メルカリではたまに、取引が成立したにもかかわらず、
購入者が「操作を間違った」「必要なくなった」などの自己都合で、取引をキャンセルする場合があります。
非常に迷惑な行為なので、警告や利用制限などの対象になっています。
では、このように購入者都合で取引をキャンセルされた場合に、
出品者はどうすればよいのでしょうか。
商品ページは一度「SOLD」の状態になってしまっているので、自分では削除することができません。
このような場合は、メルカリ事務局に取引キャンセル申請を行い、申請が受理された後に再出品の手続きをする必要があります。
これらの手続きは、通常の再出品の手続きと少し違います。
キャンセル申請の方法や、その後の再出品の手続き方法、注意点などについてくわしくご紹介したいと思います。
メルカリ購入者都合キャンセル「合意の有無」がポイント。
まず、購入者の都合で取引キャンセルする場合は、
取引メッセージ上でお互いに連絡を取り合い
キャンセルに合意したことを確認することが重要です。
ここで双方の合意がとれないと、のちのちのトラブルに発展しますので、必ず取引メッセージ上で確認をとりましょう。
では、キャンセルの手続きは
出品者・購入者どちらから行うべきでしょう。
購入者の自己都合のキャンセルであれば、
購入者の方から事務局にキャンセル申請をするのがマナーではないかと思いますが、なかにはメルカリの操作に不慣れだという購入者の方も多いです。
キャンセルの申請は、出品者側からも手続きできます。
相手に不安を感じる場合は、出品者が
さっさとメルカリ事務局に申請をした方が無難です。
早く申請して受理されれば、その分早く再出品の手続きができるからです。
キャンセル申請のやり方は簡単です。
- 取引画面の最下部にある「この取引をキャンセルする」を選択
- キャンセルの理由を選択する。この場合は「購入者が誤って購入した」に当たります。
- 最後の注意点にチェック項目をいれる。
・返品が必要な場合はキャンセル申請前に返品を完了してください。
・キャンセル後は取引メッセージが利用できなくなります。
- 「キャンセルを申請する」を選択
キャンセル申請が受理されると事務局から通知が届きます。
キャンセル手続き完了通知が届いてから
再出品の手続きをしましょう。
さて、「通常の再出品」では
古い商品ページを自分で削除して
新しい商品ページをつくって再出品しますよね。
「キャンセル申請の後の再出品」は手続きの仕方が違います。
取引キャンセルを行うと、商品のページは「公開停止」と同じ扱いになるからです。
つまり、商品ページの情報はそのまま残っている、というわけです。
ですから、キャンセル申請後の再出品の手続きは、
- マイページ > 出品した商品 > 出品中 から、再出品したい商品を選択する。
- 「商品の編集」を選択
- 画面の下部になる「出品を再開する」を選択
これだけで済みます。
メルカリ双方合意や支払い期限超過でキャンセルできる。再出品の注意点は？
キャンセルの理由には、
このように双方の合意が確認できたもののほかにも、
商品が届かない、支払い期限が過ぎても支払いがない、という場合もあります。
通常メルカリでは購入手続きから3日が支払い期限となっています。
3日をすぎても支払いがない場合は
一方的にキャンセル申請が可能です。
この場合には、取引相手の合意確認をする必要はありません。
キャンセル申請フォームから、
キャンセル理由を「支払いが確認できない」にチェックして手続きをしましょう。
再出品の手続きは簡単になりましたが、注意点が１つあります。
通常の再出品では、
商品ページ自体が新しくなるので
「新着情報」としてトップに掲載されます。
しかし、キャンセル後の再出品では
「出品の再開」となるため新着に出ません。
トップに載らないので、多くのユーザーの目に止まりにくくなります。
そこで、オススメなのは、
一度出品再開の手続きをしたあとに
商品ページの情報をコピーしたのち、
「キャンセルのため値下げして再出品！！」などとタイトルをつけ、
あらためて通常の再出品に切り替えるという方法です。
このときは、自分で以前のページを削除する必要があるので気を付けてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
取引キャンセルの場合は、必ずメルカリ事務局にキャンセル申請の手続きをしましょう。
手続きといっても、画面を選択していくだけで申請ができるので簡単ですよね。
購入者の自己都合の場合は、きちんと双方の合意を確認するのをお忘れなく！
トラブルなく、気持ちよく再出品できるとよいですね。