気に入っていたタオルでも、使っているうちに水を吸わなくなってしまうことがありますよね。
粗品でもらった新品のタオルでも、吸水性が悪い場合もあります。
こんな水を吸わないタオル、雑巾にしても使えないし、
だけど捨てるのももったいない・・・。
何か良い使い道はないかしら?
吸水性の悪いタオルでも、
重曹や固形石鹸を使って水をよく吸うタオルに蘇らせる方法があります。
また、古いタオルは、枕カバーやバスマットに使えます。
タオル帽子にリメイクするのもおすすめです。
今回は、吸水性の悪いタオルの使い道について、詳しく紹介しますね。
柔軟剤NG!新品で水を吸わないタオルの対処法
新品でふわふわしたタオルなのに、
なぜか、水を吸わないことがありますよね。
それは、タオルを製造する際に使用した糊や染色剤が残っているからです。
洗濯を繰り返すうちに、だんだんと取れていきます。
なお、吸水性が良いと謳われているタオルの中にはマイクロファイバーが使われているものがありますが、
あまりお勧めできない素材です。
▼マイクロファイバーのタオルが肌に悪い理由はこちらにまとめました。
ここからは、一般的な綿のタオルについてお話ししますね。
洗濯機でタオルを洗う時、多くの人は
柔軟剤を使っているのではないでしょうか。
実は、この柔軟剤がくせ者です。
柔軟剤は繊維に膜を貼り、乾かした布を柔らかく仕上げてくれます。
しかし、柔軟剤を使うことで
タオルの吸水性が悪くなってしまうのです。
そこで、吸水性を良くしたいときに
おすすめなのが、重曹です。
お湯10Lに対して、大さじ1の重曹を溶かし、タオルを浸します。
これが新品タオルに残る糊や染色剤を落とす方法です。
重曹がないときは、固形石鹸を使いましょう。
濡らしたタオルの表面を固形石鹸でこすり、洗濯機で洗うだけ。
これで吸水性が良くなりますよ。
使い道3選!古いタオルどうしてる?水を吸わない・水をはじく
新品のタオルを吸水性をよくする方法はありましたが、
古いタオルの吸水性は元に戻りません。
タオルメーカーでは、
タオルの寿命は洗濯30回と言うほどです。
綿のタオルも使い続けていると、
パイルがへたって雑巾みたいになりますよね。
使い古したタオルをふわっとさせるには
タオルを乾かすときにコツがあります。
タオルを干す前に、タオルをしっかりと持って20回ほどバンバンと振ります。
乾いた後のタオルは多少柔らかくなります。
とはいえ、洗濯物を干すたびタオルを振るのは面倒です。
ですので、古くなったタオルは
別の用途で使う、または捨ててしまう人も多いでしょう。
使い古したタオルの使い道としては、
雑巾にリメイクして、家の掃除に使うのが一般的ですよね。
でも、水を吸わない・水をはじくタオルの場合、
どんな使い道があるでしょうか?
吸水性の悪い古いタオルの使い道を紹介します。
1.枕カバー
リメイクする必要はありません。
ふだんの枕の上にタオルを敷くだけでOKです。
吸水性が悪くても、枕カバーとしては十分使えます。
小まめに手軽に洗濯ができるため、
枕を清潔に保てます。
2.バスマット
古いバスタオルを使えば、
折り畳むだけでバスマットとして使えます。
水をはじくタオルでも、バスマットとして役立てられます。
こちらも頻繁に洗濯ができるし、
タオルを広げて干せば、すぐに乾きます。
3.タオル帽子
プールやスイミングの帰りに便利なタオル帽子が、
古いタオルを手縫いすれば作れるのです。
フェイスタオルを2つに折り、
帽子の形にタオルをカットして、手縫いします。
端5センチを折って、ゴムを入れる部分も手縫いします。
吸水性が悪くても、
水泳のあとに髪を乾かさずにバスや車に乗るとき、
タオル帽子が役立ちます。
その他の使い道
キッチンの油汚れや窓の結露拭き、車の拭き掃除に使って、
そのまま捨てる方法もあります。
感染症対策として病気のときに使うのも、良い使い道です。
あなたに合った使い道をしてみてくださいね。
まとめ
新品なのにタオルの吸水性が悪いとき、柔軟剤を使うのはNGです。
重曹や固形石鹸を使って、タオルに残る染色剤や糊を落としましょう。
使い古したタオルの吸水性を復活させることはできません。
枕カバーやバスマットとして活用するのがおすすめです。
手縫いで簡単にタオル帽子にリメイクすることもできます。
古いタオルでも捨てないで。
いろいろな使い道がありますから試してみてくださいね。