事業をおこなっていると多くのゴミが出てしまいますが、その際に利用されるのが産廃ボックスです。
事業をおこなう上で出た紙くずや金属くずなど様々なゴミを産廃ボックスに入れることできます。
特に鉄くずなどは売れる場合もあるのできちんと分別することをおすすめします。
しかし、産廃ボックスには入れてはいけないものもあります。
生ゴミ類や焼却灰、家電製品(テレビや冷蔵庫など)などは入れてはいけないので注意が必要です。
では、鉄くずなどはどのようにして買取してもらえるのかや産業廃棄物は一般家庭からでも持ち込めるのかなど詳しく見ていきたいと思います。
電線・金属は分別して「鉄くず業者へ」買取できる
鉄くずは売れると聞いたことはありませんか?
私も父が事業をしていたこともあり、鉄くずが売れるというのはなんとなく耳にしたことがありました。
素人の私からしてみれば、ゴミが売れるのか疑問でしたが、鉄くずは資源になるため鉄くず業者に持っていけば買取してもらうことができます。
鉄くずなどの金属は、ただのゴミではなくリサイクルされて再資源となり、また私たちの生活に戻ってきます。
そのため、鉄材などの需要が高まっており鉄くずを効率よくリサイクルして鉄材に生まれ変わらせています。
また、業者に持参する際は、電線や金属などを分別して持っていくようにしましょう。
そうすることで買取業者が分別する手間が省け、買取価格がアップすることもあるとのことです。
業者によっても鉄くずなどの相場が違うとのことなのでチェックしておくと良いでしょう。
産業廃棄物 個人・一般家庭の持ち込みできる?
産業廃棄物は、一般家庭からなどの個人持ち込みはおこなうことができません。
しかし、個人で事業をおこない個人事業主となっていて、産業廃棄物を持ち込む届け出を出している場合は、持ち込むことも可能とされています。
産業廃棄物は、事業活動を伴って生じる廃棄物のうち廃棄物処理法で定められた20種類の廃棄物を指しています。
特別な処理が必要なため、家庭ゴミなどの一般廃棄物としては処理することは法律で禁止されています。
事業で出た産業廃棄物を個人名で出すと一般廃棄物となるため違法となってしまいますので、個人事業主として届け出をして許可をとる必要があるとのことです。
正直、こんなに細かい区分があるとは知りませんでした。
ゴミを処理するにもそれぞれのゴミの種類によって処理の仕方も異なり、難しいからこそしっかりと決まりを守る必要があります。
まとめ
必ず、生活していると出てくるゴミですが、特に事業などをおこなっていると処理の難しい産業廃棄物も多く出てきます。
産廃ボックスを利用して産業廃棄物を処理することができますが、何でもかんでも入れていいわけではないということがわかりました。
生ゴミや焼却灰など入れてはいけないものも多くあります。
また、鉄くずなどの廃棄物は、再度リサイクルして新たな資源へと生まれ変わるため、業者に買い取ってもらうことも可能です。
買取相場も変わってくるのでしっかりとチェックしてから売るといいでしょう。
産業廃棄物は事業で出る廃棄物のことであり、法律で定められた20種類のものに限られており、個人や一般家庭からの廃棄物としては持ち込むことができません。
個人事業主になっている場合などは届け出をして許可をもらってから産業廃棄物として処理するようにしましょう。
産業廃棄物の処理は環境にも大きくかかわることなので、取り決めも厳しいとされています。
廃棄物処理法に違反した場合は、刑事処分に処される場合もあるので、処理の仕方をしっかりと理解しておく必要があります。
私自身も産廃ボックスや産業廃棄物という言葉は知っていましたが、詳細まで理解できていませんでした。
これを機会にゴミの分別など改めて環境のためにも気を付けていこうと思います。