小学校入学の際には、学用品や書類など準備をすることがあります。
子供のことで学校への要望や担任に知らせておきたいことを書く書類としては、
「家庭環境調査票」「児童の家庭調査票」等の名称の書類があります。
各内容や書式は地域や学校によって微妙に異なりますが、
子供や家庭の状況について細かく書いて学校に把握をしてもらう大切な書類となっています。
ここでは学校への要望や小学校担任に知らせておきたいことの
書き方の例文と考え方について、紹介をしていきます!
小学校 担任に知らせておきたいことの書き方・例文・特に無いときは?
小学校入学・新学期の書類に「家庭環境調査票」があります。
両親の職業や緊急連絡先など、定番の書く欄はありますが、
学校への要望や担任に知らせておきたいことの書き方は決まりが無いので迷いますよね。
ここでは簡潔に、子供のことや家庭の状況、学校にお願いしたいことを書いておくのが良いです。
【例文】学校で配慮してほしいこと・担任に知らせておきたいことの書き方
学校で配慮してほしいことがある場合の例文としては以下のような例があげられます。
- 小学校入学を機に引っ越してきたので友達がいないのが不安です。
- 集中力がなく、落ち着きがあまりないため、ご迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。
- 持病があるため、〇〇のような症状が出た際は、至急、母携帯まで連絡をお願いします。
基本的に、書く内容に制限はありません。
心配事や配慮して欲しい点があればたくさん書いてOKです。
ただ、お子様が病気を持っている場合などはしっかりその症状などを書いて、
万が一の時にも迅速に対応をしてもらうようにしましょう。
【例文】小学校担任に知らせておきたいことが「特にない」場合の書き方
逆に、担任に知らせておきたいことがない場合、「特になし」でも問題はありません。
「楽しい小学校生活になるようにお願いします。」
このように当たり障りのないことを書いておいても大丈夫です。
難しく考えずに気軽に書けば大丈夫ですよ。
小学校の連絡帳の挨拶【例文】入学時・新学期に初めて挨拶するときの例
入学時や新学期に、担任の先生に親から挨拶を届けるにはどうしたら良いでしょう。
最近は、保護者連絡用のアプリが導入されている学校も増えていて、
アプリで挨拶を送るのは気が引ける親御さんもいることでしょう。
お子さんが「連絡帳」を使用する場合は、保護者から一筆ご挨拶を書いても良いでしょう。
連絡帳には親が直接話しづらい内容のことを書いて知らせるなどの意義もあるので、
もし心配事がある場合には、記入するとよいです。
また普通の挨拶として使う分にも構いません。
小学校の入学時や新学期に初めて挨拶をする際には、以下のような感じで挨拶をすればOKです。
【例文】小学校入学・新学期の連絡帳の挨拶・書き方
はじめまして、〇〇の母です。
息子は恥ずかしがり屋でなかなか自分から前に出るのが苦手なようです。
真面目で優しい子ですので、ご配慮してくださいますと幸いです。
1年間ぜひともよろしくお願いします。
△△先生へ
夏休みも終わり、〇〇は学校に行くのを楽しみにしておりました。
最近は学校の話もよくしてくれて、親としても安心をしています。
二学期も忙しい毎日となると思いますが、今後とも〇〇をよろしくお願いします。
〇〇の母
連絡帳で挨拶をする際には
子供の様子を書くと担任の先生にもわかりやすいです。
特に新入学になると先生も新しい生徒の特徴を把握するのに大変です。
だからこそ、親から見た我が子はこのような子だということを伝えるとわかりやすいでしょう。
丁寧な言葉で、長すぎず簡潔に書けば大丈夫です。
ただ、もし「いじめ」など重要な話がある場合には、
連絡帳のみで済ませず、担任と電話や対面でしっかり話をする必要があります。
子供のことを考えた上で、必要なコミュニケーションを取るようにしてくださいね。
まとめ
子供が小学校に入学となると児童の家庭調査票を書くことが多いです。
こちらは親の職場や緊急連絡先など大事な要件を書く書類となっています。
その際担任に知らせておきたいことなどを書く欄もありますが、
そこに書くことは制限はありません。
心配事や持病がある場合の対応など、
知っておいてもらいたいことがあれば簡潔に書くようにしましょう。
また連絡帳での挨拶の場合も基本的には同様です。
しっかりと担任とはコミュニケーションを取って、
安心して子供を学校に通わせるようにしてくださいね。