実家から大学に通っていたり、実家から仕事に通っている。
ひと昔前と比べると、実家暮らしの若者の人数は非常に増えています。
しかし、実家暮らしの民にとって、
一人暮らしの自由は羨ましい限りですよね。
完全に一人暮らし、とまではいかないけれど、週末だけでも部屋を借りて、一人になれる時間を作ったり、自炊を楽しんで一人暮らしの疑似体験をしたい。
家族は大切だけど、一人の時間も大事にしたい。
そんなあなたに、ぜひ試してもらいたい
『実家暮らし×セカンドハウス』について以下詳しくお話しましょう。
実家暮らしでセカンドハウス。料理したい、家具・私物を置きたいなら安い賃貸
平日は実家で暮らし、週末だけでも家族と離れて一人の時間を過ごしたい。
そういう場合、一番の目的は何なのか、によってさまざまな選択肢があると思います。
実家暮らしでセカンドハウス①集中したい、仕事したい→ビジネスホテル
例えば、副業でネットビジネスをやっていて、集中できるコワーキングスペースのような部屋を求めているのであれば、
断然ビジネスホテルを借りた方が快適です。
ベッドメイキングもしてもらえるし、掃除も家事もしなくてよいからです。
実家暮らしでセカンドハウス②趣味のため、収納がほしい→安いアパートを借りる
例えば、趣味の道具が部屋に置ききれないほどたくさんあって、
週末はそれらを広げて趣味に没頭する時間にしたい、という場合は、
安いアパートを探すのが得策です。
筆者の知り合いで、鉄道模型の趣味のために一部屋借りていた男性もいましたよ。
実家暮らしでセカンドハウス③恋人と同棲気分を味わいたい→マンスリーマンション
また他にも、恋人に手料理をふるまいたい、とか、
将来的には一緒に住みたいのだけど、お試しで週末だけ恋人と同棲気分を味わいたい。
そんな場合も、安い賃貸か、もしくはマンスリーマンションという手もあります。
ウィークリーマンションやマンスリーマンションは、割高にはなりますが、
家電一式が揃っている点や、賃貸で必要な敷金礼金といった初期費用がかからない
という、メリットがあります。
実家暮らしは継続したまま賃貸を探すコツ「セカンドルーム、シェアハウス」
実家暮らしは継続したまま、賃貸物件をさがす場合は、「セカンドルーム」という表現でお部屋を探すと良いでしょう。
水回りだけ共用して個室で暮らせる「シェアハウス」や「シェアドアパートメント」は、家賃が安くて家具家電も付きもあるので人気です。
また、毎日利用しない等の条件を明確にしておくことで、安い物件が見つかったりする場合があります。
部屋を探すときは、使用目的をざっくりと伝えておいたほうがよいです。
また、1人用の部屋を数人で暮らしていた場合に、後から契約違反だと言われる場合があります。
事前に不動産屋に用途を確認しておくことはもちろん、賃貸借契約の書類(特に特約)もよく読み、確認しておきましょう。
週末だけ一人暮らし。ワンルームとホテルどっちがいい?メリット・デメリット
ビジネスホテルに賃貸、マンスリーマンションなど、
目的によってさまざまな選択肢があることがわかりましたが、一番は費用の問題でしょう。
週末だけ一人暮らしの費用比較。ホテル/マンスリー/ワンルーム
まず単純に1泊あたりの値段を計算しますと、
1、ホテル
2、マンスリーマンション
3、ワンルームの賃貸物件
の順で割高になります。
しかし、一概にワンルームの賃貸アパートが一番お得だとは言い切れません。
ホテル
まず、ホテルは、1泊の値段は高いですが、
快適性、アメニティの充実、ネット環境が整っている、などなど、煩わしいことが一切ありません。
面倒くさいこと抜きで一人ゆっくりと快適に過ごすことを目的とする場合は、宿泊費の高さがデメリットになることはないでしょう。
マンスリーマンション
次に、マンスリーマンションは、家電一式が揃っているため必要な家具家電を購入する必要がありません。
また敷金・礼金・管理費などの諸経費を考えなくてもよい点が非常にメリットです。
「週末一人暮らしのお試し」としてまず利用して様子をみてみる、というのも非常におススメですね。
賃貸
3つ目の賃貸は、初期費用に加えて、インターネット環境を整えるための費用や必要な家具家電をそろえる費用、そして光熱費は別途かかる点なども考慮しておく必要があります。
長期的に借りることを考えている場合や、家具等のものを置いておきたい場合は、一番メリットが大きい選択肢と言えます。
まずは、あなたの一番の目的はどこにあるのか、を明確にしたうえで、いろいろな選択肢を吟味されることをおススメします。
実家暮らしの友人にアパートを貸した体験談。マッチングサービスも
私が一人暮らしをしていた時、3ヶ月間仕事で家を空ける際に、実家暮らしの友達に
「良かったら住んでいいよ。」と提案して喜ばれたことがありました。
やはり実家暮らしの人にとって、非常にニーズがあるのだな、と感じました。
現在は、実際にそのようなに家を空けがちで、人に部屋を貸してもOKな住人と、
安くで部屋を利用したい人をつなぐマッチングサービスもあります。
余った部屋や空きスペース単位で貸し借りできるサービスもあるので、チェックしてみると良いですよ。
余った部屋の活用法3選!副収入も?空き部屋のインテリア例
友人同士でアパートを借りて2拠点生活
また、私が大学生のころは、友人同士でアパートを借りて2拠点生活をしている子たちもいましたよ。
同じサークルに実家暮らしの友達が数人いたのですが
サークル活動をしていると、夜遅くまで一緒に活動したり、たまには終電まで飲んだりすることもあるのです。
そんな時に、彼女たちは3、4人集まってアパートを借りてよく利用していました。
利用する人数と頻度に合わせて、部屋数や家賃の配分などのルールを作って、
なかなか楽しく2拠点生活を謳歌していました。
彼女たちの生活は、まったくの一人暮らし、というわけではありませんでしたが、
私はそのときに初めて、「セカンドハウスを持つ」という考え方を知り、目から鱗だったのを覚えています。
まとめ
実家暮らしをしたままアパートを借りるには、目的や予算で選ぶと良いです。
- 集中したい、仕事したい→ビジネスホテル
- 趣味のため、収納がほしい→安いアパートを借りる
- 恋人と同棲気分を味わいたい→マンスリーマンション
あなたの週末一人暮らし計画が順調にすべりだせることを祈っています。
素敵な一人暮らしを!