近所で火事があると怖いですよね。
自分の家までは燃え広がらなかったときはホッとするでしょう。
でも、後で気づいてみると、
どうも自分の家に火事の匂いが染みついている・・・。
これって、どうしたらいいのでしょうか？
火災保険が使えるのかしら？
実は、火事の匂いに火災保険は使えません。
異臭ですが、破損や汚損ではないからです。
火事の匂いを消すには、換気や拭き上げ、消臭剤を使う他、
消臭の専門業者に頼むのが確実です。
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料金表に記載されていないものに関しても、
事前に店舗に質問できるのが安心です。
ここでは、火事の匂いが付いた時の対処方法を紹介します。
すぐにできる！火事の匂いを消すおすすめ方法６選！
自分の家は燃えていないのに、
近所の火事の匂いが染みついてしまうことがあります。
燃えていないのに、匂いがなかなか消えない・・・。
火事の嫌な匂いを消す方法を６つ紹介します。
火事の匂いを消す方法①換気
1つ目は、自分でできる消臭方法を試してみることです。
天気の良い日に窓を開け、
部屋の中に風を通し、しっかりと換気をしましょう。
1～2日では効果を感じられないかもしれません。
2～3週間は晴天を狙って換気を続けることが大切です。
火事の匂いを消す方法②洗濯・拭き掃除
カーテンやカーペットなど
臭いの染み付いた布製品で
洗えるものは洗濯をしましょう。
窓や扉、壁を、雑巾などで
拭き掃除するのも消臭効果が期待できます。
火事の匂いを消す方法③火事後消臭スプレー
専用の消臭スプレーを使うのもおすすめです。
インターネットで検索すると、
「火事後消臭キット」が販売されています。
これは部屋でボヤがあった時に使うものですが、
火事の匂い消しにピッタリの商品です。
スプレーを壁や天井に吹きかけてから拭き掃除します。
火事の匂いを消す方法④空気清浄機をレンタルする
４つ目は、空気清浄機をレンタルする方法です。
SHARPプラズマクラスターやダイキンストリーマなど
高性能の空気清浄機を買っても、
火事の臭いに効くかは試してみないことにはわかりません。
空気清浄機のレンタルサービスを使えば、
最新の空気清浄機を新品で、低価格で試すことができます。
火事の匂いを消す方法⑤消臭の専門業者に依頼する
５つ目は、専門業者に消臭を依頼する方法です。
家の消臭を専門にしている業者を探し依頼してみましょう。
リフォーム業者でも消臭を請け負っている場合もあります。
業者を選ぶ時には以下の3点を
確認しておくのがおすすめです。
〇火事の匂いを消臭した経験があるか
〇使用する消臭剤の香り
〇消臭の保証をしてもらえるか
火事の匂いの消臭は
経験豊富な業者がおすすめです。
1度の作業では完全に消臭されないこともあるため、
契約前に保証の確認をしておくとよいでしょう。
作業後に匂いが残っている場合は、
再度作業してもらえるなどの保証があることを確認し
幅広く対応してもらえる業者を選ぶと安心です。
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サービス料金が明示されているので、
いくらかかるのか見積もり不要でわかりますよ。
料金表に記載されていないものに関しても、
事前に店舗に質問できるのが安心です。
また、作業に使われる消臭剤は「業務用」です。
じつは、業務用の消臭剤は
火事の匂いに負けないぐらい強烈な匂いがします。
強い匂いだからこそ
火事の匂いが消えていくのですが、
この消臭剤の匂いには好みがあります。
業者によって、使っている消臭剤が異なるため、
契約前に消臭剤の匂いを確認しておくとよいでしょう。
火事の匂いを消す方法⑥家具を処分する
最後は、思い切って匂いが染みついた
家具を処分することです。
火事の匂いは消えるまでに
1年ぐらいかかると言われています。
使っていない家具であれば、
消臭するよりも処分することを検討するのも得策です。
火事の匂い被害は保険の対象になる？ならない？
火事の匂い被害というのは、
火元の近所の広範囲に渡るものですから
火事の件数以上に多く発生しています。
しかし、火の粉が飛んできて焦げたとか、
一部分が焼けたなどが無ければ、
火事の臭い被害は保険対象にはなりません。
そもそも、もらい火の場合でも、
重大な過失が無ければ、火の元の家に
請求はできないことになっています（失火責任法）。
つまり、もらい火で
自分の家が火事になった場合は、
自分の家の火災保険を使うことになるのです。
また、どこの保険会社でも、
火事の匂い被害は保険の対象になりませんが、
保険によっては、臨時費用保険金特約や
見舞金制度がある場合もあります。
自分の家が入っている火災保険を確認し、
保険会社に問い合わせしてみましょう。
火事の匂い被害に対して対応してもらえる可能性があります。
まとめ
近所の火事の匂いが自分の家に染みついても、
火の元の家に損害賠償を請求することもできません。
自分の火災保険も使えませんが、
特約や見舞金が付いている場合は
匂い消しにかかった費用などを請求できる場合もあります。
保険会社に確認してみましょう。
火事の匂い消しは自分で換気や拭き掃除のほかに、
業者に依頼する方法もあります。
思い切って匂いが染みついた家具を処分する方が
費用が掛からない場合もあります。
自分に合った方法で対処しましょう。