習い事を辞めたい理由って、それぞれですよね。
興味が持てない、飽きた、面白くない、つまらない、体力が持たない、人間関係が合わない、先生が嫌・・・などなど。
親も先生も納得しやすい習い事をやめる理由は、
小学校低学年であれば「体力が持たない」「疲れちゃう」。
小学校高学年~中学生であれば「勉強・学業に専念したい」が良いでしょう。
習い事を辞める時、親や先生が納得する伝え方を詳しく説明していきますね。
【例文】習い事を辞めたい「親が反対」納得する伝え方と切り出すタイミング
習い事を辞めたい時、子供は親に言っても許してもらえないと思いがちです。
「諦めないで」「一度始めたものは最後までがんばろう」と、
言われるだけと思っていませんか?
だけど、習い事を辞めたい気持ちが変わらないなら、
思い切って、自分の気持ちを親に伝えましょう。
切り出すタイミングは、習い事に出かける直前はNGです。
「思い付きで言っている」と思われてしまいます。
習い事を辞めたいと切り出すタイミングは、
落ち着いて話せる時がおすすめです。
習い事を辞めたい時の親への切り出し方を紹介しましょう。
子「あのさ、○級が取れたら、○○を辞めたいんだけど。」
親「どうして?」
子「学校帰りに行くのは疲れて、つらいんだよね。」
親「そうなんだ。じゃあ、○級が取れるまではがんばろうね。」
ポイントは、親が納得する成果が得られたら辞めると、
条件を付けることです。
「○○大会が終わったら辞めたい」というのでも、OKです。
「○○まではがんばる」と決めると、
親も軽はずみな気持ちで習い事を辞めたいと言っているわけではないと分かってくれます。
自分で区切りを決めたら、そこまでは手を抜かずにがんばりましょう!
【例文】習い事を 辞めたいのに辞めさせてくれない「先生」への伝え方
親以上に、習い事を辞めるのを残念がるのは、
今までお世話になった先生です。
熱心な指導で上達してほしいと思っていた先生にとって、
辞めると言われてしまうのはとても残念なことです。
先生も商売ですから、もっとドライに考えている人もいるでしょうが、
それでも社交辞令のように引き止めようとする場合もあります。
習い事を辞める時、先生への伝え方を例文で紹介しましょう。
親「いつもお世話になっております。
本当に申し訳ないですが、学業に専念させるため、○月で辞めさせていただきます。」
先生「あら、本当ですか?!もう少しで○○ができるようになるのに・・」
親「せっかくなのですが、また機会がありましたら、お世話になりたいと思っています。」
先生「そうですか。いつでもお待ちしております。」
先生への伝え方のポイントは、まず、親が伝えることです。
子供が「先生、辞めます」と言っても
先生はまともに受け取ってもらえません。
「そんなことを言わないで、もう少しがんばろう」と言われるだけです。
親がメールやライン、手紙、できれば直接出向いて、
辞めることを伝えると、先生もあっさり「わかりました」と言ってくれます。
辞める理由は、「体がもたない」「学業に専念する」「家の都合」が無難です。
本当は先生の指導が気に入らないとか
習い事の子供同士のトラブルとかが理由であっても
無難な理由を伝えた方があっさり辞めやすくなります。
まとめ
習い事を辞めたい時、親に言うのは緊張するものです。
落ち着いて話せる時に「体力が持たない」「学業に専念したい」と言えば、
親も納得してくれるでしょう。
先生に習い事を辞めたいと伝えるのは、
子供本人ではなく、親がおすすめです。
大人である親から言われれば、案外、辞めないでと引き止められることはありません。
引き止められても、社交辞令程度です。
ひたすら、「申し訳ありません」と繰り返せば、あっさりと辞められます。
お世話になった習い事ですから、
トラブらないように辞めたいものですね。
例文を参考に、最後までしっかりと挨拶しましょう。