大人の習い事、料理やお花、着付けなど、いろいろありますよね。
でも、思ったのと違ったとか、先生と方針が合わない、
転職してお給料が下がったので節約したいなど
大人だからこそ、習い事を辞めたくなることがあります。
子供の習い事と違って、忍耐力が足りないということではないんですよね。
だけど、なんて言えば辞められるでしょうか?
先生に「もう少し続ければ・・・」と、引き止められそうですよね。
こういうときは『家庭の事情で辞めたい』と先生に伝えれば、すんなりと辞められます。
以下、大人の習い事をスマートに辞める方法を紹介しますね。
習い事を辞める時の切り出し方【大人の習い事】納得しやすいタイミング
習い事を辞めたいと思ったら、
まずは入会時にもらった書類を確認してみましょう。
大手会社が運営している教室であれば、
いつまでに退会を伝えればいいのか明記しているはずです。
個人の教室で退会の仕方がわからない場合は、
辞めたい時期の1ヶ月前までに伝えましょう。
先生が引き止めようがないと感じる、
最も納得しやすい習い事を辞める理由・タイミングは『引っ越しや転職』です。
通うのに1時間以上かかるような遠い場所に引っ越すとか、
転職でレッスン日も仕事になったとかであれば、先生も仕方ないと思ってくれます。
また、発表会の出演や資格取得など目標を達成したタイミングも
「辞めます。」と切り出しやすいでしょう。
長く続けた習い事を辞める、辞めたいのに辞めさせてくれないときの例文
お茶や着付けなど、先生が弟子と思っているほど強い師弟関係があると、
辞めたいとは言いにくいですよね。
でも、辞めたいと思いつつ、ズルズル続けるのは時間とエネルギーの無駄です。
先生に対しても失礼です。
しっかりと今までの感謝を伝えながら、辞めることを切り出していきましょう。
例文を紹介します。
言いにくい内容なので、口ごもってしまいがちですが、
思い切って、手短に辞めることを伝えます。
引き止められないようにするコツは、
理由を「家庭の事情」にすることです。
親の介護が必要になった
子供に手がかかるようになったなど、
家庭の事情にしておくと、先生もわかってもらえます。
「本業の仕事が忙しい」というのでも、良いでしょう。
スムーズに習い事を辞める秘訣としては、
『自分の本音を伝えない』ことです。
習い事を辞める理由が「つまらない」「先生が嫌い」「月謝が高い」などであっても、
あえて伝えないようにしましょう。
辞めたいのに辞めさせてくれないような先生ほど、プライドがあります。
本当のことを伝えてしまったら、反発したり引き留めようとするかもしれません。
もう辞めるのですから、本当のことを伝える義理はありません。
嘘ではない範囲で、先生が納得できる理由を伝えましょう。
もし、先生に引き止められたら、
「また時間ができたら習いたい」と付け加えましょう。
本心でなくても、社交辞令で言っておくと印象がやわらかくなります。
辞めると言いにくくて、うっかり「少しお休みします」なんて濁すと
余計面倒になりますから、気を付けてくださいね。
本当にまた習うつもりなら休むのもアリですが、
その気がないのに休むと休会手続きをしたり、
「いつからまた始めるの?」と催促されたり、習い事を辞められません。
自分の気持ちをしっかりと持って、辞めることを伝えましょう。
まとめ
大人の習い事を辞めるのって、言いにくいですよね。
辞めるタイミングは、引っ越しや転職などが当たり障りないでしょう。
辞める理由は、「家庭の事情」が無難です。
親の介護とか、子供の面倒とか、詳しく言わなくても大丈夫です。
間違っても言ってはいけないのは、先生のプライドが傷つく内容。
本当のことであっても、もう辞めるのですから、
スマートに辞めていきましょう。