共働きが当たり前となっている現代。
特に、働くママにとって気がかりなのは、わが子の体調ですよね。
「夫と同じように働いているのに、保育園からの呼び出しに対応するのは私ばかり…。」
「もう半月も会社を早退していて、社内で冷ややかな目を向けられるのがつらい…。こどもが大きくなるまでは専業主婦のほうがいいのかな…?」
こんなふうに悩んでいるママが日本に一体どれだけいるのでしょう。
このページにたどり着いたあなたも、きっとそのうちのひとりだと思います。
子育てに理解のある企業が増えてきたとはいえ、その方向性が見当違いなものだったり、うまく機能していなかったり…。
正直なところまだまだ男女平等とは言えないのが、日本の働き方です。
今回は、子育てと仕事の両立に悩むあなたへ、
保育園と仕事をやめたママさん、
どちらも継続したママさん、
それぞれの体験談をご紹介します。
保育園休みすぎで退職・退園を選択したママの声・アドバイス
はじめに申し上げておきたいのは、
各家庭によって状況が異なるという点です。
正解・不正解はありませんので、あくまで参考程度になさってくださいね。
とあるママからは、
「旦那さんのお給料のみで家計を支えられるのであれば、こどもの体調を優先したい。」
という声が見受けられました。
お仕事を辞めるとお給料は発生しませんので、収入は減りますよね。
しかし、同時に保育料もかからなくなります。
旦那さんの収入で、なんとか切り詰めて生活していけるのであれば、長い人生のほんの数年間、働かずにこどもをしっかり見てあげたいという想いだそうです。
また、「重篤な病気をもらってくる可能性を避けたい」という声もありました。
よく「赤ちゃんは生後6ヶ月まで母親の免疫で守られている」と言いますよね。
それは間違っていませんが、たとえ守られていたとしても、近くに風邪を引いている子がいれば、移ってしまうこともあります。
もちろん、大人からの風邪をもらってしまうこともあるのです。
「風邪は万病の元」というのは本当で、たかが風邪と放置してしまうとあっという間に肺炎や気管支炎などを併発し、取り返しのつかなくなってしまった事例もあります。
そうなってしまうと悔やんでも悔やみきれません。
もしも、あなたのお子さんが他の子より体が弱いと感じるのであれば、丈夫になるまではお家でゆっくり免疫をつけてあげてもいいかもしれませんね。
病気ばかりでも、仕事や保育園を継続したママの声・アドバイス
一方、仕事も保育園も継続したママからは、こんな声が上がっています。
「幼い頃から同年代のこどもたちと過ごせる環境を与えることで
協調性が身につき、将来必ず役に立つはず!
仕事中は会えない分、こどもと一緒に過ごせる時間は目一杯遊ぶ!」
「夫の収入だけでは家計を支えられないので、会社に頭を下げて働いている。」
「保育料を払うと手元に残るのはわずかなお金だけど、一度退職してしまうと、復帰は困難。ブランクが一番怖い。」
「そもそもシングルなので、働かないという選択肢がない。」
「子育てと仕事を両立していたという実績が欲しい。働いている自分を、こどもに見せておきたい。」
「仕事が好きで、絶対にやめたくないし、将来こどもに使えるお金も増える。」
などなど、様々な意見があります。
今これを書いている私自身も、仕事を継続しているママです。
こどもが生後2ヶ月の頃から一時保育にお願いして、仕事に復帰しました。
お恥ずかしながら、そうしないと家計が火の車だったからです。
預ける時間を少しずつ延ばし、様子を見つつ、生後8ヶ月になった頃からレギュラー保育に変更しました。
案の定、病気はたくさんもらってきましたよ〜!
軽い風邪に始まり、RSウイルスやロタウイルス、手足口病など…本当にいろいろありました。
こどもの看病をしているともれなくウイルスをもらってしまい、
私自身もかなり辛い思いをしましたが…
それも最初の1年間のみ!
現在わが子は1歳10ヶ月になりますが、1歳を過ぎてから病気をするのは3ヶ月に1度あるかないかです。
病気に苦しむこどもを見るのはつらいものがありますが、散々病気してきたおかげで免疫がついてたくましくなったと感じています。
もちろんお子さんによって差は出てきますが、1年間いろんな菌と戦えば、驚くほど病気の回数が減りますし、治りも早くなります!
退職・退園を悩まれているのであれば、まずは1年間様子を見てから決めてみてもいいのではないでしょうか。
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まとめ
さて、いろいろと申しましたが…
最終的には、あなた自身がきちんと納得出来る形をとれることがいちばんです!
繰り返すようですが、鵜呑みにはせず、参考程度にとどめておいてくださいね。どんな選択にしろ、それは逃げではありません。
胸を張って、あなたのスタイルで子育てしましょう。
お子さんの体調やあなたを取り囲んでいる現状を客観的にみて、
最良の決断をされることを祈っています。