日々暮らしていく中で、どうしても苦手だけどうまくやっていかなければいけないものといえば「コミュニケーション」ですよね。
「自分は引っ込み思案だから」
「一人が好きだから」
「自分の発言で嫌われたくないから」
さまざまな想いがあると思いますが、社会人として働いている以上、最低限のコミュニケーションが必要です。
努力して円滑なコミュニケーション能力を会得すれば、あなたの仕事にも良い成果をもたらします。
しかし、急にコミュニケーション能力をアップしようと思っても、
一朝一夕ではなかなかうまくいかないのも事実。
こればかりは毎日少しずつ練習するしかありません。
今回は、そんな時にちょっと背中を押してくれる「名言・ことわざ」をご紹介します。
くよくよしない!役立つ名言
まずご紹介したいのはこちら。
「心の底から泣けない人は、心の底から笑うこともできない。」
イスラエルの元女性首相であるゴルダ・メイアの言葉です。
くよくよしないためには、常に笑顔でいなければ…と力みがちですが、彼女の言葉を借りて、まずは思いっきり泣きましょう!
思いっきり泣いてスッキリすれば、前を向くことができますよ。
あとでくよくよしないために、今!くよくよするのです。
続いてはこちら。
「力は、あなたの弱さの中から生まれるのです。」
オーストリアの精神分析学者であるフロイトの言葉です。
こちらもやはり、一度自分の弱さを認めて初めて自分の力を発揮出来るといった内容になっています。
でも、それでも耐え切れないようなひどいことを言われたりしたら、次の言葉を思い出してみてください。
「よい記憶力は素晴らしいが、忘れる能力はいっそう偉大である。」
そう!忘れてしまえばいいのです。
こちらは、アメリカの作家でありアーティストであり哲学者でもあるエルバート・ハバードの言葉。
仕事に関することを忘れるのはいただけませんが、その他の嫌な言葉は早く忘れてしまったもん勝ちですからね!
いやぁ、うまいこと言ったものです。
では、一度立ち直って改めて仕事に取り組むとします。
そんな時に思い出して欲しいのは、1万円札でお馴染みの福沢諭吉の言葉です。
「人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。
とかく、あまり人生を重く見ず、
捨て身になって何事も一心になすべし。」
うーん、なるほど。深いです!
ちょっと意味は違ってきますが「役者」という点で言いますと、コミュニケーションを取る際に「私は女優よ!」と思いこめば、スラスラと言葉が出てくる…なんて人もいるようです。
細かいことは気にしない!役立つことわざ
ポジティブに仕事を頑張っていても、思わぬ体調不良で迷惑をかけそのことをいつまでも気にしてしまったり、そんな自分に嫌気がさして涙もろくなってしまったり…
特に女性の場合は、ホルモンバランスの影響で色々あると思います。
普段は気にならない小さなことが気になって、仕事や生活が腑抜けた状態にならないために、今からご紹介することわざを頭の片隅に入れておいてください。
・人間万事塞翁が馬 (にんげんばんじさいおうがうま)
人生における幸不幸は予測がし難いという意味です。
幸せが不幸せに、不幸せが幸せにいつ変わるかしれないのだから、安易に喜んだり悲しんだりしなくても良いと言っています。
・ 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生
これは、よく耳にしますよね。
泣いて暮らしても笑って暮らしても、一生は一生なのだから愉快に暮らさなければつまらないですよという意味です。
まさに、細かいことは気にしない精神ですね。
最後はこちらです。
・ 人生羈旅(じんせいきりょ)
なんだか難しい漢字が出てきましたが…
人生を旅に例えています。
例え苦しい山登りでも、ふと足を止めて周りを見渡せば美しい景色が目に入るように、あなたの人生が苦しいものだとしてもどこかに楽しみはあるはずだから、何事も楽しむことが大切ですよという意味です。
とにかく楽しむことが大事なのですね!
まとめ
いかがでしたか?
慌ただしい日常生活の中でゆっくりと心を落ち着けることは決して簡単ではありませんが、今回ご紹介した名言やことわざが、少しでもあなたの手助けになれば幸いです。
心に暗雲が立ち込める前に、一度思い出してみてくださいね。