要らないものを出品したり、お得にお買い物できるメルカリ。
フリマアプリのイメージが強いメルカリですが、
明確な企業理念を打ち出し、独特な人事を行っている会社です。
海外選考会を行い、世界中の優秀な人材を採用するグローバル企業でもあります。
メルカリでは、
・新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスをつくる
・信用を創造してなめらかな社会をつくる
という2つのミッションを実現するため、3つのバリューを掲げています。
- Go Bold 大胆にやろう
- All for One すべては成功のために
- Be a Pro プロフェッショナルであれ
ミッションを共有し、3つのバリューを具体的にどのように体現していくのか・・・。
それがメルカリメンバーの採用基準になっているのです。
メルカリでは新卒やインターンも積極的に受け入れています。
しかも、インターンのうちからプロジェクトの一員として重要な役割を任される、など
新卒にも一人前の即戦力を求めています。
日本の「新卒概念」を覆す、このような取り組みもメルカリ特有です。
でも、「自分は文系だし、アプリの開発とかプログラミングのスキルも持たないから絶対無理」
と思った学生のあなた。
メルカリは、単に理系の知識やスキルを持つ人材だけを求めているわけではないようですよ。
以下で詳しく見ていきましょう。
新卒 即戦力だけはNG。教養や理数系基礎、価値観、主体性、行動力
まず、従来の日本の「新卒」「中途採用」のイメージとしては、以下のような考え方です。
新卒採用者には即戦力を求めず、中途採用に即戦力を求める、
というのが従来の考え方です。
一般的に、新卒採用者に求めるものは、
・社風に適応できうる価値観や性格を持ち合わせているか
・主体性や行動力を持ち合わせているか
など、その人のもつ潜在的な能力や可能性を期待して採用することが重視されます。
なぜだかわかりますか?
知識やスキルなどは、これから取り組みはじめたとしても
本人の努力次第ですぐに習得できてしまう要素でもあるからです。
反対に、価値観や性格などといった要素は、簡単に変えられるものではありません。
むしろ、年齢を重ねるほど頑固に意固地になるもの。
…親も一緒ですよね(笑)
ですから、企業が新卒採用に求める条件としては
会社の目指す理念に合わせてよい方向に成長・適応していけるような人。
柔軟な人間性をもち、今後の伸びしろに期待できる新卒者を、将来の戦力として迎え入れたいと考えるのです。
具体的に言うと、どのような人材なのでしょうか。
大きく分けて次の5つの特徴を持ち合わせている人が、一般的にポテンシャルの高い新人といえるでしょう。
- 素直な人
- 責任感がある人
- 失敗をおそれず次へ活かせる人
- 明確な目標を持っている人
- コミュニケーションの重要性を理解している人
アドバイスや他人の意見を素直に受け入れられる人は、従来の自分のやり方や考えに固執してしまう人と比べてその分早い成長が期待できます。
責任感は、言い換えれば「プロ意識」ともいえます。
失敗をしても原因分析や再発防止につとめられる人間は、失敗から学び次へ活かせる人材ですよね。
明確な目標を設定できる人は、都度それに向けて積極的に行動できる人ですから
企業にとって必要な実行力を兼ね備えた人材となるでしょう。
また、どんな仕事も、人間と人間のやり取りだということを意識して、コミュニケーションがとれることが大前提ですよね。
知識やスキルが不足していても、このような伸びしろを持った人材を採用することは
「ポテンシャル採用」と言われています。
しかし、労働力不足の現在では、
外資系企業、ベンチャー企業のように
新卒から即戦力を求める会社も多くなってきました。
では、現在メルカリを含めて、急成長を遂げている企業では、
新卒採用者にどのような能力を求めているのでしょうか。
- 理系・文系を問わず幅広い教養と理数系基礎を持っていること
- 文化・社会の多様性を理解できる価値観や柔軟な発想力を持っていること
- 主体性をもって問題解決に取り組める積極性と行動力
変化の速い時代において、従来のように専門知識だけでは、体制や仕組みが追いつかないのが現状です。
単にITスキルを身につければ良い、というものではありません。
例えば、自分の専門分野の知識や技術と
まったく違う分野の知識と技術を結び付けて
新しいものを創造したり、問題解決する仕組みをつくることが、求められているわけです。
文系でプログラミング就職に役立つ?無償で学べるCODEGYM Academy
文系であっても、理系基礎や一定のITスキルを持ち合わせていないと
生き残っていけない世の中なんて、現代の若者にとって非常に過酷な状況です。
しかし、そんな状況に負けず、文系の学生でも足りない要素を自主的に学ぶ人が大きく増えています。
このようは時代に素晴らしい教育支援プログラムがあるのをご存じでしょうか。
それが【CODEGYM Academy】です。
CODEGYMは、アプリ開発やプログラミング基礎を学び、エンジニア業界への就労支援をする
学習サービスです。
もともとは対面授業を行っていましたが、コロナウイルスの感染拡大の影響で
現在はすべてオンライン授業になっています。
このサービスの素晴らしい点は2点あります。
まず一つ目に、コロナ緊急学生キャリア支援として
無償でプログラミングを学べるチャンスを提供している点(定員1,000名)
コロナウイルスの感染拡大で、学生のキャンバスライフは激変しました。
学びの機会を失ってしまった学生がたくさんいることに注目したCODEGYMは、スポンサー企業を募り、1,000名まで入会金・授業料を無料としたのです。
4ヶ月で約400時間(週25時間)の授業を受けられます。
Webプログラミングの基礎から実践課題、グループワークも行います。
さらに就職活動の支援まで!これが無料だなんて素晴らしすぎますよね。
さらに、このプログラムの素晴らしい点はもうひとつあります。
「ピアラーニング」といって、受講者同士でデスカッションしたり教え合ったり、など
みんなで問題解決をする授業が含まれている点です。
いくらスキルを学んだとしても、ビジネスシーンではコミュニケーション能力がなければそのスキルを活かすことができません。
ピアラーニングは、そのコミュニケーション能力を磨く授業でもあるのです。
CODEGYM Academyのサイトをのぞくと、
文系学生や他業種からの転職者など、さまざまな境遇の人が高いモチベーションで学んでいることがわかります。
興味がある方は、是非いちどCODEGYM AcademyのWEBサイトをご覧になってください。
まとめ
いかがでしたか?
メルカリってフリマアプリの会社でしょ?なんて思っていた方はメルカリへの印象がガラッと変わったのではないでしょうか。
実をいうと私もその一人です。メルカリって意外とアヴァンギャルドな企業なんですね。
新卒に求められる能力、転職者に求められる能力はテクノロジーのように日々レベルアップしているように感じます。
あなたの価値観にマッチした、前向きに働ける企業に出会えると良いですね。