【例文あり】辛いの語源・対義語・反対語まとめ!(からい・つらい) | メモっとこ

【例文あり】辛いの語源・対義語・反対語まとめ!(からい・つらい)

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同じ漢字でも、読みが違う言葉って結構ありますよね。

 

例えば、「辛い」

からいとも読めますし、つらいともよめます。

辛い,つらい,からい

前後の言葉によっては、どっちで読んだらいいかわからないということもあったりしますよね。

 

【辛いの例文】

1.このカレーは辛い

2.辛い目にあった

 

1はからい

2はつらい

が正しい読みです。

「からい目にあった」とは言いませんものね。

 

では、そもそもなぜ

「からい」も「つらい」も同じ漢字なのでしょうか?

 

そこで今日の記事では、

辛い(つらい・からい)の語源・反対語をまとめて紹介します!

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辛い(からい,つらい)の語源は?なぜ同じ漢字なの?

「辛」という字を辞書で調べてみました。

「辛い(からい)」の意味は?

例:塩辛い(しおからい)、このとうがらしは辛い(からい)

「辛い(つらい)」の意味は?

例:精神的に辛い(つらい)、勉強するのが辛い(つらい)

  • かのと
  • からくも。かろうじて

とあります。

 

辛い(身体・心がつらい)の語源・漢字の成り立ちは?

そして、「辛」の語源(漢字の成り立ち)ですが

 

象形文字の入れ墨をする為の「針」から

「つらい」を意味する「辛」という漢字ができたと言われています。

針がささって痛い

→つらい

→痛くて辛い

 

まさに「辛い(つらい)」という言葉が出来た背景がわかるようですね。

辛い(味がからい)語源は「味覚」ではなく「痛覚」

次に、味覚の辛い(からい)を考えてみましょう。

 

もともと、舌の上の味覚は

「甘い」「苦い」「すっぱい」「しょっぱい」の4つ。

 

実は、「辛い(からい)」とは

痛みから感じる感覚のため「味覚」ではなく「痛覚」なのです。

 

先ほど挙げた「辛い(からい)の語源」のように

舌が痛くてつらい→からい

にも用いられるようになったと言われています。

 

このように、「辛」は

「つらい」と「からい」どちらの意味も持っているのです。

味が辛い(からい)の対義語は「甘い」??他の表現・言い回しは?

では、辛い(からい)の対義語は何でしょう?

「甘い」でしょうか?

 

これも辞典を引いてみたところ

「辛い(からい)」⇔「甘い」

「辛い(からい)」⇔「すっぱい」

「辛い(からい)」⇔「苦い」

とあります。

からいの反対は、甘い?すっぱい?にがい?

一般的な感覚としては

「辛い(からい)」の対義語は「甘い」が1番多く思いつくようですね。

 

あまから、甘党、辛党

という言葉もあるように

 

からいの対義語としては、すっぱいや苦いよりも「甘い」が一番ぴったりくるのでしょう。

 

味に対する対義語はなかなか微妙で難しいところではありますが、

1番しっくりくる言い換えとしては

「からい」の反対は「からくない」が妥当かもしれませんね!

心が辛い(つらい)の反対語は「楽しい」??「気楽、ホッとする」でも

では、「心がつらい」ときの辛い(つらい)の反対語は何でしょう?

 

「辛い(つらい)」⇔「楽しい」

「辛い(つらい)」⇔「楽(らく)」

こちらは、味覚に比べて、よりわかりやすいですね。

 

「つらかった」⇔「楽しかった」

辛いこと、楽しいことと言ったりします。

 

人によっては、心の状態が「楽しい」まで上がらずとも

「辛い」⇔「気楽、安心する、ホッとする」

なども反対語としてしっくりくるかもしれません。

 

心の状態としては、ほかにも

「嬉しい⇔悲しい」がありますよね。

 

「嬉しいの反対語」は「悲しい」なので、

やはり「辛い(つらい)の反対語」は「楽しい」となるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

同じ感じでも、読みが違うと意味がまったく違ってくるのも、日本語の面白いところですね。

 

使い分け方として、前後の文章から判断する事。

「からい」は、主に食べ物に関して使い

「つらい」は気持ちを表すときに使います。

 

全く違うようですが、どちらも

「心のつらさ」や「身体の痛み」を表す言葉なのです。

 

言葉って、成り立ちを知ると勉強になりますね。

 

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