一人暮らしのプレゼントによくあるのが、観葉植物ではないでしょうか?
そんなに世話がかからないし、インテリアとしてもいいですよね。
だけど、観葉植物が大きく成長したら植え替えしたいとか、
インテリアに合わせた植木鉢に変えたいとかありませんか?
せっかく育てた観葉植物は植え替えしてはいけないのかな、
植え替えに失敗して弱ってしまわないかなと、気になりますよね。
結論から言うと、
観葉植物の植え替えは年に一度、高温多湿の時期に行うのがベストです。
観葉植物の植え替えについて、詳しく見てみましょう。
適した鉢で育てよう!鉢植えの根詰まりを大きくしたくないときは?
ひんぱんな植え替えは、植物を弱らせてしまう可能性もあります。
しかし、年に一度程度の植え替えなら問題ありません。
むしろ、植物を元気に育てたいなら植え替えしてあげましょう。
植物が大きくなってしまうと困る場合は、
部屋のサイズや置くスペースに適したサイズの植木鉢に植え替えるのもOKです。
定期的なチェックで根詰まりしないように、
年に一度の植え替えを行いましょう。
植え替えに適した時期は、植物の成長が進む気温15度以上。
根が乾燥しないように、湿度が多い季節がおすすめです。
具体的には、6月下旬から真夏になる前が植え替えに適した時期になります。
植え替えた後に植物が弱ってしまうことがないように、
根にダメージを与えないように気を付けましょう。
植え替えで根を整理して、長過ぎるものはカットします。
植物を大きくしたくない時は根の整理と一緒に、
葉の量を減らしておきます。
根の整理では、枯れている根や傷んでいる根を除去していきます。
細い根は水や養分の吸収に必要なため、
なるべく切らないように注意してくださいね。
植え替えた後の植物が新しい環境に慣れるまでは、
直射日光に当てないでおきましょう。
しばらくすると、元気を取り戻してきます。
植え替えに失敗したかもと思った時は、
枯れた葉を落として、日陰に置きましょう。
根が生きていれば、新しい芽がでてくることもあります。
室内に置いている観葉植物の場合、
気温差や空調の風などに影響されてしまうこともあります。
あきらめないで、しばらく様子を見てくださいね。
インテリアに合った植木鉢にしたいという時は、
植木鉢カバーを使うのもおすすめです。
今の植木鉢に、気に入ったカバーをつけるだけです。
植え替えすることなく、気軽にデザインを変更できます。
慎重に!植え替えで根をほぐさないのが良くない理由
植物の植え替えでは、根をほぐさないほうが良い種類もあります。
マメ科のスイートピーや、チューリップ・ヒヤシンスなどの球根植物など。
できれば、調べてから作業をすると安心ですね。
しかし、多くの場合は植え替えで根をほぐした方が良いです。
それは、根をほぐして固くなった土を取り除くことで、
根が伸びていくことを助けられるからです。
古い土はなるべく落として、
養分をたっぷり含んだ新しい土に根が伸びていくといいですよね。
慎重に手で根をほぐしていきましょう。
土が固い時は、割り箸などでつついてほぐすのもおすすめです。
ほぐしにくい時は表面の雑草が生えている土を取り除いたり、
根の下から少し削ったりしてみてください。
端から徐々にほぐれていきますので、慎重に作業をすすめていきましょう。
根をほぐしやすくするためにも、
植え替えをする数日前から水やりを控えておくのもおすすめです。
土を乾燥させておくと、ほぐしやすくなります。
まとめ
植物の植え替えは、6月下旬から真夏前がベストタイミングです。
これ以上、植物が大きく育っては困る場合は、
今までと同じサイズの植木鉢に植え替えするのもOKです。
根を整理すると同時に、葉の枚数も減らします。
植物の種類にもよりますが、
植え替えでは根をほぐして、古い土を落としましょう。
年に一度の植え替えで、植物を元気に育てていきたいですね。