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メルカリで買ったものを売る バレる相手は「運営・前出品者・税務署」

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メルカリでは、転売ヤ-に対するパトロールを強化しています。

では、転売目的ではなく「メルカリで買ったものをメルカリで売る」のはOKなのでしょうか?

メルカリで買ったものを売る バレる

答えは、原則OKです。

メルカリは、不要になったものを必要としている人に売るフリマアプリです。

メルカリで買ったものが不要になって
またメルカリで売っても規則違反ではありません。

ただし、メルカリの事務局が公式には規制していない、というだけです。

メルカリで買ったものをメルカリで売ったことがバレた際には
トラブルが起きる可能性もある、ということです。

メルカリで買ったものを売る バレる相手

この「バレる相手」とは誰のことでしょうか?

3つのパターンがあります。

1.メルカリの「運営事務局」

2.あなたにその商品を売った「前の出品者」

3.「税務署」じつは売上・取引内容が筒抜け

特に3つ目の税務署は盲点になっている方が多いのではないでしょうか。

税務署にもバレてしまう、とはいったいどういうことでしょうか…。

その話は、この記事の後半でお話するとして

まずは、
メルカリで買ったものをメルカリで売る場合に
どういった問題・トラブル事例があるのかくわしく見ていきましょう。 

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メルカリで買ったものを売るのは違反ではないが、出品内容により罰則・逮捕も

メルカリで買ったものを売る 違反

まず、メルカリのルールにおいて
「メルカリで買ったものを売る」のは原則OKです。

「転売」というと、良いイメージをもっていない人も多いですが、法律の観点から見ても、転売すること自体は違法ではありません。

メルカリ 転売 

基本的に世の中のビジネスは「安く仕入れて高く売る=利益」を得ることで成り立っています。

利益が出ないことには商売として成り立ちません。

しかし、出品内容や価格によっては
メルカリの規則違反で罰則・ペナルティが課される場合があります。

また、転売をしてはいけない物品など売る、営利目的で繰り返し販売する、などのケースでは「逮捕された事例」もあるのです。

メルカリ 違法・不正行為に当たる転売3つの事例

まず、メルカリに限らず違法にあたる転売とはどのようなものか確認しましょう。

転売禁止物品を売ること

医薬品・酒類転売が禁止されています。

これらを販売するためには免許が必要ですので無許可で販売をすると罰せられます。

緊急事態宣言下でマスク・消毒液などの必需品を転売することも禁止です。

意外なところでは、肥料・農薬もNG。電動マッサージ器などの健康器具も「医療器具」扱いで出品禁止物だったりします。

ダフ屋行為

チケットなどを営利目的で高値で転売することは、チケット不正転売禁止法違反にあたります。

営利目的で反復継続して売る

中古品を買い取って転売する際は「古物商許可証」が必要になります。

古物商は警察署にて資格を取得する必要があり、帳簿に取引履歴を残すなど盗品対策を行う義務があります。

また、メルカリで自宅の不用品を売るだけなら問題ありませんが、繰り返し出品を行っていると内容により「営利目的の事業」として扱われます。

扱う商品・ジャンルによって無許可営業とみなされ逮捕される可能性も出てきます。

 

以上の3つが、違法転売で見られるケースです。

メルカリで買ったものを売った際のトラブル事例

では次に、私たちがメルカリで買ったものをメルカリで売る際に考えられるトラブルについてみていきましょう。

例えば、メルカリで買った価格よりも大幅に値上げをして出品したとしましょう。

メルカリで買ったものを売る クレーム

考えられる事態として
以前の出品者から苦情・抗議などコメントがくる可能性があります。

以前の取引から2週間以内であれば「取引メッセージ」を使用できます。

購入から2週間経たずに転売をすると、取引メッセージに直接クレームがくるかもしれません。

メルカリで買ったものを売る 違反

また、以前の出品者、もしくは
以前その商品に「いいね!」を押したユーザーが気付いて、
メルカリ事務局に「違反通告」する可能性もあります。

メルカリの運営に違反通告されると、内容に応じて「ペナルティ」が課される場合があります。

▼こちらも合わせてどうぞ。

メルカリ再出品の違反・ペナルティある?いいね残したいなら一旦停止
メルカリに出品した商品が一週間たっても値下げしてもなかなか売れない場合。 古い出品情報を一旦削除してから 新たに出品ページを作る「再出品」をすることがありますよね。 しかし、売れないからと言って何度も何度も再出品を繰り返すのは「ペナルティ」...

