クリスマスやお正月、夏休みなど
世間が楽しく過ごしている時期になると、
自分の周りには誰もいない、
「人肌が恋しい」という気持ちになりませんか?
でも、周囲に「人肌が恋しい」なんて言ったら、
気持ち悪いと思われそうですよね。
異性からは下心がありそうと勘違いされそうです。
「人肌が恋しい」という気持ち、
何かやましいものでもない場合もあります。
それは、精神的に寂しさを感じているときや、
物理的に不足しているときに感じる場合もあるのです。
ここでは、「人肌が恋しい」気持ちについて
詳しく説明します。
自分のもやもやしている気持ちを
理解したい人の参考になれば幸いです。
人肌が恋しい気持ちはなぜ起こる?幸せホルモンのセロトニン不足かも
人肌が恋しい気持ちとは、
異性を誘っているようなわけではなく、
家族兄弟、親しい友人と一緒なら
満たされそうな気持ちもありますよね。
しかし、いつもはこんな寂しい気持ちや
気持ちが弱くなったりしないのに、
急に人肌が恋しい気持ちになるのは
なぜなのでしょうか?
1つには精神的に寂しくなったときに、
人肌が恋しい気持ちになります。
例えば、信頼していた人に裏切られたとか
仲良くしていた友達が遠くに引っ越した、
大事にしていたものを無くしてしまったとか
応援していたアスリートが引退してしまった時などです。
自分の気持ちを満たしてくれていたものがなくなると、
寂しい気持ちになるものですよね。
その寂しさを埋めたくて、
無意識に人肌が恋しい気持ちになりがちです。
ネット上でも楽しいことはたくさんあるものの、
リアルの暖かさを求める気持ちが、
人肌が恋しい気持ちではないでしょうか。
もう1つ、人肌が恋しい気持ちになるのは、
物質的に不足しているときもあります。
よくあるのが、寒さを感じたときです。
防寒が足りていないのが直接的原因ですが、
人肌が恋しい気持ちになる傾向があります。
ほかにも、日暮れの時間が早くなったり、
予定があまりなかったりするときも、
人肌が恋しい気持ちになりやすいです。
一説によると、幸せホルモン「セロトニン」が
人肌が恋しい気持ちにさせているそうです。
セロトニンは自律神経のバランスを整え、
精神を安定させる作用があるのですが、
太陽を浴びることで増える、と言われています。
セロトニンが不足していると、
ふとしたことから、
人肌が恋しい気持ちになってしまうのです。
「人肌が恋しい」女性心理・男性心理の違いと本音
女性は一人でいると寂しい気持ちになって、
「人肌が恋しい」と思うことがあります。
寒いし、外は暗いしで、寂しいということもあれば、
友達に恋人ができて、自分にはいなくて寂しいとか、
周囲は楽しく過ごしているのに、自分はつまらなくて寂しい
という場合もあります。
恋愛ドラマや周囲のカップルを見て、うらやましい気持ちから、
人肌が恋しい気持ちになることもありますよね。
男性も同じようなシチュエーションで、
「人肌が恋しい」と思うようですが、
女性と違うのは、体調が悪いときや落ち込んでいるときに
「人肌が恋しい」と感じやすい点です。
誰かに助けてほしい、励ましてほしいという気持ちでしょうか。
男性の「人肌が恋しい」は、
ずばり、本音に近いのだとか。
それに対し、女性の「人肌が恋しい」は、
本音ではないことがあります。
美味しいものを食べたり、趣味に没頭したりなど、
気持ちを満たすことで
人肌が恋しい気持ちが消えてしまうこともあるからです。
ですので、女性から「人肌が恋しい」と言われても、
男性は真に受けないように気を付けましょう。
女性も、異性の前で「人肌が恋しい」なんて軽々しく言ってしまうと、
安っぽい女と受け取られてしまいがちなので、
気を付けましょう。
まとめ
「人肌が恋しい」気持ちになる原因には、
精神的な寂しさと物質的な不足があります。
幸せホルモン「セロトニン」の不足が
原因の場合もあります。
人肌が恋しい気持ち、
誰でもなりやすく、変ではありません。
しかし、人肌が恋しい心理と本音は、
男女で違いますので、気を付けましょう。