メルカリには、独特の値下げ交渉文化がありますよね。
だいたいの取引で値下げ交渉があると思っていて間違いありません。
私も利用して間もないころには少し驚いたこともあるぐらいです。
ただ、なかには非常識なユーザーがいて、不愉快な思いをすることもしばしばです。
とにかくしつこく値下げを要求してくるコメントに対して、どのように対応するのがベストなんでしょうか。
イライラするから、もう無視してしまいたい・・・・。
そう思ってしまいますが、「無視」は逆に相手のコメントがしつこくなる可能性があるので
やめたほうがよいです。
ここでは、しつこい値下げ交渉をしてくるコメントへのベストな対処方法や、
値下げを断る上手な言い回しなど、
なるべくストレスなく取引できるようなコツを紹介していきたいと思います。
メルカリ値下げ「うざい・しつこい」コメント無くすコツ。プロフ必読はNG、商品説明に明記する
まず、非常識なユーザーや、執拗なユーザーもいるということは大前提にしたうえで
いわゆる「うざい」「しつこい」コメントをなるべく少なくするコツをご紹介します。
最初から値下げ交渉を考慮した値段設定をする。
「値引き」という段取りを踏むと
お得感を演出する最大のパフォーマンスになります。
最初から、最安値を提示するのではなく
はじめから少々高めに値段を設定すると良いです。
「値下げ交渉に応じる」ことで満足度が上がるのです。
メルカリでの値下げ交渉の相場は「価格の1割」ほどにする方が多いです。
1割程度は値下げすることを考えて、値段を設定しておきましょう。
大切な事や注意してほしいことは、必ず商品説明欄に明記する。
「プロフ必読」と書かれている出品者をみたことありませんか?
プロフィールの欄に、細かく条件やルールなど伝えておきたいメッセージなどをたくさん書いてありますが、あまり良い方法ではありません。
この「プロフ必読」は、メルカリのルールではなく、出品者独自のマイルールです。
大事なことはプロフフィールの中ではなく、商品ページに書いておきましょう。
「プロフ読んだ・読んでない」絡みのトラブルは激減します。
例えば、出品者自身が離島に住んでいるから送料がかかる等の情報も、商品の詳細ページの中に盛り込んでおきましょう。
わかりやすく、伝わりやすい商品ページを心がければ「書いてあるじゃん!」と思うようなことを何度も質問してくるユーザーも減ります。
丁寧に、はっきりと断る。
トラブルメーカーな相手ほど、丁寧にはっきりと対応するとよいです。
あいまいな態度や、無視は絶対やめたほうがよいです。
故意的に無視すると、余計しつこくコメントしてくるので逆効果です。
そもそも値引きする・しないは出品者の裁量です。
値引きできないときは、はっきりと値引きできない旨を伝えましょう。
具体的な価格を提示せずに交渉してくるユーザーは「買う気がない」とみる。
もし購入の意思が強い人であれば
「端数を切り捨てた3,000円でお取引できないでしょうか。」
などと、具体的な数字を提示してくるはずです。
買う気のない人ほど「もう少し安くなりませんか?」など曖昧な表現をしてくる傾向があります。
そして、それに対応して値下げ額を提示すると「検討します。」と残してコメント逃げしたりするものです。
値引き交渉のコメントに対しては「この金額なら買いたい」という具体的な価格を伝えてもらうとよいですよ。
第三者の目を気にして丁寧に対応する。
無作法なユーザーにカチンときて「売り言葉に買い言葉」のようになっているコメント欄を見たことがありますが、第三者からみると、みっともないし買う気が失せます。
本当に購入意思のあるユーザーも閲覧しているので、そのようなユーザーを遠ざけるような言動は避けましょう。
しつこい人に対しては、挑発にのることなく丁重に、けれどはっきりとした対応でお断りするのが効果的です。
【例文】メルカリ「値下げ不可」書き方のコツ。「値下げ交渉には応じません・返信しません」
ただ、これ以上値下げができないときには、なんと言って断るのがよいでしょうか。
これも相手のコメント次第で、こちらの出方も変わってきます。
いろいろな場合を例にあげて、みていきましょう。
出品したばかりで値下げ交渉を断る例文
まず、出品したばかりなのに「もう少し安くなりませんか?」など不躾に聞いてくるコメントがあったとします。
まだ出品したばかりですから、しばらくは様子を見たいですよね。
このような時は、
などと返すのが無難です。
利益が少ないので値下げできない場合の例文
そもそも、あまり利益が出ないので値下げする気がない場合は、
などと、丁寧にかつはっきりと返すのもよいでしょう。
「いいね」や「閲覧数」が多い人気商品で値下げ交渉を断りたいときの例文
それから、いいね!がたくさん付いている場合は「注目度が高い」状況です。
少し待てば提示価格で購入してくれる購入者も出るかもしれません。あまり簡単に交渉に応じずに様子をみておきたいところです。
その場合は、
と返信してみましょう。
値下げ交渉を断りつつ「人気商品」だとアピールしておくのも効果的です。
しつこい値下げ交渉を断る例文
また、しつこい値下げ交渉で、数百円単位で刻みながら粘ってくる購入者もいますよね。
こういうやりとりは面倒なので、最初に「下限をはっきり提示」して断るのがよいでしょう。
このように、はっきりと断ることも大切です。
ただ、どんなにイラッとするコメントだったとしても
コメントしてくれたことに対して感謝の言葉を述べるのをお忘れなく。
【上級者テク】値下げ交渉の返信「購買心理を高めて」定価購入も!
少し上級者テクになりますが、
値下げ交渉を利用して「買いたい気持ちを高める」返信の仕方もありますよ。
「人気商品」「早いもの勝ち」だと気づかせ購買心理をあおる作戦です。
メルカリのルールにのっとって「先に購入したものが購入者」になりますから、
しつこい値下げ交渉の間に「定価で即買いする購入者」が出てくる場合があります。
まとめ
いかがでしたか?
メルカリの値下げ交渉は、誰もが通る道です。
しつこいユーザーを未然に防ぐためには、まず、商品詳細ページも工夫する必要がありますね。
情報はわかりやすく、伝わりやすい書き方を心がけて、
購入者に余計なコメントを送らせないように対策をしましょう。
プロフ必読などは、トラブルの元ですから、必要な情報はすべて商品ページに明記しましょう。
また、値下げ交渉の断り方も、いろいろな例文がありました。
なるべく面倒な交渉を省けるよう、例文を参考にしてみてくださいね。