健康に良いとされよく話題となっているお酢ですが、特に最近人気を集めているのがミツカンのカンタン酢です。
甘味が特徴のカンタン酢は、お料理の味付けをする際にも大活躍してくれます。
我が家でもよく活用しています。
しかし、健康に良いからと言ってもカンタン酢を飲むことはあまりおすすめできません。
添加物などが含まれており、摂取しすぎは体に悪いので飲むお酢の選び方には気を付ける必要があります。
今回は、なぜカンタン酢などの調味酢が体に悪いのか、飲むお酢はどのようなものがおすすめかなど詳しくお伝えしていきたいと思います。
カンタン酢を飲むのは体に悪いワケ。「調味酢」の添加物には糖質も
お酢はもちろん健康に良いものもありますが、お酢にも様々な種類があり全てが健康に良いというわけではありません。
お酢は、便秘改善や疲労回復の手助けをしてくれたり、血糖値を下げ内臓脂肪を減らしたりダイエット効果もあるとされています。
しかし、カンタン酢などの「調味酢」には果糖ブドウ糖液糖などの添加物が含まれています。
これらが含まれることで調味酢は甘く味付けされ、お料理にも使いやすくなります。
また、調味酢の中に含まれている糖質の量は他のお酢に比べるととても高くなっています。
例えば、穀物酢や果実酢の糖質は100mlあたり2.4gしかないのに対して、カンタン酢などの調味酢に含まれる糖質量は100mlあたり30gもあります。
同じお酢だと思っていましたが、こんなにも糖質の量が違うなんて驚きました。
さらに果糖ブドウ糖液糖は、血糖値を急上昇させるため調味酢を摂取しすぎてしまうと糖尿病になるリスクが高まります。
これらの理由からカンタン酢を飲むのは、体に悪いとされています。
飲む酢おすすめは、無添加・果実酢(フルーツビネガー)
そこで健康的に飲むお酢として、おすすめなのが無添加の果実酢です。
毎日、大さじ1~2杯程度のお酢を摂取し続けると腸の働きを活性化させてくれたり、血糖値の上昇を抑え内臓脂肪を減少させたりと健康的な効果があるとされています。
お酢の独特なツンとした感じや酸っぱさが苦手な人でも、果実酢は飲みやすいのでとてもおすすめです。
水やお湯、暑い時期は炭酸水などで割るとスッキリ飲むことができますよ。
また、牛乳で割ったりヨーグルトにかけたりしても良さそうですね。
無添加のものを選ぶことで体にも優しく、毎日摂取し続けることができます。
健康に良いからと言っても、たくさん飲めばいいというわけではありません。
1日大さじ1~2杯を目安にして、飲む際の濃度にも気を付ける必要があります。
濃度が高いと刺激が強すぎるため、胃が荒れる危険性もあるので10倍ぐらいに薄めて飲むようにしましょう。
私は、もともとお酢の酸っぱさが苦手で酢の物などもあまり食べることがありませんでした。
しかし、果実酢はお酢特有の酸っぱさも気にならず炭酸などで割ってジュース代わりによく飲んでいます。
お子さんでも飲めるくらい飲みやすいので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
カンタン酢は甘いので飲めそうですが、実は添加物などが含まれており糖質も高いため体には良くありません。
摂取しすぎてしまうと血糖値を急上昇させるため、糖尿病になるリスクもあるということがわかりました。
カンタン酢などの調味酢は適度に料理などで使用することをおすすめします。
しかし、果実酢などは健康にも良く、毎日習慣的に摂取することで便秘改善や内臓脂肪の減少などの効果もあります。
私は、疲れた時などによく果実酢を飲んでいました。
体がスッキリするような気がしてぐっすり寝ることができましたよ。
果実酢は飲み方も色々あるのでお好みの飲み方を見つけてみてください。
果実酢をオイルと混ぜてドレッシングにしてサラダにかけても美味しいそうなので、飲み物だけに限らず料理にも活用できそうですね。
今までは炭酸で割ることがほとんどでしたが、今度からは色々な方法を試してみようと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。