女性たちの間で一大ブームを起こしているハンドメイド♪
そのハンドメイド商品を販売するにあたり重宝するのが、クラフトマーケットサイトである「ミンネ」です。
毎日多くのハンドメイド作家さんが、数え切れないほどの新商品を登録しており、ハンドメイド好きにとってはまさに宝の山のような「ミンネ」ですが…
中には、お世辞にも商品とは呼べないようなものが存在しているのも事実です。
もちろんハンドメイド=手作りですから、壊れやすいことはもちろん、独特の風合いがあることは買い手であるお客様も承知の上!
ですが、それ以前の問題として「完成度が低い」ということがないか、今一度あなたのハンドメイド作品をチェックしてみてください。
例えば、
・ レジンを使った作品で肝心のレジンに気泡が入りキレイに固まっていない
・ 羊毛フェルトを使った作品なのにチクチクが足りず形になっていない
・ 洋服であれば、余った糸や裾の端の処理が甘い
などなど…
挙げだしたらキリがありませんが、日本人は特に繊細な出来を好む傾向にありますので、そう言った細やかな部分のクオリティをおろそかにしてしまうとまず売れません。
自分では「おしゃれ」として、「あえて」このような処理にしたと思っていても、買い手はそうは思ってくれません。
あなたがハンドメイド初心者さんでしたら、まずシンプルなものを隅々まで完璧に美しく作れるようになってから出品しましょう。
作品の味や個性は後からだんだん滲み出てくるものです。
ハンドメイド「ダサい・安っぽい」と感じさせない作品のポイントは?
きちんと作品を作り上げられるようになったら、次に目を向けて欲しいのが…そう、デザインです。
ここで大事なのは、
「今、実際におしゃれな人が身につけているものをおしゃれだと感じるセンス」
これが、あなたに備わっているかどうかです。
「子育てに忙しくて最近のおしゃれなんてわかんないけど、自分が若い頃はこんなのが流行っていたから久しぶりに作ってみよう〜♪」
……こんなことはおやめください。
一番危険です。
何が危険かと言いますと、いわゆる「おババアート」になってしまう可能性が大です!
ここで言う「おババアート」というのは、こどもの入園バッグを作った時に出たハギレなどを柄関係なくテキトーに組み合わせ、ひとつの作品にしてしまうといったようなものです。
これではいくら出来がキレイでも、誰がどう見ても「お母さんの暇つぶしの産物」として見られるのが関の山なのです。
余り布ですからなんだかケチっているようにも見えてしまい、安っぽさも醸し出されてしまいます。
そうならないためにも!
今、どんな色・素材・形が流行っているのかを、そこかしこにアンテナをしっかり張ってリサーチする必要があります。
トレンドをさりげな〜くあなたの作品に反映させるのです。
街中のおしゃれな方がどんなものを身につけているか眺めるのも、
とっても参考になりますよ!
ハンドメイドが売れない場合の改善点「売り方・魅せ方」に工夫を
さて、ここまでで大体どんな作品を避けるべきかお分りいただけたかと思いますが…苦悩はここからも続きます。
次に悩むのは、販売する際にどのような売り方・魅せ方をするかです。
ミンネで販売する際は、最低限下記のことをクリアいなければいけません。
・ 作品ひとつひとつの写真
・ それぞれの商品説明
・ 配送方法を考える
一見、なんだこれだけかと思われますが、まず、最初の写真を撮る段階で多くの人が悩んでいます。
「おしゃれに撮ろうとして作品の下によくわからない布を敷いてしまう」
初心者のうちはこういうことをしがちですが、全く必要ありません。
むしろ、布がよれたりすると影ができてしまい、きれいに撮影できません。
また、布の色によっては作品の良さが半減してしまうこともあります。
オススメは白です!
今はケータイカメラの画質もかなり良くなっていますので、シンプルに白背景(白い壁)を用意し、晴れた日に自然光を使って撮影すれば、十分素敵な一枚が撮れます。
お家の壁が白色でない場合は、100円ショップなどで小さめのキャンバスを買ってきて作品の背景にしても良いかと思います。
自然光が入る位置がイマイチの場合、移動もできて便利です。
その他の注意点としては、
「余計な小物を写り込ませないこと」です。
買い手の意識が作品から外れてしまい、購入につながりません。
ということで写真撮影の際は、
1 背景は白
2 程よい自然光
3 作品を中心とした撮影
この3つを意識してトライしてみてくださいね。
商品説明も同様に、作品についてシンプルに分かりやすくまとめましょう。
また、「季節限定」や「個数限定」などのコメントをつけておくと、購買意欲を刺激します。
さらに、「一目見てわかり易い商品説明」にすることも大事です。
よくよく吟味した上で、作品とマッチする「これだ!」というコメントつけてみてくださいね♪
まとめ
いかがでしたか?
慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、最初に手順をきちんと踏んで作業をルーティン化していけば、それほど苦ではなくなります。
ぜひとも今回お伝えした内容を踏まえて、「おっ」と思ってもらえるような素敵な作品を世に送り出してください。
あなたのハンドメイドライフが充実したものになることを願っています♪