最近は保育園になかなか入れない「待機児童」が増えている時代ですね。
育休中にやっとの思いで子どもが幼稚園に内定し、「さぁ仕事復帰だ!」と意気込んでいたら妊娠が発覚!
「せっかく保育園内定したんだから黙っておいて預けたいな…」と思っているそこのあなた!
他にも保育園内定後に退職したり転職したあなた!
勤務形態などの変更を報告せずウソの申請した場合、確実にバレますし信頼を失うことになりますよ。
必ず変更を報告しましょう。
では、正直に報告した場合、保育園内定後でも退園させられてしまうのでしょうか。
また、どういった場合なら退園させられずに済むのでしょうか?
ここでは、
①保育園内定後に勤務時間変更になった
②保育園内定後に妊娠した!上の子保育園通える?
この2つに分けてお話ししていきます。
①保育園内定後に勤務時間変更になった
保育園に子どもを預けることが出来るか出来ないかは、あなたの勤務状況で判断されます。
勤務時間が変更になったにも関わらず、申告しないのはNGですね。
判断基準には家庭の状況をポイント化した「点数」による選考があります。
保護者であるあなたと夫の就労状況や健康状態を点数化する「基準指数」
家庭状況によって加点・減点する「調整指数」
そして同じ点数の入園希望者がいた場合に判断するための「優先順位」があります。
あなたの勤務時間変更によって「基準指数」が変わり、点数にも影響が出てきます。
勤務時間変更後も週の最低勤務日数と時間を超えていれば問題なかったり、預けられる時間が短くはなるが許可してもらえる自治体もあるようです。
しかし、場合によっては他の家庭よりも点数が少なくなったことにより内定取消しになる可能性もあります。
保育園内定後に転職する場合も注意が必要です。
退職から転職までの期間が1〜3ヶ月であれば退園しなくて済むケースが多いですが、その期間を超えてしまうと入園条件にあてはまらなくなり退園になる可能性があります。
どちらのパターンも、それぞれの市町村・自治体によって異なりますので必ず確認するようにしてくださいね!
②保育園内定後に妊娠した!上の子保育園通える?
保育園内定後に第二子の妊娠が発覚した場合、こちらも市町村・自治体により異なりますが一般的には第二子の出産予定の月とその前後2ヶ月(合計5ヶ月間)は上の子は保育園に通えますよ。
その後は残念ながら退園することになるでしょう。
家庭での育児が可能であれば、あなたの枠は他の方に譲らなくてはいけません。
保育園入園が出来ずに困っている待機児童を減らすためです。
また、今まで説明してきた認可保育園よりは値段が高くなりますが認可外保育園に入園するという手段もあります。
認可外保育園はあなたの仕事の勤務状況に関わらず(就業していなくても)入園可能です。
どうしても子どもを預けたい方は認可保育園が難しい場合、認可外保育園も選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
せっかく勝ち取った保育園の内定ですから、どうにかして退園にならないように出来ないか?!と考える方が多いようですが、第二子妊娠後はどうしても難しくなりますね。
妊娠中はヒドイつわりもあるでしょうから上の子をひとりでお世話するのは大変ですよね。
現在、ワンオペ育児が問題視されていますし、夫やそれぞれの両親など、周りに頼れる方がいないか探してみましょう。
保育園激戦区やそうでない場所もあります。
何度もお伝えしていますが市町村・自治体によって異なりますので、一度あなたの住んでいる場所はどうなのか、役所に確認してみてくださいね。