レポートって難しいですよね。特に授業内容や研究結果などの要約になると、何から書いていけばいいかわかりません。
しかし、実際はこの要約こそがレポートの鍵となっており、
評価点をもらうためには避けて通ることはできなくなっています。
ではこの要約ですが、どのように進めればいいのでしょうか?
ここで要約や書き出しについて解説をしていきます!
本・読書のレポート【要約の書き出し例&要約のコツ】
レポートでの参考文献や読書感想文もそうですが、
本や読書をレポートにまとめることってありますよね。
この場合、要約の書き出し例や要約のコトはどうすればいいのでしょうか?
結論から言えば、起承転結の三段階を意識することが重要になります。
そして書き出しについては、目的をはっきり述べることが大切です。
詳しく解説をしていきます。
まずは要約では、
「どうしてこの要約を書くに至ったか」という目的をはっきり提示しましょう。
例えば、本で学んだことのレポートの場合には、
「現代社会では〜について深く議論されている。そしてここでは〜から知見を参考にして私の意見を論じたい」
のように入ればスムーズですよね。
また、読書のレポートの場合にも同様です。
「古典文学として〜は現代にも親しまれている。ここでは〜を読んだ上でこの作品がどのように現代社会に影響を与えているかを考察したい」
などのような感じですね。
このようにまずはレポートに上げたい本をどうして選んだかや、
それが自分達にどのような影響を与えているかをはっきり示すようにしましょう。
そして本の要約をする時には起承転結を意識するようにしましょう。
基本的には学術書などを除けば、物語というのは起承転結を意識して作られています。
冒頭、そしてそれがどのように展開し、あるきっかけでそれが逆転する、
そしてそれらを総括した結末を迎える。
これらの話の長れを汲み取ることができれば、
あとはそれらを分割してまとめることができます。
また、要約ですが、この起承転結は等分されていないことが多いです。
比率は本にもよりますが、起10%、承40%、転40%、結10%ぐらいが目安になっています。
なのでそれらの比率を意識しながらまとめていくと、要約がしやすいはずですよ。
【例文とコツ】小論文の要約の書き出し、授業内容をまとめるレポートの書き出し
続いて小論文です。
小論文の場合ですが、こちらは序文本文結論を意識することが大事になります。
詳しく解説をしてきます。
小論文の場合ですが、起承転結は好ましくないと言われています。
なぜなら話を展開をさせてしまったら、意見や考えが伝わりにくくなるとされているからです。
物語の場合は、魅せる山場やそのために引きなどが重要になりますよね。
しかし、小論文でそんな悠長なことをやっている暇はありません。
なので書き出しとしても「私は〜だと考える。なぜなら〜」などといった形で、
いきなり言いたいことを言うようにしましょう。
そこから本文で肉付けをしていく感じですね。
小論文の場合には特に直線的な展開が重要となっています。
こちらは授業内容をまとめるレポートの買い出しでも同様です。
まず初めに、「〜が〜になった原因は〜」「〜は〜が起因している」など、
結論をバシッと書いてしまいましょう。
その後に、内容を肉付けしていくことが大切です。
実際、こちらの文章でも、最初に結論を述べるようにしています。
その方が、わかりやすく理解もしやすいんですよね。
まとめ
レポートですが、本や読書の場合には要約には起承転結を意識することが大切です。
本の流れを意識することで、それらがどのように展開されているかがわかるはずです。
そして起承転結でそれぞれで要約をするようにすれば、自然と要点を得ることができます。
小論文や授業内容まとめなどの場合には、序文本文説論など、
直線的な展開を意識するようにしましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。