近年は猫ブームとなっており猫好きな人も増えています。しかし、だからといって全ての猫が歓迎をされているわけではありません。
特に野良猫の場合、糞害や鳴き声などで悩まされていることも多く対策をしたいと思っている人もたくさんいます。
そんな野良猫対策でよく使われているのが「超音波」です。
この野良猫対策の超音波が、聞こえない人もいれば聞こえる人もいます。
猫よけの超音波が聞こえる人は「若い人や子供」が多いです。
30~40歳くらいになるとだんだんと聞こえづらくなります。
ここでは、
・猫よけの超音波が聞こえる人ってどんな人?
・超音波は人体に影響ある?ストレスは?
・超音波が迷惑!近所から苦情が来ることも
について解説をしていきます!
猫よけの超音波で人体影響はあるのか?聞こえる人って・どんな音?ストレスになることも
野良猫が庭などで入ってきて糞害で悩まされている人は多くいます。
そんな方のためによく使われるのが猫よけの超音波の商品です。
こちらの商品は猫にしか聞こえない超音波を出す装置を置いておくことによって、
庭などに猫が入るのを防ぐというものです。
しかしこの猫よけの超音波ですが、人体に影響はあるのでしょうか?
また聞こえる人はどんな人でしょうか?
詳しく解説をしていきます。
猫よけの超音波が聞こえる人はどんな人かと言うと
若い人や子供が多いです。なぜ聞こえるかと言うと
聴覚が衰えていないので超音波の音が聞こえやすいのです。
人間の耳ですが、大体20Hzから20kHzの間の音が聞こえるとされています。
人間の聴覚のピークは3歳ごろであり、その後は歳を重ねるにつれて聴覚は狭まっていきます。
一方、猫は人間よりも広い帯域の音を聞くことができます。
しかし、猫が一般的に嫌がるという音に関しては18kHzから23kHzとされています。
ちなみに、いつも常に同じ音だと猫も慣れてしまので、猫よけの超音波の場合、
この範囲の音をランダムで発生させています。
ランダムに鳴らす猫よけの超音波ですが
人の聴覚でも聞こえる範囲内の音のため、猫よけの音が聞こえるという人もいるのです。
猫よけの超音波の音はキーンという耳に残る嫌な音をしています。
街中で時折聞こえるモスキート音(高周波ノイズ)に近い感じですね。
深夜にたむろする若者を撃退する方法としても認知されていたりします。(是非はともかく)
モスキート音も若い人だけに聞こえる周波数の音ですので、
基本的には原理としては猫よけの超音波と同じになっています。
猫よけの超音波の音自体は、耳障りな音です。
長時間聞くとストレスを感じてしまうことも多いです。
ですので、特に小さなお子様がいる家庭では、
猫よけの超音波を設置するかどうかは慎重に検討するようにしましょう。
▼野良猫のマーキングに除菌漂白液のハイターを使うのはどう?

こちらも合わせてどうぞ
猫よけの超音波が迷惑。頭痛・めまいの原因に。ペースメーカーへの影響は?
上記のように猫よけの超音波はストレスに感じることも多いです。
そしてそれが長期間続くとストレスから頭痛やめまいを感じるようになってしまいます。
このようなストレスから来る頭痛やめまいは完治まで時間がかかります。
自分の家で使わなくても、隣人が庭先で猫よけの超音波を使っている場合には、迷惑となることもあるでしょう。
超音波の音に迷惑している点について相談をした方が良いでしょう。
また気になるのが、
猫よけの超音波がペースメーカーに影響するのか?ですよね。
ペースメーカーは心臓に入れる機械ですし、
猫よけの超音波が原因で誤作動などを起こしたら大変です。
しかし、結論から言うとペースメーカーには問題はありません。
ペースメーカーは磁力や電波に影響をされることはありますが、超音波の場合は音です。
なので、猫よけの超音波によってペースメーカーが誤作動を起こすことはありません。
猫よけグッズは超音波以外にも、スプリンクラーや薬剤などもあります。
物置やガレージなど猫が入り込む場合は、屋外ビニールカーテンなども有効です。

また超音波もセンサーで猫を感知した場合のみに発生するなどもあります。
ぜひ自分の環境や周囲の環境も考えた上で、最適な猫よけグッズを使うようにしてくださいね。
まとめ
猫の糞害などに悩まされている人は多いです。
そのような人の場合、猫よけグッズが有効なのですが、
その中でも有効なのが超音波を発生させるものです。
しかし、この超音波も若い人や子供の場合は聴覚が衰えていないので、
聞こえてしまうこともあります。
猫よけの超音波の音はキーンという高い音であり、
聞き続けるとストレスで頭痛や目眩の原因になることもあります。
ぜひ自分だけでなく周囲の環境も考えて、猫よけグッズを使うようにしてくださいね。