誰にでも話を聞いてほしいことはあります。
恋愛相談、本気の愚痴、うれしかったこと、
ただの友達には話せないような本音。
特に辛いことは誰かが共有してくれると、
少し心が軽くなります。
でも、そんな本音を誰にも言えない、
という人もいるでしょう。
そこまで深い仲の友達がいない。
家族仲が良くない。
家族とは仲良しだけど、
心配をかけたくなくて相談できない。
理由はさまざまでしょうが、
本音で話せる相手がいないことだってあるでしょう。
実は、たとえ近しい相手じゃなくても、
本音や辛い気持ちを聞いてもらうことはできるのです。
本音を吐き出すだけの匿名SNS、
お金を払って話を聞いてもらうだけのサービス、
多様性に溢れた今の社会には、
家族や友達以外にも、
あなたの辛い気持ちを受け止めてくれる場所があります。
今日は、
本音を誰にも話せない時の対処法や、
そんな相手を作るための方法についてお話ししていきます。
家族にも本音を言えない…心の内を話せる人がいなくて辛い時の対処法
家族や友達にさえ本音を言えない人は、
少なくはないと思います。
この人にそこまで話していいのだろうか？
家族は信用できない。
話して心配をかけたくない。
いろいろでしょう。
ただ吐き出したいだけならば、
SNSを活用してみるのはどうでしょうか。
匿名性のSNSなど本名でなくてもできるものは
いくつもあります。
X（旧Twitter）もそもそもそういうSNSでしたが、
年々とつぶやきに対して反論してきたり、
攻撃してきたりするアカウントも増えているので、
あまり安心はできないかもしれません。
そんなときは、鍵をかけてしまえばいいでしょう。
自分だけが見られるようにして、
言いたいこと、思っていること、
どんどんつぶやいてみるのも手です。
誰かに何か答えを返してほしいのなら、
「宛名のないメール」というSNSもおすすめです。
これは、匿名性のSNSですが、
トまだ返事をもらえていないつぶやきを表示する欄があり、
目に入った人が返事をくれることもある、
という仕様になっています。
絶対に批判的なコメントはこない、
という保証はないのですが、
比較的温厚な場だと評判です。
自分の本音を誰にも触れさせたくないぐらいなら、
ノートに書き殴る、でもいいでしょう。
書くことによって自分の考えを整理することにもなります。
もしむしゃくしゃするなら、
書いたものをぐしゃぐしゃっと丸めて、
投げたりするのもストレス発散になりますよ。
とはいえ、
誰かに聞いてもらうことによって、
やっとすっきりできることもあります。
そうだね、と相槌を打ってもらえることで
得られる心の安らぎもあるでしょう。
では、そんな相手はどのように見つければいいのでしょうか？
次は本音を言えるような関係を作るための方法についてお話しします。
悩みや辛い気持ちを話せる人がいない…本音を言える関係や友達を作るには？
身も蓋も無いことを言いますが、
人の本音や悩みってそんなに進んで聞きたいものではありません。
ですから、相手に
「この人の話を聞いてあげたい」
と思ってもらえるような関係を作る必要があるでしょう。
そのためには、
・相手の話もよく聞いてあげること
・取り繕わずに関わること
・相手を信頼しているという姿勢を見せること
が大切かと思います。
人間関係は双方向であるからこそうまくいくものです。
片方ばかりが気遣ったり、
片方ばかりが話したり、
そんな関係ではうまくいきません。
あなたがその人と本音で話せる関係になりたいのなら、
あなたもその人の話を聞いてあげましょう。
また、相手に合わせ過ぎず、
小さな本音を見せるようにしましょう。
食べ物の好き嫌いとか、
楽しいことは楽しい、
嫌なことは嫌、とちゃんと伝えるぐらいでいいのです。
あなたがちゃんと自分の気持ちでコミュニケーションをとっていれば、
相手もあなたを信用して、正直な気持ちで接してくれます。
そうやって関係を作っていくことで、
心の底から本音で付き合える人間関係ができると私は思います。
これは私の勝手な印象ですが、
人に本音を話すのが苦手な人は、
自分自身にも嘘をつきがちです。
まずは自分に嘘をつかないところから
はじめてみてはどうでしょうか？
まとめ
家族や友達に本音が言えないのなら、
SNSへつぶやく、
ノートに書き殴る、
などしてみましょう。
本音で語れる人間関係を作るのは、
そう簡単ではないですが、
まずは自分に正直に、
そして、一人でも二人でも
本音で話せる人間関係が築けるといいですね。