ボタンの男女の違いはどっちでもいい？気になる？左右逆の理由

ボタンのある服を着るときに、気になるのが男女の違いです。

 

服のボタンの位置は、男女で左右が逆ですよね。

 

ワイシャツやコートなど

性別の違う服を選んだときに、

ボタンが男女で逆だとおかしいでしょうか。

ボタンの位置の違いは気になるものでしょうか。

 

結論から言うと、

おかしくないですし、まず気づかれません。

 

ここではそんな男女のボタンの違いについて解説をしていきます！

 

ワイシャツのボタンが男女で逆だとおかしい？気になる？コート・ジャケット・ブレザー

ボタン付きのシャツといえばワイシャツですよね。

ワイシャツやコートは、学校や仕事などでも着ることが多いです。

 

服のボタンが、男女で逆だとおかしいでしょうか？

 

結論から言えば、

決しておかしくないですし、まず気付かれないでしょう。

 

詳しく解説していきます。

 

ワイシャツに限らず、男女の洋服は、

前合わせが逆になっていることが多いです。

 

男性は右前（左身頃が上）

女性は左前（右身頃が上）です。

このため、ボタンの付いている位置も男女で逆になるのです。

 

しかし、男女で逆の服を着ているからと言って

おかしかったり変だということはありません。

 

ボタンの位置や洋服の合わせが

反対になっていることに気づくような、

目ざとい人も中にはいます。

 

でも、普通の人はまず気づきません。

 

そもそも、洋服の選び方は

『個人の好み・センス』の領域ですよね。

 

女性が男性物を着たり

男性が女性物を着てもいいじゃないですか。

 

色やデザイン的に

「男性物・女性物の方が好き」なんてことはよくありますし、

 

体型や服のフィット感だって個人差がありますから、

メンズやレディースの方が、着心地が良かったり、しっくりくることもあります。

 

ユニクロや無印良品など

ユニセックス（男女兼用）の服を扱う

ファッションブランドも増えました。

 

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以上のように、

男女が反対の服を着ること自体はまったく問題ありませんし、

側から見て、そうそう気付くものではありません。

 

また、ワイシャツであれば単体で着ることも少なく、

仕事の場合は、その上からジャケットを着ることも多いですしね。

 

もちろん、コートやジャケット、ブレザーといった

上着のボタンが男女逆でも問題ありません。

 

飾りボタンなどのデザインもありますし、

気にする必要はないです。

 

男性でも女性らしい服を好んで着る人もいますし、

女性がメンズのダボッとした着方を好むこともあります。

 

ボタンぐらいしか違いがない服でしたら、

なおさら気にしなくても大丈夫ですよ。

 

シャツやポロシャツの男女兼用（ユニセックス）ボタンの位置はどっち？

最近はシャツやポロシャツでも

男女兼用（ユニセックス）の物も増えています。

デザイン的にも、男女兼用の方が好みで

よく着ているという人も多いですよね。

 

では、男女兼用のシャツは、

ボタンの位置はどっちなのでしょうか？

 

結論から言えば、右となっています。

 

男女兼用（ユニセックス）の場合、

ボタンの位置は「男性」に準拠しています。

シャツの合わせは右前（左身頃が上）ということです。

 

これは男性を優先しているということではなく、

単純に着やすさからそうなっていると考えられます。

 

今は男女兼用（ユニセックス）が人気となっていますし、

なおさらボタンの位置を気にする人は減っています。

 

ですので、そのうちレディースの服でも

全てボタンは右に付ける、などの

メーカーも出てくるかもしれませんね。

 

ボタンの位置が男女で逆な理由は、ヨーロッパ貴族に由来⁉

ちなみに、

ボタンの位置が男女で異なる理由は、

さかのぼれば「14世紀のヨーロッパ貴族」の風習に遡ります。

 

ボタンの位置の違いは、あくまで慣習であり、

合理性や利便性を追求した物ではないのです。

 

以下詳しく解説します。

 

ボタンの位置が男女で逆となった理由は

諸説ありますが、有力なのは

男女の服の成り立ちの説です。

 

ボタン付きのシャツは、14世紀ごろの

ヨーロッパでよく着られるようになりました。

 

しかしその頃は、ボタン付きの衣類は

高級品であり、着るのは一部の貴族だけでした。

 

男性は自分で服を着るので、

自分で着やすいようにボタンが右。

 

女性は華美な服装が多く

使用人に服を着させてもらっていたため、

着させやすいようにボタンが左に付いたのだとか。

 

その名残が現代にもそのまま残っているという感じですね。

 

他にもある説としては、

女性は授乳をするためにボタンを外しやすいようになっている、

 

男性は「軍服」が元になっており、

胸元に忍ばせた武器をさっと取り出せるようにするため、などがあります。

 

まとめ

洋服のボタンの位置は、男女で違いがあります。

 

男性の場合には右にボタンがついており、

女性の場合には左にボタンがついています。

 

これはボタン付きのシャツが着られるようになった、

14世紀ごろからの名残という説が有力です。

 

ただ、これらは慣習的なものであり、現在何らかの意味があるわけではありません。

ですので、ボタンの位置の違いを気にする必要はありません。

 

今は男女兼用（ユニセックス）の服も増えています。

男女兼用の服のボタンの位置は、

右側ボタンの男性準拠になっています。

 

自分の好きな服を自由に着てファッションを楽しんでください。