電車に乗っている最中に気分が悪くなったり、
駅や電車で体調不良がひどくなったりしたときは、
どうしたらいいのでしょうか?
まずは電車内で気分が悪くなってきたら、
早めに電車から降りることです。
走行中にどうしても耐えられないときは、
車内にいる乗務員に相談したり、
非常ボタンを押したりする方法もあります。
ここでは、電車で体調不良になった時の対処法について説明します。
駅で体調不良時、休憩室は使える?駅の救護室利用で証明書お願いできる?
電車の中で揺れたり、
混雑していて押しつぶされそうになったりすると、
気持ちが悪くなりやすいですよね。
とにかく、体調の異変を感じたら、
即座に次の駅で降りましょう。
ホームに降りても、椅子もなく、
しゃがみたくなることもあります。
しゃがめば、周囲の人が心配して、
声をかけてくれるかもしれないですね。
しかし、最近のホームには体調が悪くなくても
電車待ちでしゃがむマナーが悪い人もいて、
しゃがんでいると周りから注意されることもあります。
駅員に「体調不良で休憩したい」と相談しましょう。
相談するのも勇気がいるものですが、
あまり我慢をし過ぎて倒れてしまう方が
余計に迷惑をかけてしまいます。
体調がひどくなる前に、駅員に話してみましょう。
大きな駅には救護室があることも多く、
車いすで運んでもらえることもあります。
さらに、休憩したことを証明できる書類を
作成してもらえる場合もあります。
休憩したことで仕事に遅刻したり、
学校の授業を欠席したりした場合は助かりますよね。
しかし、救護室がない駅の場合は断られてしまい
やむを得ず椅子だけ貸してもらえた、
などの例もあります。
駅員がいる事務所や休憩室で
休ませてもらえないの?と思ってしまいますよね。
実は、駅の事務所や休憩室は、
一般の人の入室が禁じられています。
切符や現金を扱っているスペースなので、
断られてしまうのです。
駅で体調不良で動けなくなった場合は、
救急車を呼んでもらうことになります。
体調不良で電車を遅延させた場合、損害賠償は発生する?
電車に乗っていて体調不良に気づいたら、
すぐに電車を降りるのが一番ですが、
次の駅まで耐えられそうもない場合もありますよね。
そんな時は、車内にいる乗務員に相談するか、
緊急停止ボタンを押すかになるでしょう。
そうすれば、電車が止まり、
あなたは救急隊員に手当てしてもらえます。
しかし、電車を遅延させたとあれば
多くの人に迷惑をかけてしまいます。
この場合、損害賠償は発生するのでしょうか?
実は、体調不良などのやむを得ない場合、
電車遅延に対する損害賠償は発生しません。
やむを得ないときは、緊急停止ボタンを使いましょう。
しかし、故意に電車を遅延させると
莫大な損害賠償が発生します。
例えば、線路に立ち入ったり、
ふざけて緊急停止ボタンを押したりした場合は
迷惑行為として損害賠償が請求します。
絶対にしないようにしましょう。
まとめ
電車で体調が悪くなったら、
ホームでしゃがむよりも駅員に相談しましょう。
救護室を利用させてもらえるし、
証明書を発行してもらえることもあります。
体質的な問題があるとなかなか
改善するのも難しいことです。
家や職場、学校にいる時に体調が悪くなったら
周りの人が助けてくれますが、
問題なのは移動中ですよね。
電車内で体調不良になってしまい、
緊急停止ボタンを押して電車を止めても、
損害賠償は発生しません。
故意的な場合のみ請求されます。
しかし、なるべくなら、
早めに電車から降りて、駅員に相談しましょう。