人前で緊張する、という人。
多いと思います。
私もガチガチ緊張するタイプ!
顔もひきつりますよね。
やけに汗をかいたり。(特にワキ汗。恥ずかしい)
いったいどうしたらいいのでしょう?
紹介したいと思います!
緊張で顔がひきつるのを治したい。少しずつ改善するポイントは?
それでは緊張で顔がひきつるのはアリなのでしょうか?
治すために何かできることはあるのでしょうか?
緊張は自然な心の姿。緊張したままでOK!
顔がこわばったりひきつったままでOK!
顔がひきつると相手にどう思われているのか、不快な気持ちにさせていないか、など気になってしまいますよね。
ただ、その緊張感がよけいに心や身体にこたえます。
そして、顔をこわばらせることにつながってしまうのです。
実は相手はそれほど細かく相手の表情を見ている訳ではありません。
もし顔のこわばりや緊張に相手が気づいたとして、相手はどう思うでしょうか?
もしも自分が誰かといて、相手が緊張して表情がこわばっていたり、ひきつったりしていたら
相手が緊張しているんだなぁと感じますよね。
ただ、そう感じたところでイヤな気分にさせられるでしょうか?
あがり症の人だと知ったところで、イヤな気分になるでしょうか?
不快な気持ちにさせられるでしょうか?
相手を不快にさせる言葉を言っているわけでもありません。
相手に不快を及ぼす態度をとっているわけでもありません。
せいぜい自分もつられてちょっぴり緊張するくらいです。
ですから、顔がゆがんでも、ひきつっても直そうとはせず、そのままにしておくのが一番いいです。
なおそうとすればするほど、逆に緊張が高まりひきつってしまいます。
そのままの自分の一生懸命はきちんと伝わります。
悪印象を与える訳ではありません。
こわばってはいけない、ひきつってはいけない、というこだわりが少しづつ減れば、顔のこわばりもほぐれていきます。
正直な思いを述べるのもアリ!
人前での発表などでは始める前に「とても緊張しています」という正直な思いを伝えてから本題に入ることも講演会などではよくあります。
なので、
「○○の発表を行う××です。
非常に緊張しています。
たどたどしいところもあるかもしれませんがよろしくお願いします。」
などと言うと少し気持ちが楽になったりもします。
個人的に向き合っていて、気になるのなら
思い切って「ごめん!緊張しているから顔がこわばってるかも!あがり症なんだ。ごめんね!」なんて軽い感じで伝えるのもありだと思います。
相手も大丈夫だから、と相手のことがわかって安心すると思います。
実はこうした自分を明らかにする方法を自己開示といいますが、
グループをひっぱる役割が上手な人などは、よく自分を正直にメンバーに伝えます。
そうすることで、みんなもいらぬ力が抜けていくためです。
【緊張しない方法】人前に出る直前にできるリラックス方法は?
では人前に出る前にできるリラックス方法や前もってできる緊張を解く方法って何かあるのでしょうか?
1 身体からアップローチしてみる
心の状態。
実は心をかえるより、身体の状態を変えることから心の状態を変えることができます。
しかも、その方が手っ取り早く取り組みやすいです。
緊張が強いとき。どんな身体への働きかけがあるでしょうか?
・ゆっくりと深呼吸で呼吸をしてみる
まず試してみたいのが、腹式呼吸。
呼吸から身体の緊張をとりのぞき、リラックス状態をつくります!
まずは「吐く」からはじめます。
ゆっくりと吐きながら、イヤな気持ちも吐き出してゆきます。
そして吐ききったら、息をゆっくり吸い込みます。
お腹に空気を入れ込んでゆくイメージです。
はじめての人は横になるとやりやすいです。
こうしてゆっくりと深く呼吸を整えることで、心拍もゆっくりになり、落ち着いてゆきます。
・ストレッチをする
身体の筋肉を伸ばすことで、身体がゆるみ、こころもゆるんでいきます。
特に肩回り、首まわりをゆっくりほぐしてみてください!
以下のような緊張をほぐすストレッチもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=87kjcp3qshw
次は考え方を切りかえるためにできることを探ってみたいと思います。
2 考えを切りかえるためにできること
・イメージトレーニングしてみる
苦手な場面を心や頭の中に描いて、その中で実際に話をしている自分をイメージします。
そして、あまり上がらずに話をしている自分を思い描くのです。
・考えを切りかえてみる
緊張しやすい人は人前に出ると、みんなが自分をどう見ているか、どう見ているかとそのことばかりにとらわれてしまいます。
しかし、人が見ているのは顔ではなく、集中しているのはその話の内容です。
相手がきちんと自分が求める内容を話してくれているのか、説明してくれているか、という点です。
なので、話の内容に自分の考えや気持ちの焦点をもってゆきます。
するとだんだん自分の表情よりも話の内容や組み立て方に集中するようになって、緊張が少しやわらいだりもします。
また、先にも紹介しましたが、あがり症の講演者などは、自己紹介や本題に入る前に、とても緊張していることを正直に聴衆に伝えます。
その上で、分かりにくい点などあれば、のちほど質疑応答の時間を設けるので、質問をしてください、と説明したりします。
そんなコワザを盗むのもアリだと思います。
まとめ
以上、人前で顔がひきつるのが恥ずかしい…緊張を和らげるいくつかのコツ!について紹介しました。
まず顔のひきつりやこわばりに関しては
・そのままにする。ムリになおそうとしない
・正直に話をする聴衆に伝える
そして緊張をほぐすためには
・体からのアプローチ
・考えをきりかえる
という方法を紹介しました。
顔がこわばることも、ひきつることも誰に迷惑をかけていることではありません。
あがり症である人は多いので、明らかにしても「実はわたしも」なんていう言葉を聞けたりします。
私は仕事で大人数の前で発表するときは必ず「非常に緊張しています」という点は伝えていました。
いまでは子どもの読み聞かせ係などがまわってくると子どもたちにも伝えています。
なので、自己否定はせずに、そして緊張する機会を必要以上に避けずに、ありのままのあがってしまう自分でいてみてくださいね。