最近、よく見かけるようになったヘルプマーク。
赤字に白い十字とハートマークが描かれたマークです。
外見ではわかりにくいけれど、誰かに助けてもらいたい人が付けています。
「うちの子は発達障害の診断をしてもらっていないけれど、電車やバスで通学している間が心配…」
「病院で診断してもらわないと、ヘルプマークはもらえないのかしら?」
子供にヘルプマークを持たせたいと思っている保護者の方。
実は、ヘルプマークは駅や役所などでもらえます。
診断がなくてもヘルプマークは使えますし、自作してもOKです。
ここでは、ヘルプマークをもらえる場所や自作の仕方について詳しく説明します。
ヘルプマークは駅でもらえる!役所や病院、郵送オッケーも
ヘルプマークは、診断された病院でもらえる物ではありません。
どこでもらえるのでしょうか?
ヘルプマークをもらえる場所を4つ紹介しましょう。
ヘルプマークをもらえる場所①駅
ヘルプマークをもらえる場所の1つ目は、
電車や地下鉄の駅です。
診断書などは必要なく、もらえます。
障害者手帳や病状などを証明する書類も不要です。
ヘルプマークをもらえる場所②総合病院
ヘルプマークがもらえる場所の2つ目は、
一部の病院です。
県立病院や地域の総合病院で取り扱っている場合が多いようです。
ヘルプマークをもらえる場所③役所の福祉課。郵送対応も
ヘルプマークがもらえる場所の3つ目は、
役所の担当課窓口(福祉課など)です。
自治体によっては、ヘルプマークの配布場所一覧を
ホームページに掲載しています。
ヘルプマークが欲しい人はチェックしてみましょう。
一部の自治体によっては郵送もしてくれる場合もありますよ。
ヘルプマークをもらえる場所④市民センター、障がい者施設等
地域の福祉センター、市民センター、障がい者施設でも
置いてあることもあります。
配布場所によってはヘルプマーク申請書などの記入を求められる場合もあります。
書類審査などはありませんので、
ヘルプマークを必要と感じている人は配布場所を確認してみましょう。
配布枚数は1人1枚となっています。
代理の人が申請することも可能です。
場合によっては在庫切れなんてこともあるそうです。
必要な時に使えるように、早めに入手しておくといいですね。
ヘルプマークを自作する方法。コンビニでネットプリント対応も
駅などでもらえるヘルプマークですが、自作もできます。
移動が困難だからこそヘルプマークを付けたいのであれば、
もらいに行くのも大変ですよね。
郵送してくれる自治体ばかりでもないので・・・。
東京都福祉保健局のホームページには、
ヘルプマークのガイドラインがあります。
このページのヘルプマーク画像を印刷して
(拡大・縮小等せずにそのまま印刷します)
ハサミでカットすれば、そのままヘルプマークとして使えます。
家にプリンターがない場合は、コンビニでネットプリントもできますよ。
定期券サイズの大きさにして、
100均のカードケースに入れてバッグに付けておくのがおすすめです。
困った時に役立ってくれるでしょう。
ヘルプマーク自作の注意点。赤十字マーク使用は法律で定められている
ヘルプマークを自作する時の注意点としては
ヘルプマークの縦横の比率や色を変更してはいけません。
また、ヘルプマークには「赤十字マーク」が使用されていますが
ハロウィンのコスプレなどで赤十字マークを使用するのはNGです。
日本赤十字社のツイートでも啓発されています。
🦇明日は #ハロウィン 🎃
コスプレのナース服、薬箱、病院のイラスト。
街で見かける赤十字マークの多くは、誤った使われ方をしています。赤十字マークは、基本的に赤十字などの法律で定められた組織しか使うことができません。
皆さんにもぜひ知ってほしいです!#拡散希望 pic.twitter.com/nKYzRZE3aM
— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) October 30, 2022
まとめ
誰かに手助けしてほしい人が付けているヘルプマークは、
駅や病院、役所でもらえます。
役所から郵送してくれる場合もあります。
必要な人は自分が住んでいる自治体のホームぺージを確認してみましょう。
ヘルプマークの入手方法や配布一覧が掲載されている場合があります。
ヘルプマークは自作してもOKです。
東京都副保健局のホームページなどにある
ヘルプマークを印刷して切り取れば使えます。
注意点は縦横の比率や色を変えないこと。
それだけを注意すれば、簡単に作れます。
ヘルプマークがどこでももらえなくて困っている人は、自作してみましょう。