一人暮らしだと、「お風呂に毎日入らなくてもいいかな」と思ったり、
「お風呂に一人しか入ってないのに毎回湯船のお湯を毎回捨てるのはもったいないな」と感じたりしますよね。
身体を毎日洗わないことや、お風呂のお湯を2日に1回交換することが汚いかどうかは、個人の好みや状況によって異なります。
たとえば、湯船に入る前に体をしっかり洗って、普段のお風呂掃除や換気を適切に行なっているなら、2日に1回お湯を交換するでも良いでしょう。
また、実家を出て一人暮らしになると、毎日お風呂に入るのが面倒に感じたりします。
「体や髪の毛を洗うのは2日に1回でもいいかな」と思ったりもしますよね。
毎日お風呂に入らないのは不潔でしょうか。2日に一度のお風呂やシャワーでは、周りの人にバレたり体臭が気になるものでしょうか。
また、お風呂を2日に1回に減らすと、節約効果はいくらくらいになるでしょうか。
今回は、一人暮らしお風呂事情の気になるアレコレを細かく解説します!
2日に1回お風呂のお湯を交換するでは汚い?不衛生?
お風呂のお湯を毎回捨てずに2日に1回交換するでは汚いかどうかは、個人の好みや状況によって異なります。
一般的に、2日に1回お風呂のお湯を交換すること自体が不衛生だとは言い切れませんが、いくつかのポイントに留意する必要があります。
湯船に入る前に体を清潔に洗う
2日に1回のお風呂でも、体をきちんと洗浄することができていれば、お風呂のお湯が不衛生になるとは言えません。
毎回湯船に浸かる前に丁寧に体をシャワーで洗っていれば、二日目のお風呂でも湯船でくつろぎながらリラックスすることができます。
お湯に浮かぶ垢を取り除く(身体の洗い方を変える)
とはいえ、念入りに体を洗っても、二日目のお湯には「垢(あか)」が浮かぶことがあります。
これは自分の皮膚が剥がれたものですので不衛生ではありませんが、見た目が気になるので、湯おけ(桶)などですくって捨てると良いです。
そもそもお風呂に垢が浮かぶ原因としては『洗いすぎ』が挙げられます。
特に、垢すりのようにタオルでごしごしと身体を洗っていると、古い皮膚が剥がれやすく湯船に垢が浮かびやすくなるのです。
お風呂で身体を洗うときは、ボディーソープや石鹸の泡を使って手洗いでやさしく肌をなでると良いです。肌にもやさしくお風呂も汚れにくくなります。
お風呂の換気を行う
お風呂に浸かった後のお湯を長時間溜めておくと、皮脂や汚れなどが雑菌となって繁殖する可能性があります。
また、湯船にお湯を張ったままお風呂にフタをしたりお風呂の換気を行わないと、湿気がたまりカビが発生しやすくなります。
お風呂のお湯を捨てないときは、湯船のフタは外して熱気を逃しましょう。
お風呂の窓を開け放すか24時間換気を行い湿気を出すようにします。
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お風呂の掃除を念入りにする
お風呂のお湯を2日に一度にする際は、お風呂のタイルや浴槽を適切に掃除し、衛生的な状態を維持することが大切です。
お風呂の中にカビや汚れが溜まらないように定期的に清掃を行いましょう。
個人の好み・快適さ
毎回お湯を交換することが快適であると感じる人もいれば、2日に1回でも問題ないと感じる人もいます。
汗をかいても乾けば平気な人もいれば、毎日シャワーを浴びないことには不快感を感じる人もいます。自身のライフスタイルや快適さを優先して決定しましょう。
最終的には、個人の好みや環境に応じてお風呂のお湯を交換する頻度を決めると良いでしょう。
お風呂が怖くて入りたくない人はこちらを読んでみてください。
一人暮らし お風呂2日に1回だと不潔?髪の毛は毎日洗うべき?
一人暮らしだと、お風呂は毎日入らなくてもいいかな、と思ったりしますよね。
とはいえ、「お風呂に2日に1回しか入らないのは不潔か?体臭が気になるか」「お風呂は毎日入っても髪の毛は2日に一度でもいいか?」気になります。
ここからは、適切なお風呂の頻度と洗髪のペースについて詳しく説明します。
お風呂の頻度と清潔感
お風呂の頻度は個人の好みやライフスタイルによって異なりますが、2日に1回のお風呂は不潔だと言えるでしょうか?
日本では毎日お風呂に入るのが一般的ですが、世界を見渡せば毎日お風呂に入る方が例外的だったりします。
しかし高温多湿な日本では、暑い時期や湿気の多い季節にお風呂に入らないと、汗のベタつきで不快感を感じたり、体臭が気になったりします。
特に夏は、毎日シャワーを浴びるほうが気持ちよいかもしれませんね。シャワーを浴びなくても、お湯で濡らしたタオルで身体を拭くだけでも、さっぱりするでしょう。
寒い時期は、2日に一度のお風呂でも十分です。
ただし、元々ワキガなど体臭が強い人は、お風呂の頻度にかかわらず身体が臭ったりします。
自分の体臭が気になる人は、家族や友人にそれとなく聞いてみると良いでしょう。
お風呂2日に1回 髪の毛は毎日洗わなくてもいい
髪の毛を毎日洗うべきかどうかは、髪質や頭皮のコンディション、活動レベルによって異なります。
髪や頭皮の状態
髪や頭皮が脂っぽくなっている場合や、スタイリング製品を使用した場合は、洗髪が必要です。
逆に、パサツキや乾燥しやすい髪質の場合は、頻繁な洗髪は避けましょう。
汗をかいた時
季節や運動で汗をかいたときは、汗や汚れを落とすために洗髪すると良いでしょう。
必ずしも毎回シャンプーを使わなくても良く、シャワーのお湯で流すだけでもさっぱりします。
むしろ、髪の健康のためにはシャンプーは使わず「ぬるま湯」で洗い流すだけの方がいい、という考え方もあります。
一人暮らしのお風呂を2日に1回にすると節約効果はいくら?
では、お風呂のお湯を毎日流さず2日に1回交換とすると、どれくらい節約効果があるでしょう。
イエプラコラムの試算よると、
一人暮らしの世帯ではお風呂の水道光熱費だけで月に平均3,284円使っていることになります。
とのこと。毎月3000円のお風呂代を節約できれば大きいですね!
ただし、お風呂を2日に1回にすれば、水道光熱費が半額になる・・・わけではありません。
毎日湯船にお湯を張っているのであれば、仮にお湯を捨てなくても、翌日には「追い焚き」または「熱いお湯を追加」する必要があるからです。
まとめ
今回は、一人暮らしでお風呂を2日に1回にすることについてまとめました。
湯船のお湯を毎日交換しないのは不衛生か、体や髪の毛を洗うのを2日に1回に減らすと臭うか、お風呂を2日に1回にする際の水道光熱費の節約効果はどれくらいか、など取り上げました。
汗をたくさんかく夏場はシャワーだけでも浴びたいものですが、冬場のお風呂は2日に一度でもそれほど臭いませんし不快感もありません。体調が悪いときや疲れているときも無理してお風呂に入る必要はありません。
昨今の物価高で、電気ガス代などの水道光熱費も馬鹿になりませんよね。お風呂の回数を減らすことで節約できて家計も助かるなら、お風呂代を2日に1回にするのもありですね。