電車やスーパーマーケット、公共の場所で子供が大騒ぎしているのって誰でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
他人の子供だったら、「親はなぜ注意しないの?しつけがなってないね。」と思いますよね。もしそれがあなたの子供だったら、「どうしてウチの子は他の子と違って静かにしてくれないの…。生まれつき?それとも私の育て方が悪いの?」と悩んでしまうかもしれません。
うるさい子供と静かな子供の違いって生まれつきのものでずっとうるさいまま成長していくのでしょうか?
…もしかしたら、親のしつけの問題だけではなく障害や病気が隠れているかもしれませんよ?
ここでは
①うるさい子供は親もうるさい・注意しない
②注意!うるさい子供の中には障害・病気隠れている場合も
この2つのテーマに分けてお話ししていきますね!
①うるさい子供は親もうるさい・注意しない
うるさい子供を街中で見かけると、近くにいるにもかかわらずスマホや他の事に夢中で全然注意しない親が多いと思いませんか?見ていてもうるさい子供を注意しない親もいます。
「子供ってうるさいもんでしょ。元気でいいじゃない。」そういう親は自分の子供が他人に迷惑をかけているという認識がないんですね。自分の子どもが可愛くて最優先な親で他人のことは見えてないんです。
他にも注意するのが面倒くさい親もいるようです。
子供は放っておいて良く育つわけがありません。しつけのできない親の子供は自然とうるさくわがままになっていきます。注意してもらえない子供は、悪いことが何か分からないまま成長してしまいますからね。
親の言動は少なからず子供に影響を与えます。子供は親を見て育ちますから、うるさい親に育てられると、どうしてもわがままでうるさい子供になる傾向はあります。口が悪かったりやたらと大声で叫んだり奇声を発したり。
そして子供を注意すると逆ギレしてくる親も多くなっていますね。いわゆるモンスターペアレントです。それが怖くてうるさい子供がいてもなかなか注意出来ない状況があります。
しかし、全てのうるさい子供が注意しない親に育てられたかと言うと、そうではありません。人間にはそれぞれ一人一人の個性がありますから、持って生まれたその子の性格もあります。
2〜3歳の子供だと、かんしゃくを起こしたり暴れまわったりするかもしれませんが、成長していくに連れて良いことダメなことが分かれば自然とおさまっていくものですよ。
②注意!うるさい子供の中には障害・病気隠れている場合も
うるさい子供の中には、性格やしつけの問題だけでなく実は自閉症やADHDなどの発達障害・病気が隠れている可能性もあります。
親が自分自身で気付くこともあれば、検診時に医師から言われたり学校の先生から報告を受ける場合もあるようです。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)は集中力がなかったりじっとしていることが難しいという症状があります。
ただ、落ち着きがない性格の方は世の中にたくさんいますよね。一般的にそのような症状で生活に支障が出ていたり周囲に迷惑がかかっていると障害・病気であると判断されています。
発達障害は見た目ではなかなか判断しづらいこともあり、暴れたり叫んだりして「うるさいのは親の育て方のせいだ、しつけがなってない!」と周囲から批判されることもあるかもしれません。
そんな時に、あなたも一緒になって子供を怒鳴りつけてはいけません。障害・病気がある場合はそれぞれの子供にあった方法でサポートしてあげる必要がある為、医者や学校の先生と協力していくことが大切になってきます。
まとめ
うるさかったり落ち着きがない子供はみんなしつけがなっていないと思いがちですが障害や病気、またはそれぞれの個性である場合もあります。
子育てに正解はありません。みんながみんな同じじゃない。他人の子供にも、自分の子供にも正しい知識を持って愛情を持って接しましょう。