就職して、良い上司に巡り合えたら、本当にラッキーですよね。
話しやすくて、一緒にランチに行くほど！
だけど、上司は男性で、既婚者で子供もいる人だったらどうでしょう。
お互いに恋愛感情はないけれど、
上司の奥さんからしたら良い気がしないかも？
上司とLINE交換して、休日も仕事の相談をしたいけれど、
どこからが浮気になってしまうのかな？
2019年に掲載された日刊「SPA」のアンケート調査によると、
休日に頻繁にメールやラインをしたり、2人で会ったりするのは、
浮気と見なすと答えている人が多くいます。
スマホに相手の写真を保存しているとか、
飲み会などで頭をなでるなどのボディタッチが多いとかも
浮気と考える人が多いです。
ここでは、浮気と見なされる基準について詳しく説明しますね。
彼氏・旦那の浮気どこまで許せる？独身・既婚・子供の有無でも違う？
どこからが浮気？、浮気のどこまで許せる？というテーマは
男女で意識の差もあり、一概には答えがありません。
個人でも考え方に大きく違いがあり、
2人でLINEするのも浮気とする人もあれば、
全然どこまででも許せるという人もいます。
しかし、1つ忘れてはいけないことがあります。
それは、既婚者は配偶者以外の異性と肉体関係を持つと不貞行為に当たります。
不貞行為とは法律用語で、つまり浮気のことです。
婚姻関係が破綻していないとか、自由意思によって肉体関係を持ったとか、
いろいろ条件がそろわないと、慰謝料の請求にはなりませんが、
一線を超えてしまうと厄介なことになることは、覚えておきましょう。
実際のところは相手に子供がいたり、
相手の奥さんが専業主婦だったりすると、
訴訟までに発展しないで、許されてしまうことも多いようです。
LINEだけの関係は浮気にあたる？既婚者同士で慰謝料はあり得る？
最近ではLINEだけで出会い、恋愛関係を築くケースもありますよね。
バーチャルな世界だけですから、肉体関係はありません。
この場合は、浮気にはあたらないのでしょうか？
肉体関係がなければ訴えられないと思ったら、そうでもありません。
過去の判例では、LINEのやりとりで親密な関係を築いた結果、
婚姻関係が破綻したとして、慰謝料が請求されています。
細かく証拠を集めていけば、浮気と認められるのです。
肉体関係がなければ慰謝料の請求は無いと思っていた人は、
気を付けてくださいね。
慰謝料の請求ができるのは、婚姻関係がある時のみです。
独身同士の付き合っているだけでは、慰謝料の請求はできません。
LINEのやり取りだけで「好き」「愛してる」と言い合ったり、
画像を送り合ったりしている2人でも、浮気とはなかなか認められません。
裁判しても浮気と認められなくても、
「自分は傷ついている、次は許さない」と相手に伝えましょう。
もう1つ、浮気しても慰謝料の請求は無いと思われがちのケースも
紹介しましょう。
それは既婚者同士の浮気です。
どちらの夫婦も被害者になるから、慰謝料が発生しないと思っていませんか？
しかし、既婚者同士の浮気、つまり、
W不倫によって離婚する場合は、
慰謝料が一気に跳ね上がります。
大人の火遊び、たかが浮気でも、くれぐれも気を付けてくださいね。
まとめ
良い上司に出会えても、深い付き合いをするのは用心しましょう。
自分では恋愛感情がなくても、上司の奥さんには浮気と見なされてしまいます。
一線を越えていなければ大丈夫と考えるのも、軽率です。
LINEのやり取りでも、親密な関係が立証されてしまうこともあります。
お互いに既婚者同士でも、子供がいる夫婦が離婚することになれば、
一気に慰謝料の請求額が高くなります。
たとえ上司がとても良い方だったとしても、付き合い方にはくれぐれも気を付けましょう。