ジーパンは年齢やスタイルに合わせた着こなしが大事です。
特に、ジーパンの「裾」は着こなしの重要ポイントです。
一般的に、ジーパンは裾上げして履きますが、裾上げをしない場合。
ジーパンの履き方によってはダサく見えたり、おじさん・おばさんっぽい残念な印象になりがちです。
ここでは、ジーパンの裾上げをせずにかっこよく着こなすコツや、残念コーデについて解説をしていきます!
ジーパンを裾上げしない人の着こなし術。ロールアップで軽やかに
まず、ジーパンの裾上げをするケースと、裾上げをしないケースについてまとめます。
一般的にジーパンは、丈が長めにできています。
脚の長さに関わらず、ジーパンの丈を詰めてサイズ調整することが多いです。
また、ジーパンのデザインによっても、
裾上げをするか?しないか?の判断が分かれたりします。
たとえば、ジーパンのデザインが綺麗め、または、かっちりと着こなしたい場合には、裾上げをします。
一方で、ヴィンテージのジーパンや、裾にデザインがあるジーパンなど、丈が合わなくてもカットせずに着たいものもあります。
このようなジーパンの場合は、あえて裾上げをせず履きこなしたいところですよね。
ジーパンの裾上げをしないで着こなすには、
ロールアップ(折返し)や、何もせずに
足元や脚全体でクシュッとさせて履くことが多いです。
特に、ロールアップは、裾の折返しの幅やどこまで脚を見せるかで、雰囲気を変えることができます。
くるぶし丈より上まで折り返すと、軽やかでカジュアルな印象になりますよ。
ただ、このロールアップは案外曲者です。
以下のことに気をつけないと一気にダサく見えてしまうので注意をしましょう。
ロールアップのし過ぎ
軽やかに見えるロールアップですが、折返し過ぎてしまうと逆効果になります。
基本的には、折り返す面積が大きくなるほどカジュアルで軽い印象を与えますが、
たとえば、上半身はかっちりジャケットで決めているのに、ジーパンのロールアップの面積が多いと、チグハグな印象を与えてしまいます。
ジーパンの裾を何度も折り返す
ジーパンの裾を折り返し過ぎるのも、カッコ悪いです。
ロールアップが膨れ上がって「浮き輪」のようになってしまいます。
足元がアンバランスで、全体のシルエットもおかしくなってしまいます。
ロールアップの折返しは1~2回ほどとし、裾が膨れ上がらないようにしましょう。
裏に柄があるジーパン
ブランドによっては、ジーパンの裾を折り返すと、裏地のカラーが変わっていたりチェックなど柄模様になっているデザインもあります。
上手く取り入れるととてもおしゃれですが、全体のコーデが難しいので、ファッション上級者向けのジーパンと言えます。
裏地がおしゃれなジーパンを着こなすときは、
上半身のアイテムを無地のTシャツなどシンプルにまとめたり、モノトーンで控えめにすることで、足元にアクセントを持ってくると良いです。
また、裏地に遊び心のあるジーパンは、
靴を選ぶアイテムでもあります。
ファッションに自信が無い方や、合わせるアイテムが思いつかない方は、裏地がおしゃれなジーパンは見送ったほうが良いでしょう。
このようにジーパンの裾上げをしないでロールアップをする場合に、気をつける点はいくつかあります。
裾上げがめんどくさいからロールアップをする、というより、「ロールアップ用のジーパン」と考えて着こなしを楽しんでみてください。
【残念】ジーンズのロールアップでおじさん・おばさんに見えるNG例とポイント
ジーパンのロールアップは、やり方によっては「おじさん・おばさん」に見えてしまうこともあります。
着こなしNG例とポイントとしては以下のことが挙げられます。
ロールアップのし過ぎ
先ほどお伝えしたように、ロールアップのし過ぎはバランスがおかしく、おじさんおばさんに見えてしまいます。
折返しは1~2回ほどにしましょう。
折り返す幅としては、3~5cmほどを目安にロールアップをするとバランスよく見えますよ。
靴下が見え過ぎている
ロールアップをした際に、靴下が見え過ぎてしまうのもよくありません。
あえて靴下を「差し色」にして、アクセントをつける方法もあるのですが、ファッション上級者向けと言えます。
ジーパンのロールアップをしたときの裾が、靴にかかるぐらいが標準的です。
ロールアップの位置を上げたい(折返しの幅を広めにしたい)場合は、
靴下をショートタイプにするのがおすすめです。
ショート丈の靴下と合わせることで、くるぶしの素肌が見えて、カジュアルで夏らしい印象を与えることができます。
まとめ
ジーパンは長く着られるアイテムですよね。
ユニクロやLevi’sなどブランドも多く、幅広い年齢で着こなせる他、着ているうちに色味も変わってくるジーパンをよく着るという人は多いでしょう。
今回は、ジーパンの裾上げをしない場合の着こなしのコツついてまとめました。
ジーパンの裾をロールアップをすることで軽やかになりますが、折返しのし過ぎは「ダサい」印象を与えますので注意をしましょう。
また、裾の折り返し方によっては、おじさん、おばさん扱いされてしまうこともあります。
全体のシルエットやバランスを考えて、かっこよくジーパンを履きこなしてくださいね。