直筆の手紙の締めくくりに「長文乱文失礼しました」と言葉を添えることがありますが、
メールやビジネスの場でも「長文乱文失礼しました」は使えるのでしょうか?
じつは、メールやビジネスでも
10行以上の文章の時は
「長文乱文失礼しました」を使うのがマナーです。
「長々失礼しました」と言い換えることもあります。
以下「長文乱文失礼しました」の使い方を詳しく説明します。
「長文乱文失礼いたしました」ビジネスメールはできるだけ短くが基本
ビジネスメールは、できるだけ短くするのが基本です。
相手も忙しい間に、メールをチェックしているので、
誰もが短時間で内容を確認したいと思っています。
だらだらと長く、要領の得ないメールでは迷惑なのです。
しかし、一度にたくさんの内容を伝えるときは、どうしてもメールが長くなってしまうこともありますよね。
そんな時は、文章の初めで「長文で失礼いたします」とか、
文章の最後に「長文乱文失礼いたしました」とか入れるのがマナーとなります。
相手を配慮できる良い印象になります。
だからといって、メールが長くて良いということではありません。
できるだけメールは簡潔に、場合によっては
箇条書きや表でわかりやすくまとめることも大切です。
逆に、10行もない短いメールでも
謙虚に「長文乱文失礼しました」と入れるのはおかしいです。
余計な言葉を入れているという印象になってしまいます。
また、毎回同じ人に送るメールが
「長文乱文失礼しました」となってしまうのも、よろしくありません。
あなたが、メールを短くできない頭の悪いタイプという印象になってしまいます。
たくさんの内容を伝える時ほど
相手にとって重要な内容をまとめてから、
メールを送るのがおすすめです。
なんでもかんでも全ての情報を伝えればよいということではありません。
相手に必要な情報を絞ってあげると、
あなたは「仕事のできる人」と評価が上がるでしょう。
「長文失礼しました」別の言い方は「長々と失礼しました」
ビジネスメールをスマホでチェックする人もいます。
メールを開いてみても、長さがわからずスクロールしていくうちに、
メールがとても長いことに気づくこともあります。
「長文乱文失礼しました」のお詫びの言葉自体が長いと感じるときは、
「長々と失礼しました」と短く断るのもおすすめです。
長いメールは読むのに時間がかかるだけでなく、
内容を理解するのも時間がかかってしまいます。
必要な連絡であっても、相手には負担になるものです。
「長文乱文失礼しました」や「長々と失礼しました」の言葉を入れれば、
長文でもOKということではありません。
シンプルに要点をまとめ、わかりやすいメールを心がけましょう。
「何度もすみません」の言い換えも読まれています。
まとめ
手書きの文章で使われる「長文乱文失礼しました」の言葉は、
ビジネスメールでも使うのがマナーです。
一般的には、10行以上の文章で使われます。
「長文乱文失礼しました」の言葉を添えたとしても、
メールの文章はわかりやすく簡潔にまとめるように心がけましょう。
わかりやすくするには、箇条書きや表を使うのがおすすめです。
相手に必要な情報を絞って伝え、
詳細は資料を添付して伝える方法もあります。
毎回同じ人に送るメールが「長文乱文失礼しました」とお詫びすることがないように、
メールを短くまとめるコツをマスターしましょう。
「長文乱文しつれいしました」自体も長く感じる時は、
「長々と失礼しました」と言い換えることもできます。
メール連絡もビジネスではとても大事なことです。
要領よく内容をまとめたメールを作成できるようになりましょう。