そう思って諦めましょう。
ママがイライラして疲弊してしまうぐらいなら、寝かしつけなくたっていいや~、と諦める。
玄関やベランダの鍵をしっかり閉じて
上の子にはスマホやYouTubeとか見せて
その間ママがぐっと寝てしまうのもアリ!!
こうしたらダメとか子供に悪いとか、そんなことはいいんです。
あなた自身がしっかり休んで楽にいられること。
子どもたちにとってもママが笑顔でいてくれることは何より幸せなことです。
まとめ
毎日の子育ては、うまくいかないことだらけですよね。
ほんとうにお疲れ様です。
最大の難関である、2人目の寝かしつけについて、ちょっぴりお役にたてたら嬉しいです。
ママが楽をするために、使えるものはなんでもフルで使って、穏やかな気持ちでお兄ちゃんお姉ちゃんに接してあげられることを願っています。