家の定番メニューである野菜炒めですが、
焼肉のたれを使うと、簡単にワンランクアップした味付けになるのを知っていますか?
コクと香りがプラスされた濃い味付けで、ごはんが進むおかずとして、お酒のお供にも重宝します。
しかし、焼き肉のたれを使うと、どうも野菜炒めがべチャッと水っぽくなるのが、気になりますよね。
中華鍋で強い火力で炒めればいいのかもしれないけれど、フッ素加工のフライパンでは火力は強くできない・・。
どうしたら、焼き肉のたれがよく絡んだ
美味しい野菜炒めになるのでしょうか?
野菜炒めを水っぽくしないためには、コツがあります。
弱めの中火でじっくりと野菜を炒めたり、菜箸で野菜をやさしく混ぜたりすると、野菜から水分が出にくくなりますよ。
ここでは、焼き肉のたれを使って、美味しい野菜炒めを作るコツを詳しく説明します。
野菜炒めが水っぽくなってしまって、困っていた人は必見ですよ。
野菜炒め×焼き肉のたれ水っぽくならないコツ!片栗粉まぶすのもおすすめ
野菜炒めって、大きな中華鍋を使って、強火で野菜を焦がさないように炒めるイメージがありますが、それはプロの作り方です。
家庭の主婦が真似しても上手くいかないものです。
家にあるテフロン加工のフライパンで野菜炒めを作る場合は、
弱めの中火で野菜にじっくりと火を通していきましょう。
野菜は徐々に温度を上げていけば、水分が出てきません。
シャキシャキとした歯ごたえを残しつつ、野菜が炒められます。
もう1つ、野菜から水分が出てしまう原因が、ガシャガシャと野菜を炒めてしまうことです。
野菜に傷がつくと、そこから水分が出てしまいます。
強火で焦げないようと慌ててしまいがちですが、弱めの中火で炒めていきましょう。
味付けに使う焼肉のたれは、本来は焼き肉をつけるものです。
ですので、そのまま野菜炒めの調味料として使うと、肉や野菜にタレが絡まりにくいことがあります。
そんな時におすすめなのが、片栗粉です。
肉や野菜に片栗粉をまぶしてから炒めると、焼き肉のたれがよく絡まります。
片栗粉によって肉汁が流れにくくなるので、
ジューシーに仕上がるメリットもあります。
先に片栗粉をまぶさないで、
焼肉のたれ3に対し、片栗粉1を溶かしてから、野菜炒めに混ぜる方法もあります。
加熱されるととろみが出る片栗粉の特性を生かした、裏技ですね。
野菜炒め×焼肉のたれアレンジレシピおすすめ2選
野菜炒めと焼肉のたれの組み合わせは最強です。
アレンジレシピを2つ紹介しましょう。
1つ目は、豚キャベ炒めです。
豚肉とキャベツ、そのほか、ピーマンやニンジンなど、
家の冷蔵庫にある野菜を使って作ります。
肉を炒めてから、野菜を炒め、
最後に焼肉のたれを回しいれたら完成です。
おすすめのアレンジは、
焼肉のたれ大さじ2に対して、
味噌を大さじ1、みりん大さじ1を混ぜることです。
ホイコーロー風の味に仕上がります。
みりんやたれの量を調節すると、甘口にも辛口にも仕上がります。
2つ目は、豚肉とししとうのたれ炒めです。
暑い季節にぴったりの、ししとうを使った炒め物も、
焼肉のたれを使うと、簡単に美味しく作れます。
お好みで、焼き肉のたれに
コチュジャンや豆板醤を混ぜて、
ピリ辛味にするのもおすすめです。
まとめ
野菜炒めに焼肉のたれを使うときは、
弱めの中火で静かに炒めて、水っぽくならないようにしましょう。
焼肉のたれをしっかりと絡ませたいときは、
あらかじめ肉や野菜に片栗粉をまぶしたり、
焼肉のたれに片栗粉をまぜたりするのもおすすめです。
野菜炒めを水っぽくしないコツを覚えて、
焼肉のたれを使った美味しい野菜炒めをつくってくださいね。