秋の風物詩としても身近な銀杏ですが、「自宅の庭などには植えるな」と耳にしたことはありませんか?
銀杏は長寿などの意味もあり、縁起の良い木とされています。
しかし、銀杏の実がなると独特な匂いを発生させたり、落葉樹なのでたくさんの落ち葉にも悩まされたりすることもあります。
また、すぐに大きくなるのでなかなか自宅の庭などに植えるのは好まれません。
そこで今回は、イチョウの落ち葉の掃除のコツやなぜ縁起が良いといわれているのかなどについて詳しくご紹介していきます。
一気に落葉!イチョウ落ち葉掃除の時期とコツ。側溝・雨樋や近所も注意
イチョウは秋を迎えると一斉に葉を落とし、落ち葉へと変わっていきます。
彩った落ち葉はとても綺麗な絨毯のようですが、一気に落ちてくるので掃除が大変ですよね。
我が家の近所の家にもイチョウがあるのですが、住人の方は秋になると毎日落ち葉の掃除をされていて、とても大変そうです。
そのまま放置していると落ち葉に害虫が発生してしまうこともあります。
また、側溝や雨樋などに落ち葉がたまってしまうと、雨が降った時などにつまってしまい雨水が流れなくなってしまいます。
このようなことが起きると近隣トラブルの原因にもなってしまいます。
そこで、自分でこまめに掃除をする必要があります。
ほうきなどで落ち葉を掃く際は、柔らかい素材のほうきだと上手く葉を集めることができません。
そこで、おすすめなのが竹ぼうきや熊手です。竹ぼうきや熊手を使って掃除をすると落ち葉だけを集めることができます。
しかし、狭い場所やデコボコした場所では、これらも使いにくくなってしまうのでそんな時はブロワバキュームが活躍してくれますよ!
ブロワバキュームとは、風を送って落ち葉を集め、その後に落ち葉を吸って掃除をすることができる工具です。
竹ぼうきで掃くよりも短時間で効率的に掃除をすることができます。
ホームセンターなどで購入することができるので、気になる方はチェックしてみてください。
雨樋など高い場所の落ち葉を掃除する際は、大変危険なので専門の業者などに相談して処理するようにしましょう。
▼こちらでイチョウの落ち葉対策くわしくお伝えしています
イチョウは縁起の良い木。難燃性で樹齢1000年以上「生きた化石」とも
イチョウの木は、昔からとても縁起の良い木とされています。
銀杏の実をつけるまでにも長い年月がかかり、樹齢も長く1000年以上生きる木もあることから、イチョウの花言葉は「長寿」という意味もあります。
イチョウは長い歴史を持ち、生きた化石と言われるほど世界で最も古い木のひとつなんです。
また、樹皮の厚さがあり、水分も多く含んでいるためとても火に強く、難燃性が高いことから昔から神社などに植えられることが多いです。
確かに神社に行くとイチョウの木がたくさんありますよね。
私も子供の頃に、祖母の家の近くの神社で落ち葉を投げて遊んでいた記憶があります。
建物が燃えないようにと願いを込めて、植える方もいるそうです。
まとめ
イチョウは、生命力の強い樹木で長寿の木であることから縁起が良いとされていることがわかりました。
秋になると色づいた落ち葉たちがとても綺麗ですが、一方で銀杏の実の匂いが強烈だったり、一斉に葉を落とすので掃除が大変だったりする面もあるため、「植えない方が良い」と言われてしまうこともあります。
落ち葉を掃除する際は、竹ぼうきや熊手を使うと落ち葉を集めやすく掃除がしやすくなるのでおすすめです。
ほうきなどを使うのが難しい狭いところや側溝などは、ブロワバキュームと呼ばれる工具を使うことで簡単に短時間で掃除をおこなうことができるとのことでした。
また、イチョウは難燃性に優れており、火に強く長年生き残ってきた歴史を持った「生きた化石」と呼ばれる樹木です。
こんなにもイチョウの木の樹齢が長いことや燃えにくいなんてことも知りませんでした。
なぜ、あんなに神社にはイチョウが多いのかが、やっとわかりました。
大きく生長するイチョウを今一度じっくり観察してみるのも良さそうですね。