あなたのまわりや職場などで、一見「いい人」なんだけど本当は「ずるい人」っていませんか?
そういう人を「ずる賢い」と言ったりしますが、まわりは振り回されるし、イライラしますよね?
そういう人ほど、縁をきりたくてもずっと繋がりがあったり、
離れたと思っても、また似たような人と付き合う羽目になったりします。
これ、一体どうしてなのでしょうか?
まわりにそのような「ずるい人」が多くて困っているあなたに、
「ずるい人」の見分け方・対処方法、
「ずるい人」が寄ってきて縁が切れない理由
などをお話していきますね。
ずるい人の見分け方3パターン「ずるい人・ずる賢い人・賢い人」
まずは、「ずるい人」の見分け方です。
「ずるい人」と「ずる賢い人」と「賢い人」
あなたはこの3つの違いがわかりますか?
「ずるい人」 は、自分の有利になることをあからさまにやっている人ですよね。
こういう人には、私たちも用心するので、簡単にだまされたりはしません。
「ずる賢い人」は、「いい人」の仮面をかぶった「ずるい人」です。
なので、一見すると「いい人」のように見えます。
つまり、計算高い名役者です。
だから周りは騙されてしまうのです。
よく言えば、コミュニケーション能力に長けた世渡り上手な人ともいえます。
「賢い人」は、能力を自分の利益のためだけに使わず、まわりの人のためにも使います。
ですので、時には人の矢面にたって悪者役もすることができるのが賢い人です。
では、一見いい人にみえる「ずる賢い人」を見分ける方法をいくつかご紹介します。
ずる賢い人の見分け方① 相手によって大きく態度がかわる人には要注意!
特に自分より下の立場の人への接し方に本性が現れます。
自分より上の立場の人には腰が低いのに、下の立場の人に対して途端に高圧的な態度を
とる人には注意しましょう。
ずる賢い人の見分け方② 顔の左右が際立って大きく違う人に要注意!
一般的に、顔の左半分には本音の感情があらわれ、
顔の右半分には建前の表情が現れる と言われています。
これは右脳と左脳の関係だそうですが、これが極端に違うということは、
つまり、裏表が激しいということですね。
最近は常にマスクをしているので、なかなか表情がよみとりづらいですよね。
顔の左右差は、目のつりあがりかたや、口角の上がり方にあらわれやすいのですが、
マスクで口角はわからないので、左右の目や眉毛で推測するしかなさそうですね。
ずる賢い人の見分け方③ 上三白眼の人、眉間のあいだがせまい人は要注意。
これは人相学にもとづいた考え方です。
上側に白目の部分が多い上三白眼は、別名「蛇眼」ともよばれ、
悪知恵に長けた人が多いと言われています。
また、眉間の広さは、その人の度量に比例するとされ、
眉間が狭い人は神経質でジェラシーが強い傾向があります。
ずるい人とスピリチュアル 縁が切れない理由は「許せない」から
自分のまわりにずるい人がいると、非常にイライラしてストレスがたまってしまいますよね。
ずるい人と縁をきりたいのに、いつまでも関わりあいが続いて、イライラがとまらないっ!
そんなことありませんか?
縁をきりたいのに縁が切れない理由は、実はあなたがイライラしつづけるからなんです。
「え?どういうこと?」と思いますよね?
少しスピリチュアルな話になりますが、
イライラするのは、あなたが相手を許せないからです。
あなたが相手を許せるようになったとき、つまりあなたがイライラしなくなったときに、
自然と相手と縁がきれるのだそうですよ。
順番に説明します。
まず、ずるい人を見てあなたが異様にイライラしてしまうのであれば、
あなたは自分がこうあるべきだ、とか正しくありたいという気持ちが強い人です。
だからこそ、ずるい人の行動を見ると「そんなの許せない!」と憤ってしまうのです。
そして、あなたは常に「正しい人」や「いい人」であろうと努力していますから、
飄々とずる賢い言動をとることができる人が、信じられません。
自分は、正義をつらぬいて損をすることもあるのに、
簡単にずる賢い言動ができて、利益をさらっていく人に、ちょっと嫉妬してしまうのです。
この「嫉妬心」こそが、イライラの原因なのです。
では、このイライラを解消するためには、どうすればよいでしょうか。
イライラを解消するためには
自分の気持ちや考え方を変えるしか方法ありません。
だって、ずるい人を正そうとしても、そう簡単に他人を変えることなんてできませんよね?
