ESSEオンラインにこんな記事が出ていたのですが、
大きな鏡と浴槽、ガラス扉…築15年、50代になって後悔した浴室設備
マンションを購入時にオプションでつけた浴室の強化ガラスドアに後悔している、という意見。
わかるなぁ・・・と思って。
高級ホテルや海外のホテルに泊まると、シャワールームが全面ガラス張りだったりでおしゃれだなとは思いますが、
じゃあ、自宅のお風呂をガラスドアにするか?って、絶対嫌ですね。
これから新築する人で迷っているなら
「お風呂にガラス扉だけはやめとけ」って言いますし、
もし、すでに使っていて後悔しているなら
「さっさとリフォームしたほうがいい」と言います。
以下、自宅の浴室にガラスドアを選ぶ3つのデメリットと
もし、ガラス扉を交換するなら費用・工期はどれくらいかかる?
についてまとめていきます。
自宅の浴室にガラスドア、デメリット3つ【水垢・丸見え・地震】
自宅の浴室にガラスドアを選ぶデメリットを3つあげます。
浴室ガラスドアのデメリット①水垢がつきやすい、掃除が大変
まず、ガラスドアは水垢がつきやすいので、お手入れが面倒です。
毎回お風呂上がりに乾拭きしないと、水垢が白く残っちゃいますし
一度こびりついたうろこ状の水垢って、メラミンスポンジとか使ってこすっても取れないんですよ。
仮に、あなたがまめったく掃除するタイプだったとしても、ESSEの記事にもあったように「年をとると掃除が億劫になる」だったりします。
浴室ガラスドアのデメリット② 中が透けて見える(子供、来客)
2つ目のデメリットは、浴室の扉がガラスだと『中が丸見え』になることですね。
子供が成長して思春期に入ると、親に着替えを見られることさえ嫌がりますから、お風呂に入っているときに洗面所を使えなくなって不便です。
来客が来たときも、ちょっと服に飲み物をこぼしちゃったなど水道を使いたいときに、お風呂に誰か入っていると洗面所が使えないですから困りますよね。
浴室ガラスドアのデメリット③ 地震
3つめのデメリットは、地震です。
強化ガラスとは言え、大きな揺れでガラスドアに何か物がぶつかったり飛んできたら、割れないとも限りません。
万一、入浴中に地震が起きたら、ひび割れ1つでも大変なことです。
以上3つのデメリットから、浴室にガラスドアを選ぶことはおすすめできません。
浴室ドアガラス交換・ガラスドアのリフォーム 費用相場や工期は?
もし、浴室のガラスドアを交換・リフォームするとしたら、費用や工期はどのくらいかかるでしょう。
ドアの種類には
- 開き戸
- 中折れ戸
- 引き戸
とあり、工事の種類も
- カバー工法
- ドアのみ交換
- 外枠+ドアの交換
とあります。
ガラスドアを丸ごと交換となると、外枠から変える必要があるでしょうから
浴室ドアのリフォーム費用は10万~15万円ほどかかると考えておくと良いでしょう。
浴室ドアだけを交換する場合の工期は、工事の内容にもよりますが、3~4日見ておくと良いです。
LIXILなのかTOTOなのかメーカーによっても仕入れ価格が変わってきますし、業者や工法によっても価格は変わってきます。
ガラスドアの処分費用が別途かかる可能性もありますので、数社から相見積もりをとって浴室ドアのリフォームを検討すると良いですね。
まとめ
浴室のガラスドアのデメリットやリフォームについて考えていきました。
おしゃれなホテルに泊まるときは全面ガラス張りの浴室もかっこいいですが、自宅で毎日のお手入れを考えると、ガラスドアはおすすめできません。
デメリットとしては、水垢がつきやすい、中が丸見えになる、地震、以上の3つが挙げられます。
もしリフォームで浴室のガラス扉を交換するなら、費用は10~15万円ほど、
浴室ガラスドアを交換する工期は、工事の内容にもよりますが、3~4日ほど見ておくと良いでしょう。