 

このように、メルカリで買ったものをメルカリで転売すること自体は規制されていませんが、とかくトラブルに発展しやすい行為でもあるため注意が必要です。

メルカリで買ったものを売るときの3つの注意点

このため、メルカリで買ったものを再出品するときは、以下のような点に注意しましょう。

・期間を2週間以上あけてから出品する。
・高額転売はしない。(購入時と同じ位の価格設定にする)
・なるべく他のフリマ・ヤフオク等で売るようにする。

最近では、急に価格が高騰した商品に対してアラートが出るようになりました。メルカリアプリの購入画面にてユーザーに注意喚起する機能です。

コロナ禍においてマスクや消毒液などが転売され異常な値段で取引された経緯から、新たにメルカリで導入された機能です。

悪質な転売は、規制する対策はもちろん、一般ユーザーの視線も厳しい傾向にあるので、十分に気をつけましょう。

 

【メルカリ確定申告】生活不用品不要。ハンドメイド販売や貴金属・コレクター品処分は注意

メルカリ 確定申告 必要

さて、先ほど「メルカリの転売は税務署にもバレる」と書きましたが、これはどういうことでしょうか。

実は、メルカリなどフリマでの稼ぎ方によっては確定申告が必要なケースがあります。

しかし、実情としては無申告申告漏れが非常に多いのだとか。

メルカリ税務署なぜバレる?転売ヤー・税金逃れ専門パトロール!

メルカリ 税務調査

もちろん、税務署も黙って見過ごすわけにはいきません。なんと税務署の中には一日中ネットサーフィンを行って税金逃れを見張っている人たちがいるのです。メルカリ・ラクマ・ヤフオクなど転売ヤー・税金逃れをパトロールしている専門部署があるというのですから驚きです。

メルカリでのあなたの出品履歴は税務署にチェックされている、恐ろしい事実ですね。

そんな税務署の職員に目をつけられてしまったら、もう逃げられません。

そして、事業・本業として行っている転売ヤ-でなくても
メルカリで出品している一般ユーザーでも注意が必要なのです。

簡単チェック!あなたのメルカリ取引は確定申告が必要?不要?

まず、メルカリで確定申告が必要・不要なケースをチェックしてみましょう。

もしあなたが、会社勤務していてお給料をもらっているなら
給与以外に「年間20万以上の所得」がある場合に確定申告が必要となります。

無職や専業主婦の方は「年間38万以上の所得」があると申告対象です。

カンタンに言うと、所得とは「売上-経費」のことです。

メルカリで様々なものを出品している場合、1~12月の1年間の合計が20万円を超えたら「確定申告が必要かもしれない」と考えてみましょう。

メルカリ 不用品 確定申告不要

このとき、メルカリで売ったものが
生活に必要なもの=【生活用動産】だけだったなら
【譲渡所得】とみなされ確定申告は不要です。

例えば、衣類、靴、家具、書籍、安価なアクセサリーなどの不用品。
メルカリでよく取引されているものは【生活用動産】とみなされています。

メルカリ 貴金属 確定申告

しかし、コレクター性の高い美術品骨董品
1点が30万以上する宝石や貴金属などを売った場合は確定申告の対象です。

その他、継続的にコレクター品を販売していたり
参加者限定に配られたイベントでのレアアイテムなどを販売しているケース
宝石や貴金属の他にも、ゴルフクラブ高額な楽器なども確定申告の対象になるケースがあります。

詳しくは国税庁のタックスアンサー(よくある税の質問)を確認したり、税務署に直接問い合わせることもできます。

メルカリ断捨離・実家の片付けで脱税?!親の遺産処分で「税務調査」

メルカリ 断捨離 確定申告

あなたに営利目的のつもりがなくても
美術品や骨とう品をいくつもメルカリに出しているなど
高額の売り上げがある場合は「確定申告をしなければならない」ということです。

例えば、じっさいにあった事例として

亡くなった親の遺品整理で実家に眠っていた骨とう品をすべて売り払ったら、急に税務署職員が家にやってきて税務調査された。

というケースがあります。

まさか、実家の片付け断捨離で税務署が来るなんて思いもしませんよね。

メルカリでハンドメイド作品販売→確定申告せず税務調査「脱税」に!

メルカリ ハンドメイド 確定申告

メルカリでハンドメイド作品の販売も、確定申告が必要になるケースがあります。

ハンドメイド作品を一点一点は安価な価格で販売していても、継続的に販売をしていれば営利目的と判断されます。

年間の売上や材料費などをしっかり把握・記帳し、確定申告についても勉強しておきましょう。

ハンドメイド作品をコツコツ作ってメルカリ出品していたら、ある日突然税務署がやってきて脱税を指摘されたという事例も実際にあります。

せっかくコツコツと稼いだ売り上げが水の泡にならないよう、申告忘れや申告漏れには十分注意しなければなりませんね。

 

まとめ

いかがでしたか?

メルカリで転売すること自体は規則違反ではないものの、トラブルが多いということや、出品内容によっては通告されてペナルティという可能性もあるということがわかりました。

また、転売がバレる相手のなかには「税務署」も含まれています。

何の気なしに楽しくメルカリに出品していたものが、もしかしたら確定申告の必要な対象かもしれません。

あなたも再度、出品商品のチェックや年間売り上げの確認をしておくことをおススメします。

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