あなたが楽になるためには、自分自身の考え方を変えるしかないのです。
自分自身の考え方・モノの見方を「転換」させるコツは?
考え方の転換のためのヒントを説明しましょう。
まず、第一に、自分自身を縛る正義感のこだわりを緩めてみましょう。
つまり、「いい人」であろうとすることをやめちゃうんです。
そうすると、他人の許せなかった行動が、あまり気にならなくなります。
よく言えば「他人を許せるようになる」、
言い方を変えれば、「どうでもよくなる」と言いましょうか。
「絶対これが正しい」と思うから、正解がひとつしかなくなり、それにとらわれてしまうんですよね。
最初から、答えがいろいろあります、と言われれば、
これも正解かもしれないし、あれも正解かもしれない、というふうに視野が広がってきます。
ためしに、「正しい答えはたくさんあるのだ」と思って毎日を過ごしてみてはどうでしょう。
すごく自分自身が解放されるような気持ちになりますよ。
許せない人を許す方法は「許せない自分も許す」こと
それでも、相手を許せない!と感じるならば・・・
それは、自分を見つめなおすチャンスなのです。
気に入らない人、許せない人、なんか違和感を感じる人。
あなたにとって、そのような人たちと出会いは、
あなたに気づきの材料を与えてくれる絶好の機会でもあるのです。
なにかひっかかる相手がいるということは
自分が成長する種だったりします。
「鏡の法則」という言葉をご存じですか?
人の姿は自分をうつす鏡であるという考え方です。
相手が許せないときというのは、
たいてい許してしまう自分が許せないときだったりします。
「なにかひっかかる」この感覚が示すものは
相手に「自分と似たところがある」ということ。
でも、そんなこと自分では絶対に認めたくない。
苦手な相手であればあるほど
自分にも同じところがあるなんて思いたくないものです。
でも、そのことに気づいて、
自分の非や弱い部分を認めることができると
「許す=手放す」ことができるようになるものです。
これが「相手からの学び」であり、「自分の成長」です。
そして、許せない相手が許せるようになったとき、ひっかかりもなくなり、イライラもしなくなり、
気が付いたら自然と距離ができて、その人から離れられるようになるのです。
不思議ですよね。
ただ、この「鏡の法則」などは、ただの考え方のひとつ、なので
絶対そうだから頑張らなければ!と努力しようとするのではなく
自分の気持ちが楽になるように上手に利用していくことをオススメします。
「つねに、正しい答えはいくつもある」という広い視野で捉えたいですね。
まとめ
「ずるい人」の見分け方や、「ずるい人」にイライラするときの考え方の転換をお話しました。
大人は、「ずるい人」へのイライラがなぜ生まれるのか、
なんだか感情が複雑になりすぎて、よく見えなくなっています。
でも、よく考えたら、「ずるい!」という気持ちが「嫉妬」から生まれることは、小さいこどもの日常を見ていたら一目瞭然なんですよね。
「○○ちゃんばっかり大きいのをもらってずるい!!えーんっっ(泣)」
なんてことが我が家でも毎日です。
自分より利益を得たものに対する嫉妬から、自分の怒りがうまれる。
でも、少し年齢があがって
「○○ちゃんのは大きいけど、こっちのほうが中にイチゴが入っていて実は美味しい。」
ということが理解できるようになると、今度は「ずるい」とは言わなくなりますよね。
なにを利益とするか、ということだと思うのですが、
「正しい答えはひとつではなくて、たくさんある」という考え方は、こういうニュアンスで
捉えておけばいいのかな、なんてわたしは思っています。