買い物や外出のたび、いちいちカバンを持ち歩くのってめんどくさいですよね。
「スマホと財布だけ持ち歩く」ということもあるでしょう。
しかし、この財布だけ持ち歩こうとすると
男は良くても「女はだらしない」と思われがちです。
これってなぜそう思うのでしょうか?
ここではそんな財布だけ持ち歩くことについての男女の意識差について解説をしていきます!
「スマホ・財布だけ持ち歩く」男は許されて女はだらしない。なぜそう思う?
「財布だけ持ち歩く」のは男女ともによくあることですよね。
しかし、そのようなことであっても男は許されて女はだらしないと思われがちです。
これはなぜそう思うのでしょうか?
結論から言えば、普段からの男女の振る舞いの違いからそう思われてしまうことが多いです。
詳しく解説をしていきます。
男性の場合ですが、財布だけを持ち歩くことは多いですよね。
筆者は男性ですが、財布だけ持ち歩くことは多いですし、
電子マネーの場合はスマホのみで財布さえ持ち歩かないことも多いです。
これは男性の場合は、普段からバッグを持たなくても良い機会が多いからです。
スーツの場合は、男性はバッグを持たないことが多いですよね。
また男性の衣類の場合は女性に比べてポケットが多く、そこに入れてしまっても多いです。
このような普段の振る舞いから、
自然と「財布だけ持ち歩く」ことも問題ないとされるようになっています。
しかし、女性の場合はだらしないと思われてしまいますよね。
女性の場合は、外に出るときは化粧をすることが多いです。
これは仕事では特にそうですし、化粧はマナーと考える人も多いですね。
そうなると化粧直し用に化粧ポーチが必要になります。
その他にも、女性の場合は財布が大きかったり、
ハンドクリームなど様々なものが必要になってきます。
あと飴が入っていることも多いですね。
女性はそのような振る舞いから荷物が多い、鞄を持つのが当たり前と思われています。
逆に、だからこそ鞄を持たないと、化粧や身だしなみを気にしない、
だらしない女と思われることが多くなっています。
【無意識の偏見】ジェンダーバイアスとは?「女なのに」は要注意
上記のように「財布だけ持ち歩く」という同じ行為なのに、男女で思われ方は変わっています。
そしてこれは無意識の偏見であり、ジェンダーバイアスと言われ、
昨今問題になっているジェンダー問題の一つです。
男性だって荷物が多くなることはありますし、財布だけ持ち歩いてだらしないこともあります。
逆に女性で身だしなみをしっかりした上で財布だけ持ち歩く人もいます。
上記のような男女のイメージというのはあくまでもイメージであり、
当人を指す物ではありません。
この無意識の偏見、ジェンダーバイアスは知らず知らずに当人を傷つけることも多いです。
男性が女性に対して、「女なのに鞄持たないんだ?」と言ったらどうでしょう。
本人はなんとなしに言っているのかもしれませんが、
言われた女性は言った男性の女性像を勝手に押し付けられていると感じるかもしれません。
これは差別問題ですし、会社でこのようなことを言ったら今の時代立派なセクハラになります。
今は世界的にジェンダーの価値観が大きく変わってきています。
鞄を持たない、財布だけ持つということ以外にも、
「女なのに」「男なのに」という古い価値観は捨てて、その人個人を見るようにしてくださいね。
まとめ
財布だけ持ち歩くのは男女で思われ方が違っています。
男性では良くあることですが、女性ではだらしないと思われることがあり、
知らず知らずに女性観を押し付けていることもあります。
これは今の時代、注意が必要です。
「男なのに」「女なのに」という決めつけはジェンダーバイアスであり、
会社などで発言をするとセクハラ問題になってしまいます。
ぜひ価値観をアップデートして、男女関係ない考え方をするようにしてくださいね。